お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

安松幼稚園で 親子共に成長

令和元年10月
安井先生が「適切な負荷をかけ それを乗り越える力をつける」と
よくおっしゃっていますが それをやり切った達成感は  自己肯定を
確固たるものとし それがやる気や  豊かさ  優しさという人間力となり
人生を向上させ  生き抜く力となっていくことを深く知り
年長梅組 廣尾悦子

松浪先生へ
 いつもお世話になりありがとうございます。
先の運動会では、感動をありがとうございました。
先生から、毎日練習を頑張っていますよ! と聞いていたものの、いざ本番となるとドキドキが止まらず、子を思う親の気持ちを体験させて頂き、これもまた感謝です。
 運動会では、大和がトップバッターという順番がありました。その姿を見ていて、私は今までとんでもない勘違いをしていた事に気がつきました。
それは「できる」ということについてです。私の人生において「できる」とは、誰かの後に続いてやれば「できる」。安松にいれば「できる」ようになる。というような誰かに依存した「できる」で、逃げの「できる」というものでした。
 先頭に立ち、やり始め、そして「できる」を披露していく。運動会での勇敢で自信にあふれた大和の姿に、深く感動しました。
そして私が味わったことのない達成感を、深い悦びとともに、今6歳である大和の心身に染み込んでいっているかと思うと、すごくうらやましく思いました。
 初めて幼稚園の見学に伺った時、藤本先生が子供への励ましのお話で、「私はできる! やればできる!」と、何度も言っていたことを思い出し、その時、こんなに自己肯定を養ってくれるのは素晴らしい幼稚園だと思いましたが、私が思っているそんな浅いものではなかったと思い知らされました。
 運動会の夜、「今日は大和がお皿洗うなー ほんでお風呂も洗うわ!!」と、清々しく言ったのには驚きました。
 安井先生が「負荷をかけ、それを乗り越える力をつける」と、よくおっしゃっていますが、それをやり切った達成感は自己肯定を確固たるものとし、それがやる気や豊かさ、優しさという人間力となり、人生を向上させ、生き抜く力となっていくことを深く知りました。
 私も安松に入って幼少期を過ごせたら良かったのに…と思っていましたが、息子たちのおかげで、私も人間力の大切な部分を学ばさせて頂けていることに感無量です。
 跳び箱8段を跳べた喜びと安堵の中で、後日、スタート位置を、大和にあうように、2歩ばかり下げてくれたという話を聞いた時には、「え!!」と時が止まりました。松浪先生のその観察力、主人や一緒に見学してくれた友人にその話をし、本当にすごい先生やなぁと、みんなが驚き感謝しています。
 大和は年少の時 幼くて、行動がみんなよりワンテンポ遅いことに気がつき先生に相談しました。その時も先生はしっかり見てくれていて、「本人は『大和もしますか?』と聞いてきます。状況を観る力があります。大丈夫ですよ、お母さん。見ていきます」と。
先生のその言葉を信じ、ここまできました。私は本当に心から松浪先生を信頼し尊敬しています。
 運動力があって跳べた8段ではなく、そこにたどりつくまでの大和の成長を見守り、いつも全力で支え指導して下さっている松浪先生に、心より感謝申し上げます。

令和元年11月
クラス委員をさせて頂いて特に感じたのが  先生方・保護者の方
皆さんが  とても明るく情熱があり  活き活きとされていること
そんな恵まれた環境の安松幼稚園で
親子で成長させて頂けて  本当に感謝だねと  夫婦で話し
年中ばら組 平井 綾

新居先生へ
 10月の大きな行事である運動会と安松ファミリーの集いが無事に終わり、本当にお疲れ様でした。
ホッとしていると共に、息子の安松幼稚園での時間も折り返し地点に入ったのだなぁと、少し寂しい気持ちもあります。

 今年は、私がクラス委員をさせて頂いた事もあり、去年にも増して親子共々お世話になり、本当に有難うございます。委員として行事に参加させて頂いて、去年は見えてこなかった沢山の「気づき」がありました。
 その中でも特に感じたのが、先生方・保護者の方・皆さんがとても明るく情熱があり、活き活きとされている事です。
参加者全員(大人)が素直に全力を出す場というのは、探しても案外なかなか無いと思います。そんな恵まれた環境の安松幼稚園で親子で成長させて頂けて、本当に感謝だねと夫婦で話しています。

 また年中さんになってからの友は、更に園での生活を活き活きとエンジョイしており、母としては本当に嬉しい限りです。(^o^)
新居先生には、息子の褒められると張り切る性格を見抜き、上手にその気にさせてグングンと伸ばして下さっています。時には、叱ったり変顔をしたりのユーモアとメリハリのある授業も楽しくて仕方ない様です。
 運動会でのパラバルーンやかけっこをする息子の表情は自信に満ちており、特にかけっこでは、正直なところ、もっとドタドタと鈍くさい走りをするんだろうな~と思っていたのが、キリッとかっこよく走れていたので、「え? 今の友? うそー!?」と、夫婦で息子の走りを見逃してしまいました(笑)。
後で息子に聞いたところ、「新居先生がな、腕をしっかり振りましょう。そうしたら、もっと早く走れますよって言ってたからな、僕、頑張ったねん」と、言っていました。
運動会を見に来ていた祖父母も「本当に友は、年中さんで成長したな。」「先生達を見ていると、子育ての参考になるところが沢山あるな」と、申しておりました。

 少し前の話になりますが、夏休みに「泣いた赤鬼」の絵本を読み聞かせていた時のことです。
最後の青鬼が赤鬼を思って旅に出て手紙を残す場面にて……。ふと息子の顔を見ると「青鬼さん、いなくなったんやなあ。優しいなあ。でも寂しいなあ……」と言いながら、涙をポロポロ流していました!!
私は本当に驚かされ、安松幼稚園での生活で確かにお友達の大切さを学び、安井先生の仰る情緒を身に付けてきているんだなぁと感動しました。

 乱文ですが、とにかく友の成長を家族で喜んでおり、先生方の熱意に感謝しております。
本当に本当に有難うございます。
そしてこれからも、どうぞ宜しくお願い致します。