お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:進級を契機として

平成17年4月
先 生 の 一 言 ……自分のことは自分で
年中きく組 亀崎洋子

 藤原先生 いつもお世話になっています。
昨日、帰ってきてからすぐに「先生がね、自分で出来る事は自分でするんですよ。出来ない所だけ、お父さんやお母さんに頼むんですよ。って言ってたー」と言いました。
いつもなら園から帰って来ても、服は脱いだままほったらかしなのに、急に変わりました。ちゃんと脱いで、隅っこに置いているのです。
「洗濯するから置いときー」と言って毎日脱がせてきたので、仕方ないなぁーと思いつつ、ほっていたのですが、変わりました。
朝も、「制服のボタンして下さい。」と、出来る事でも毎日頼みにきてたのが、自分で黙って着替えてきたのでびっくりしました。
先生の一言が、若菜にとっては、すごく成長する一言だったんです。
先生の力ってすごいですね。

平成17年4月
さ す が 年 中 さ ん……子供の誇りを大切に
年中きく組 高師美千代

 藤原先生 いつもお世話になっております。
新学期が始まって1ヶ月がたちました。年中さんになるのを楽しみにしていた妃奈。
最近の口ぐせは「さすが年中さんやろ~」です。
実は先日の教育懇談会の日、嬉しい出来事がありました。
その日の午後、妃奈も一緒に園に行きました。山登先生のお話が終わって妃奈が運動場へ行こうとした時、お母さんの側から離れない年少のお友達を見かけました。妃奈はその子にすーっと近づいて、「○○ちゃん、一緒に遊ぼう!!」と、声を掛けているんです。しばらくして2人手をつないで、運動場へ走っていきました。
園長先生のお話にもありましたが、“黄色い名札のパワーはすごいですね。きっと普段の園生活の中でも、年中さんぶりを発揮しているんでしょうね。
家では、園の様子・お友達の事・先生の事……色々と話してくれます。
つい2,3日前には、「藤原先生は岸和田城(市)に住んでいるんだよ~」と、教えてくれました。思わず、笑っちゃいました。
5月26日は年中さんになって初めての授業参観。また一段と成長した姿を見られると思うと、楽しみです。
私も妃奈と一緒に園生活を楽しんで、母として一つ一つ成長していきたいと思っています。これから1年間、娘共々お世話になります。よろしくお願い致します。



理事長注;

 黄色は年中さんの名札であり、年少さんから進級してきた園児にとっては、大きくなったという誇りを感じる色なのです。
幼稚園の子供達でも、こちらの日常の話の仕方ひとつで、人間としての誇りやプライドを大切にする精神を学んでいくことが出来るのです。
教育の最終目的は子供の自立にあるということに想いを致すとき、子供の精神性を育てることはとても大切なことです。