安松幼稚園の教育の根本
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子供の実態と発達段階に基づいて
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幼児期は、白いキャンバスであり、つきたての柔らかい餅のようです。
そして感度のよいアンテナをもっています。
すなわち五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)が、鋭敏に働きます。
この時期に、- 美しい花や好きな虫などの本物を見せます。
- よい話をたくさん聞かせるようにします。
- よい絵本に出会います。
- 友達や先生と、とことん遊びます。
このような交流を通して、自然との触れ合い、人と人とのつきあい方、周りに対する優しさ等々を学んでいきます。
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各家庭では日本語を教えたという意識はなくとも、赤ちゃんが自然と言葉を覚えるように、幼児期は適当な環境が周りにあれば、自分から学び取っていく力を持っているのです。
アフリカのサバンナで産み落とされたシマウマなどの草食動物は、誕生後 1時間で走り出すことが出来ます。でないと、ライオンなどに食べられてしまうからです。 それ反して人間は、よちよちと歩き出すまでに約1年もかかります。これらを対比して分かるように、シマウマが1時間で走り出す能力に匹敵するものが、乳幼児期の、周りのものを真似し記憶する力なのです。 幼児期の「周りのものを真似し記憶する能力は限りなく高い」という特性を、教育の中で利用しない手はありません。 そしてこの能力は、小学校の中高学年頃から徐々に衰えていきます。 - ●
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乳幼児期の、周りを真似し記憶する能力は、私達大人の何倍ものレベルです。
これらから、大人にとっての“物事の難易”と、子供にとっての“難しい、易しい”は異なるのです。
それ故「年齢が高くなるにつれて学ぶことが容易になる」というわけでは全くありません。物事には、年を重ねてから学ぶ方が難しくなることが多々あるのです。
子供は、周りを真似し記憶する能力は限りなく高く、好奇心も旺盛な知りたがり屋なのです。
安松幼稚園では、「教育内容は大人が頭で作り出すのではなく、子供の発達段階・実態にあったものでなくてはならない。」という考えに立ち、教育課程・教育内容を設定しています。
幼児の実態や発達段階を大切にした教育とは、教え込むのではなく、子供から引き出すのです。生活や遊びの中で、先生との触れ合いを通して、運動・音楽・絵画造形・言語・数・自然など色々な分野の情操や知識を 楽しみながら身につけていきます。
保育内容
幼児教育においては、断片的な知識を与えるより、幼児それぞれの感性で物事を受け止め、自分の気持ちを表情に表し、表現出来るようにすることがとても大切です。
体育 | 強い心とたくましい体を |
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音楽 | 表現力を豊かに楽しく 合唱・・・いい顔、いい声、いい心 色々な新聞・テレビに10回程度紹介されています |
絵画・造形 | 豊かな想像力と表現力を 子供二科展に毎年のように入賞 |
古典 | リズムのよい論語・吉田松陰の言葉・和文に触れ、生きる力を |
俳句 | 感性豊かに 新聞・テレビに多く紹介されました |
言語・文字 | 国語は日本の文化そのもの |
数・自然・社会 | 考える意欲と力を |
行事紹介
行事を通して、物事を成し遂げたという達成感と喜びを味わわせたい
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春秋の遠足・七夕祭り・プール遊び・お楽しみお泊り会行事 などの様に、とことん遊んで「あ~ 楽しかった!!」という行事が多くあります。
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それと共に、お楽しみ音楽会・運動会・生活発表会 などの行事を通して、
- 友達と協力して心を一つにすること
- 力の出しっ切り
- 物事を成し遂げるためには辛抱して我慢しなければならない時もあること
- その結果 物事を成し遂げたという達成感や喜びを味わうことが出来る 等々を
しっかりと経験させてやりたく思います。
これらの経験が、困難・障害を乗り越え 積極的にたくましく生きていく素地となります。
尚、上記以外の行事としては、授業参観、個人懇談会、誕生会などがあり、お母さんをはじめとする家族の方と園児との心温まる場となっています。
1学期
4月
- 入園式・進級式
- 教育懇談会
5月
- 鯉のぼり(子供の日)
- 園医による健康診断・歯科検診
- 尿、蟯虫検査
- 春の遠足1
- 春の遠足2
- 春の遠足3
- 授業参観
6月
- 持久走・50m走記録会
- 給食試食会
- 個人懇談
- お楽しみ音楽会
- 避難訓練
7月
8月
- 夏季保育
- お楽しみお泊り会(年長)
2学期
9月
- ぶどう狩り(年長)
- 授業参観
10月
11月
12月
3学期
1月
- 出初め式
- 泉の森コンサート
(年度によります)
2月
3月
- ひな祭り
- お母さん方による絵本の読み聞かせ
- マラソン大会
- お別れ縦割りランチ
- 卒園式
- 年長児お楽しみ登山
(希望者:和泉の山を約16km歩きます)
- 他にも誕生会が、各クラスにつき年に4回あります。4月・8月を除き、ほとんどの月で開催されています。
- 研究授業は、年に22回程度あります。