お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:年少さん年中さん この1年を振り返って

平成23年3月
本 当 の 先 生
年少うさぎ組 大内美恵子

松浪先生へ
一年間大変お世話になり、ありがとうございました。
この一年、環奈は幼稚園が大好きで、幼稚園生活を本当に楽しんでいました。それも松浪先生を始めとし安松幼稚園の先生方全員が、いつも熱意と愛情をもって接して頂いたお陰だと思います。
話は変わりますが、先月の最後の授業参観、とても楽しい授業をありがとうございました。楽しみながらひらがなを勉強できるように工夫されていて、子供達は幸せだなぁと感じました。
家に帰ってから環奈に、「いつもあんな楽しいことしてるの?」と聞くと、「そうや~。いいやろ。」と自慢げに言っていました。
また少し前になりますが、環奈のお誕生日当日には、教室中をおんぶして回って下さったことを環奈から聞き、先生の愛情を感じとても嬉しく思いました。ありがとうございました。
そして環奈について心配な事を先生にお聞きすれば、いつでも丁寧に教えて下さったことや、健康面においてお願いすることがあると、きちんと気にかけて下さったこと、とても感謝しています。
先生方が愛情を持ちながら、凛とした姿勢で子供達に接している様子を目の当たりにして、「本当の先生」というのは、こういうものだなぁと感じました。
私は、環奈が物心ついた頃からずっと、子供をどのように育てるのが子供の将来にとって良いのだろうかと悩んできました。
環奈がまだ小さかった頃、私の子供への態度をみた祖父母から甘やかしていると言われました。ちまたでは、子供をしからず自由にやらせることがいいように言われています。
何が本当に子供にとっていい事なのかと悩んできましたが、安松幼稚園に入園し、理事長先生や松浪先生のお話を聞くにつれ、答えが見えてきました。
先生方の様に、愛情を持ちながら甘やかすことなく凛とした姿勢で子育てが出来るよう、努力していきたいと思います。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

理事長注:
子育てについての解答、もう見付けられましたね。
あまり難しいことではなく、大人であっても子供であっても、人として良いことはよいいけないことはいけないのです。その観点で、褒めて注意すればいいのです。
幼い時に我々大人がそういう基準を伝える事によって、子供達は、善悪の規範・人としての勇気や優しさを身につけていきます。親や先生の責任は、幼い時にこそ、そういう価値観を伝えていくという所にあります。
もちろん年齢により、伝え方や接し方に多少の違いはありますが、大きいところでは変わりません。
理事長エッセイ H23.1.1 子供中心主義・児童中心主義の終焉を願って
並びに     H22.1.1 混迷の日本 No.2 教育について考えるをお読み頂ければありがたいです。

平成23年3月
「幼稚園イヤ!行けへん!」から「はよ行かな!」に大変身
年少りす組 田中千尋

出原先生へ
一年間ありがとうございました。
入園直後は、「幼稚園イヤー!!!! 行けへん!!!!」 と泣いて私の足にしがみつき、私も心が折れそうになり、“こんなに嫌がってるのに、無理矢理いかせるべきか?”など色々悩みましたが (^_^;) 、今では、発熱で欠席の時も、「バス遅れるから、はよ用意して行かな!」 「体操見学するのイヤ」と言うようになり、まさかこんなに幼稚園を好きになってくれるとは思いませんでした。
これも先生の適切な言葉が+けや、他の全ての先生方が暖かく見守って頂いたおかげと思っています。
家ではあまり園でのことを話さず、みんなと仲良く遊んでいるんだろうか??と不安に思う事もありますが、体操教室の見学に行った時、全く知らない年中や年長さんから、「りょーせい君のお母さん、バイバーイ」と元気よくたくさんの子が挨拶してくれるので、そんな不安も飛んでいきます。
春から年中になり、また他の先生が担任になられたとしても、諒生を見かけた時は、また成長を見守って頂きたいと思います。
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

