お母さんからのお便り
安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います
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記事カテゴリ:卒園にあたって
あの日あの時間 子供からのプレゼント(卒園にあたって)
卒園までいよいよあとわずかとなりました。
初めて不安そうにバスに乗り、バイバイもそこそこに登園していったあの日からはや三年…。本当にあっという間でした。
年少・年中・年長と同じ行事をしてきても、この“年長”という一年は、精神面の強さ・集中力に驚き、そして喜び感動の連続でした。
6月の音楽会「我は海の子」「愛の星地球」では、桃組みんなの優しい気持ちがひとつになった歌声が深く深く心にしみわたり、なんとも言えない程 感動しました。
運動会では、高い跳び箱に果敢にチャレンジする姿、歯をくいしばりリレーする姿、そしてあの大観衆を前に物おじせず鼓隊行進し 指揮・演技する姿……、自分の子供とは思えない程 ひと回りもふた回りも大きく見え、鳥肌が立ち子供の成長を強く感じました。
1月の泉の森コンサートにおいては、104人全員が体全体で真剣に歌う姿勢はまさに三年間の集大成とでも言うべく、“威風堂々”という言葉がぴったり!!でした。
今になって思うことですが、あの日あの時間 私は母と共に同じ歌を歌い、聴き、同じ涙を流し…、普段なかなか一緒にゆったりと過ごす時間がない私達にとって、何か子供から“一生に残る母とのひととき”をプレゼントしてもらった気が致しました。本当に本当に素敵な時間でした。あのような場を提供下さり、ありがとうございました。
他にも参観日、生活発表会、お誕生会など どれをとっても、先生子供達とも一生懸命真剣に向き合う姿が印象的でした。
この前も綱引き大会が終って2,3日たっていたにもかかわらず、根来先生のお声がかすれているお姿を見て、「あぁ、先生がここまで真剣に声を出してやってくれるからこそ、子供達も自然に嬉し涙や悔し涙が流せるんだなぁ」と。そんなすばらしい涙を流せる心、いつまでも持ち続けてほしいものです。
だらだらと書いてしまいましたが、三年間 子供の出来る所 出来ない所、いろいろ励まし見守り伸ばして下さり本当にありがとうございました。深く深く感謝致します。
これからも子供は“安松魂”を持ち続け、いろんな所で発揮してくれるものと思います。
平成16年3月14日
園長先生の話は私の姿を映し出す鏡(卒園にあたって)
いよいよ卒園です。本当に早かったです。
振り返ると、泣き虫から始まった園生活でした。
朝、園の玄関で「ママと一緒にいたい」と、シクシク涙を見せていた瑞葉でしたが、「早く幼稚園に行こう」と毎朝 急がすようになるまでに、そう時間はかかりませんでした。
3月生まれと言うだけで、何をやっても遅いのではないかと子供を信じてあげられなかった私ですが、そんな不安が消えるのにも時間はかかりませんでした。
子育てに迷い悩んでいる私たち親に、園長先生や諸先生方が本音で真剣に語り合い励まして下さったからだと思っています。
私にとって授業参観のあとの教育懇談(理事長注)は、とても大切な時間でした。日々の生活に追われ、ついつい「まあ、いいかぁ」と思いがちになってしまう甘えた心を、園長先生の話を聴くと必ず自分を反省することが出来たのです。そして何より子供達を見ると、この子供達をしっかりと育てたいと思い、それには私がしっかりしなくてはいけないといつも思っていました。
無責任な自由がまかり通っている中で、安松幼稚園は違っていました。善悪の判断、努力、優しさ、挑戦、辛抱、色々なことを教えて頂きました。心も体も大きく成長した子供。これからも大きく正しく成長できるように、そっと手を貸してあげられる親でありたいと思っています。
その成長には安松魂がきっと応援してくれると思います。園長先生、諸先生方、本当にありがとうございました。どうぞお体を大切にして下さい。
(理事長注; 教育懇談とは? 授業参観のあとホールで、約300人の保護者に対して、園長先生が教育について日頃考えておられることや保護者の悩みに対して、具体的に色々と話されます。保護者にとって耳の痛い話も混じりますが、大いに参考になるということで、卒園されてからも聴きに来られる方もいます。)
比較して決めて大正解…大きな精神面での成長
(卒園にあたって)
三年間、本当にありがとうございました。あっという間の三年間でした。俊紀にとって とても充実した貴重な時間だったと思います。
今では、幼稚園を選ぶ際 沢山比較し考えて決めて大正解だったと思います。体の成長ばかりか 精神面でどれほど成長したかわかりません。根来先生が最後の授業参観の時、「子どもの心の底辺の部分に幼稚園で培った安松魂が、これからを必ず支えて行ってくれます。」と おっしゃいましたが、私もまさにその思いで一杯です。これからの俊紀の支えとなってくれると思っています。