平成29年2月19日
この1年子供の成長は計り知れず
― 子供を通じて親である私を成長させてくれていると感じ ―
年少きりん組 山下小百合

小早川先生へ
柚花が入園してから早いもので、1年が経とうとしています。
初めて入ったきりん組の教室で、小早川先生が柚花の胸に名札を付けてくれている光景が昨日のことのように思い出されます。
小早川先生を始め先生方には、この1年、温かく、時には厳しく見守って下さったことに感謝しております。ありがとうございました。
入園するまでは、ほとんど自宅で親子だけの生活をしていた為、当初は集団生活等新しい環境に戸惑うこともありました。
しかしこの1年、子供の成長は計り知れず、行動や言動に驚かされることもしばしばで、逆に私が考えさせられたり、園での生活や先生方の教えが、子供を通して親である私を成長させてくれていると感じるようになりました。
また参観日や発表会では、頑張る子供達に涙することももちろんですが、私は、これまで子供達が大勢の前で発表できるまでにされた先生の懸命の指導を垣間見、発表の日、子供達と一体となり堂々とタクトを振る先生のお姿に感動をしておりました。

 小早川先生は初めての年少ご担当ということでしたが、柚花は「小早川先生に『大好き』と言ってもらってギューってしてくれたの」と、いつも嬉しそうに言います。
親と同様の深い愛情を持って子供を育てて下さり、本当にありがとうございました。
これからもお世話になることが多々あるかと思います。
どうぞよろしくお願いします。

平成23年3月
この子が一生懸命やるのは
先生が一生懸命に向き合ってくれているから
年少うさぎ組 石山貴子

松浪先生、森下先生へ
うさぎ組の一年間、温かく見守ってご指導頂きありがとうございました。
すごく人見知りで恥ずかしがりやの子が、入園して間もなく誕生会で、多くの人前で大きな声で名前を言ったり歌ったりするのを見て、とても感動したのがたいへん印象に残っています。
一生懸命な姿に、あんなに恥ずかしがりやな子がと、涙が出そうでした。
この子がこんなに一生懸命やれるのは、先生が同じくらい一生懸命に向き合ってくれているからだと頭の下がる思いでした。
先日弟の病院についてきた時、検温の後、熱で泣く弟を私があやしていると「いしやまです!」と、体温計を受付に持って行ってくれたのに驚きました。お姉ちゃんの優しさも育ってきたようです。人見知りのあの子が、どれだけドキドキしたことでしょう。
「こんにちは」「ありがとう!」「はい!」の返事なども、最近はすーっと口から出るようになりました。
当たり前の事なのですが……優しさ・挨拶などといった人として大切な事を自然にできるようになり嬉しく思います。
まだまだ引っ込み思案な面もある子ですが、誕生会で頑張っていた姿に、この子なりの成長を感じ、また年中さんの一年間、どんな風に変わってくれるか楽しみです。
どうかよろしくお願い致します。
感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

平成23年3月
や る 気 満 々
― バス待ちの間に縄跳び頑張るから
園まで迎えに来ないで ―
年中ばら組 浜崎浩枝

清水先生へ
 いつもお世話になり有難うございます。
本当にあっという間の1年でした。
安松幼稚園そして清水先生が大好きで、行くのを嫌がった事が全くありません。
家には無いとても魅力的で楽しい事が沢山あるのでしょう。
だからこそ、精勤賞が貰えたのだと思います。
 園でのことは自分からはあまり話しませんが、随分周りの様子などを感じるようになってきたようで、出来事やお友達のことを話すようになりました。
身の回りのことも随分出来るようになってきました。
 今日(3/21)雨がやんだ夕方に、縄跳びの練習をしました。途中でちょっとしんどがりましたが、何とか頑張ってうまく飛べるようになってきました。少し自信がついたようです。
明日(3/22終園式)はお迎えに行く予定だったのですが、どうしてもバス待ちの間に縄跳びを頑張りたいからお迎えに来ないでと言われました。
やる気満々です。
子供の頑張りたいという気持ちを尊重して、お迎えを取りやめ、「バス待ちの時間に頑張ってきてね」と励ましました。
バス停まで迎えに出て、とにかく頑張って縄跳びをして帰ったら、褒めてあげようと思っています。(理事長注:その頑張りが花咲いて、水色リボン:片足跳び10回交代30回:がつきました)
 こういう気持ちを年長になっても、ずっと持ち続けて欲しいものです。
一年間どうも有難うございました。
そしてこれからもよろしくお願い致します。

平成23年3月
悪い時はきちんと叱って下さり
出来た時は思いっきり誉めて下さる
年中ゆり組 吉木公美子

金子先生へ
 1年間大変お世話になりありがとうございました。
この1年間で「ことちゃん、かわったなぁ~ 落ち着いたなぁ~」と、色んな人から言われます。
 本当に負けん気が強いのに打たれ弱く、出来ない事があると涙し、八つ当たり……
そんな性格だった琴音がこの1年を通じて、「できなくて涙しても何にも解決しない。やるしかない!」と、自分で少しずつ気持ちの切り替えが出来る子に育ってくれていました。
それはきっと、金子先生やその他の先生達がすごく励まして、我が子のように琴音の性格をも理解して下さっているように、一生懸命向き合って下さっているおかげだなと感謝の気持ちでいっぱいです。
 時には「今日は金子先生に叱られたねん。」と話してくる事もありました。
私は「どうして叱られたの」と聞くと、「私がこうしてこうしたから、それはダメ、次はこうしましょう……」って。
年少時には「叱られたけど、何で叱られたか泣いて忘れた……」とか、「泣いてたから分からない」とか、叱られた事を受け入れることがなかなか出来なかったのに、今では自分の悪かった事をきちんと受け止める事が出来る子に育ってくれていました。
……少し略……
 そういう気持ちが持てるようになったのも、先生方の悪い時はきちんと叱って下さり、出来た時は思いっきり誉めて下さる。そのメリハリを絶妙のタイミングで行って下さる事が、子供の心の成長につながっているんだと感じています。
 今回、東北地方で起きた大震災の胸がつまる痛ましい報道を見て、琴音を含め、家族で、私達がこうしてみんな元気でいられるのは当たり前の事ではなく、すごく有り難いことなのよと。
 私達にできる事は少しかもしれないけれど、「おかし、おもちゃ、欲しいものをみんなが少し我慢をして、困っている人のお手伝いをしようね。」と話した 時、「わかった」と返事が返ってきて、スーパーに買い物に行くといつもお菓子をつかんでいた琴音は、その話の後からは、「お菓子はダメ! 地震で大変な人 のために貯めておく」と言ってくれたこと、「自分が一番!」って思っていた琴音が、「思いやり」の気持ちを持ってくれた事、嬉しく思い、少しでも復興に協 力出来たらと祈っています。
 話が飛んでしまいましたが、ゆり組さんが大好きで、「今日は~ちゃんと遊んだよ」とか「金子先生にこんな話をしたねん」と嬉しそうに話して帰ってくる笑顔いっぱいの琴音の顔が大好きです。
 家にいても私のことを「先生!」「あっ、間違えた、ママ!」って言い間違うくらい、少しヤキモチを焼いてしまうほど、金子先生が大好きで、ゆり組さんが大好きで、安松幼稚園が大好きな琴音を、これからも見守って下さる事をお願いします。
 ありがとうございました。
感謝をこめて。

平成23年3月
安松幼稚園には一緒に頑張る友達と
それを認めてくれる先生がいる
年中きく組 讃岐美由紀

城野先生へ
 早いもので、今日で年中最後の日になりました……この1年、大変お世話になりありがとうございました。
 そして縄跳びの写真も3枚もプレゼントして頂いて、ありがとうございました。
沢山の先生方に囲まれて、1枚目の写真は嬉し恥ずかしといった表情から、3枚目には、頑張ったよ~!!と、自信を持った表情に変わったように思います。  
 自分の頑張りを認めてもらった、そんな気分でまたまた縄跳びへの熱が上がっています。(笑)  はじめは、3回跳ぶのがやっとだったのに……。
 安松幼稚園に行くと、一緒に頑張れる友達がいて、認めてくれる先生方や仲間がいる事で、本人のやる気にスイッチが入って楽しく頑張れるのだと思います。
 運動神経が良いわけではないのに、たくさんリボンをもらってこつこつ頑張れる人なんだなぁと尊敬してしまいました。
この先、生きていく中でも、目標を持って挑戦する事の繰り返しばかりだと思うので、出来なくて悔しく思う経験や、できた時の喜びや達成感など、縄跳びを通して感じられた菜々美にとってとても良い経験となり、これからの人生の基盤になった経験だと思いました。
ありがとうございました。
 年長さんになったら、前縄跳び100回!! 年少・年中さんに優しくする!! と、張り切っています!!
来年度もよろしくお願いします。
この1年、子供にしっかり向き合って頂き、本当にありがとうございました。
お疲れ様です。

P.S.

昨日の先生の涙を見て、きく組の城野先生とお別れするのが分かったようで、
「城野先生とお別れ、さみしい……大好きやのに……」って言ってました。
菜々美も城野先生が大好きです。

P.S. 昨日の先生の涙を見て、きく組の城野先生とお別れするのが分かったようで、 「城野先生とお別れ、さみしい……大好きやのに……」って言ってました。 菜々美も城野先生が大好きです。