「子は先生次第」だと、この三年間つくづく感じました。また自分も「子は親次第」ということをこれからも忘れず、子どもと共に成長していきたいと思います。以前安井先生の話の中で「食卓の中で歴史を語り合って下さい」とありました。私も大学で歴史を専門にしてきましたが、そのような考えは思いつきもしませんでした。しかしあれから子どもと話をしたりテレビを見たりと、歴史に触れることが沢山在ります。日本を世界を常に意識する人になってほしいと思います。
本当にこの三年間で、親子共々勉強になりました。楽しくすばらしい体験がたくさん出来たと思います。
書きたいことは山ほどありますが、感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
様々なコメント(卒園にあたって)
三年間 お世話になりました。
入園した頃は泣いてばかりいた我が子もいつしか、大勢の友達や先生に囲まれて園生活を楽しんでいました。
その笑顔を見ていると、子供にとって充実した三年間だったんだと実感しました。それは人間としての骨太なところを育てるという園の徹底した教育方針と先生方の温かいご指導のおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。
親子共々、たくさんの思い出を作ることも出来ました。
本当にありがとうございました。
年長桃組 北浦あゆみ
三年間お世話になりありがとうございました。
芽生え教室もいれると四年間、長いようであっという間に過ぎた日々でした。
卒園を前に、縄跳びの黒リボン(理事長注;縄跳びの色々な飛び方や回数に応じて、それぞれの色のリボンを縄に結んでいきます)がついたことが嬉しかったらしく、その日には「あのなぁ!!、黒リボンついたでぇー!!」と、バス停から家に着くまでの間に教えてくれました。運動は得意でないし、家では縄跳びで遊ぶことはないので、幼稚園で練習していたのかと意外でした。
きっと幼稚園には、子供に挑戦していく喜びを植え付ける力があるのでしょう。誇らしげに縄跳びを持って先生と写真に写った縁の顔を見て、頼りなく泣きそうな顔をしながら通い始めた年少の頃を思い出しました。本当に大きくなったなぁと…。
そして縁が「園長先生のほっぺた触らせてもらったけど、すべすべでとてもやわらかかったよ!」と嬉しそうに恥ずかしそうに教えてくれました。
最近は言いたいことも言い、強くなりました。以前に比べて…。
これも全ては、園の先生方やお友達の良い刺激があったからこそです。
本当にどうもありがとうございました。
年長桜組 喜多清子
三年間、本当にありがとうございました。
入園前は一歩家の外に出ると片時も私のそばから離れることが出来ない瑞季でしたが、本当にたくましく成長してくれました。
縄跳びや逆上がりに夢中になっている様子は、入園前には想像も出来ませんでした。内弁慶で恥ずかしがり屋な所があり、自分から先生に話しかけることは少なかったと思いますが、いつも幼稚園も先生も大好きだと言っていました。これからもこのまま元気に大きくなって欲しいと思っています。
本当にお世話になり、ありがとうございました。先生方もどうぞお元気で!!
年長桜組 加藤彰子
明日はいよいよ卒園式。「桜組の友達と遊ぶのも今日で終わりやねん…」と、少し寂しそうに話していた美佑、そう思う心に「また成長したなぁ…」と感心している母です。
入園当初は泣いて泣いて どうなる事かと心配もしましたが、今となっては すっかり安松っ子!!
園生活、色々な行事を終える度に感じる成長…。思い出がたくさんあり過ぎて書けなくなるほどです。
園長先生はじめ諸先生方には大変お世話になり感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
年長桜組 藤井英美
本当に年長の一年間は感動させられることが多かったと思います。
大きく成長した我が子を見て、ここまでご指導頂いた事を本当に感謝しています。
年長桜組 西浦香織
入園決定時の心境について
2年間どうもありがとうございました。
年中から入園させて頂いたTにとっては、本当にあっという間の園生活だったような気がします。
思い返せば2年半前の入園願書提出の頃、見学させてもらっていた〇〇の幼稚園にもうひとつピンとくるものを感じていなかった私は、ウワサにのぼる安松幼稚園というものをどうしても自分の眼で確かめてみたいものがありました。
はたして園の基本方針はどんなものだろうと……。
一晩並んでようやく願書を手に入れ、園長先生のお話を聞かせていただきました。その時ピンとくるものを感じました。
「この幼稚園にぜひ友美を通わせたい」と…。
自由・のびのび教育の言葉のもとに、先生がお話ししている時によそ見などして聞かないということも自由というのでしょうか?
悪いことをしても悪いことと叱らず、すき放題させることがのびのびさせるということなのでしょうか?
子供なのだからいいよ。無理しなくていいよ。好きにしていいよ という 何か自由にのびのびという本来の意味をはきちがえた最近の風潮に疑問を抱いていました。
安松幼稚園は集団生活における躾、けじめを大切にしています。それはごく基本的な当たり前のことだと思います。
しかし実際にはこの当たり前のことを行うことがどれだけ大変なことか…。
子供1人1人と向きあいながら しっかりと受け止めて下さっている先生の姿を拝見し、「友美をこの幼稚園に入園させたい」「こんなにも子供のことを大切に育んでくれる幼稚園はそうそうないのでは」
私はもう迷うことなく入園願書提出を決めました。そしてあの日から今日の日まで先生方やお友達からどれだけの感動をいただいたことでしょう。子供をしっかり見つめて下さり、時には 厳しく叱ってくださり、時には 一緒に泣いて下さり 抱きしめて そして ほめる時はいっぱいほめて下さり 子供と笑って下さり、先生皆が1人1人を知っていて下さり 父親母親の顔までもきっちり覚えていて下さり これだけ安心して子供をおまかせできる幼稚園は他にはないと思います。
そういった園長先生や先生方の教育にとりくむ姿勢に、親としても時として日常の忙しさに流されるままの育児にどれだけ活を入れられ励まされたことでしょう。
私はだれに聞かれても、子供が安松幼稚園に通わせて頂いたことを自信と誇りをもって言えます。そしてこの幼稚園のすばらしさもです。
未熟な人間が1人の人間を育てる――そんな大それたことはできないと子供を産むことをためらっていました。「育児は育自」という言葉を聞き親となる決心をした私にとって、子供と共に学ばせていただいた2年間は大切な心の財産だと思っています。
親子ともども これからの人生の中においても 学んだたくさんのすばらしいことをしっかりと心に刻み、成長の糧としたいと思います。
本当にどうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。
自 然 と 身 に 付 く (卒園にあたって)
主人は仕事で遅く、子供と3人でいることが当たり前であった毎日から集団生活に飛び込んだ子どもたち。
私が初めて驚きを感じたのは、最初の参観日でした。
入園式のときはあんなに教室の中で何度も何度も私のいる後を振り返り、泣きそうになっていた我が子が、ピシッと手を膝の上に置いて、まっすぐ先生の顔を見て集中して話を聞いていた姿を、今でもはっきりと覚えています。まだ入園して一ヶ月も経っていないのに「すごいなぁー」と思い、3歳の子でも先生の指導次第で、人の話を聞く力と集中力を自然と身に付け、ここまで成長できるんだと思いました。
それからの日々の保育や色々な行事が行われるたびに先生方の一生懸命な姿にあらためて感謝しています。
上の子はこの春3年生になりますが、小学校にあがってずっと思っていることは、安松幼稚園で教えていただいた物事の良し悪しが分かる子供に育っていることが母親としてとても嬉しく思います。そして優しい心、それと逆境に強い心をこれからも保っていくことを願っています。
私自身が学びそして変わりました (卒園にあたって)
私がこの幼稚園に上の子(N)と共に入園してから、5年の年が過ぎました。
当初2年間は、毎日無我夢中で、あっという間に卒園でしたが、下の娘(H)との3年間は、毎日しっかりと足を踏みしめて歩めたと思います。
何事も前向きにチャレンジする精神力、自分の事ばかりでなく人に対しても気配りできる優しい心、年少から年長の全園児で過ごした時間の中で、日々変化する我が子の成長をしっかり感じる事ができました。
5年前、N(上の子)が入園する際にお聞きした園長先生のお話で「この子たちが3歳4歳であれば、お母さんも3歳4歳なんですよ」の一言が、私の子育ての歯車になっています。
カーッと感情的にすぐなる私をハッ!と思わせる一言・・
「自分も母親になってまだ〇年・・ちっともエラくない!!
初めての事はできないのは当たり前、それを教え導くのが親の役目・・」と、何度も自分に言い聞かせてきました。
子供と先生との会話のやりとりをH(上の子)から時々聞いては、親子のコミュニケーションの大切さを身にしみて感じました。
個人の持つ可能性を上手に引っ張り出して、グングン伸ばしていって下さった安松幼稚園の先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。
私自身が、この幼稚園でたくさんの事を学びました。
もしここに入園していなかったら、私も今、こんな自分じゃなかったかもしれない。とんでもない身勝手な母親になっていたことでしょう。
これからの親子で歩む永い人生の中で、本当に充実した貴重な時間を過ごさせて頂いたと思います。
上手く表現できないんですけど、子供と共に安松幼稚園で過ごした5年間をずっと胸に、しっかり歩んでいきます。決して無駄にすることなく・・。
本当にありがとうございました。