お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:お楽しみ音楽会を参観・鑑賞して

平成17年6月
遠い空・野の小道・花・島・そして
年長梅組 田中任天

 音楽会、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。
年少・年中の2年間はビデオで見ていましたが、年長の今年、会場に来て実際に見るのとは、やはりぜんぜん違います。
園長先生のおっしゃる通りです。「燃えます」それにプラス「驚き」です。
まず日本に、こんなにたくさんいい歌があるのに驚きました。歌詞につられて、何回も何回も涙が出そうになりました。
次に子供達の集中力と一生懸命に歌う姿には驚きました。
梅組の出番は、最後でした。「夏の思い出」は、パートパートで歌っていましたが、恒成を入れて6人だけで歌うときがありましたね。事前に何も聞いていなかったので、ちょっとびっくりでした。あの透き通った声で堂々としている姿勢を見ると、心にジーンと来ました。
年少の頃、音楽会の練習で注意されて、「先生に怒られるから幼稚園に行くのいや!」と、すねた時を思い出しました。歌い始める前に大きく息を吸って それから歌い始めるということを、先生が教えましたよね。その少し大げさな仕草を見て、思わず涙目で笑ってしまいました。
もうすぐ夏です。いい思い出を残さなければいけないなと、考えさせられました。
遠い空・野の小道・花・島・そして夢。
2年前に園長先生から頂いた手紙の中の「伊藤先生の優しさの中に潜んでいる厳しさが、恒成さんのよい芽を伸ばしてくれるだろうと考えています。」という言葉を、今すごく実感しています。
幼児期の小さい頃に良い先生とめぐり合って、恒成にとっては一生のいい思い出になると思います。
音楽会で子供達は、一つの目標に向けて努力することを学んだと思います。そしてその成果を本番で発揮し たくさんの拍手を得たとき、それまでの辛さが大きな喜びに変わり自信を持って次に進めます。成長していきます。
 本当にありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。


理事長注;
このお手紙には、安松幼稚園の目指していることが凝縮されています。
理事長エッセイ「たかが3歳児されど3歳児――安松幼稚園の子供たち」を、ご覧下さい。

平成17年6月
本当に感動したの一言――娘なりに色々な思いを抱かえて
年長桃組 高木百代

 楽しみにしていた音楽会、思っていた以上に素晴らしく感動してしまいました。
毎日家でこっそり練習したり、「ちょっと聞いててね」と、歌ってみたり。「桃組は上手じゃなかったって…」と、落ち込みながらも「明日は先生がびっくりするくらい上手に歌ってみせるから!!」と、悔しさをバネに頑張っている姿を見て、娘なりに色々な思いを抱えてやっているんだなぁと、思いました。(下の理事長注参照)
「そうや! 今日はだめでも明日またチャンスがあるんだから、今日悔しかった分だけもっと頑張ったらいいんよ! そしたらビックリするくらいの力が出るよ」と、上手くは言えないけれど、私も応援していると伝えてみたり…。
音楽会前日の夜は緊張しているのかなかなか寝つけないようで、大丈夫かなぁ?と思いながらも、「しっかり寝ないと声が出ないよ!」と、ついきつく言ってしまったり。やっと寝た娘の顔を見ながら、「あ~、またきつくあたってしまった…明日大丈夫かなぁ?」と反省してしまいました。
当日の朝どんな顔をして起きてくるのかなぁと心配しましたが、ニコニコしながら「さぁ、今日は音楽会や!! 頑張るね♪♪」と張り切っていました。一安心です。
音楽会が始まり、年少さん年中さんと終わり、いよいよ年長さんです。すごくドキドキしました。
「蛙の笛」も季節感があり良かったのですが、やっぱり「二度とない人生」は最高でした。しっかりと前を見て大きな口を開けて歌っている娘の姿を見ていると、本当に嬉しくて、たくましく成長しているなぁと感動しました。
歌声も、詩を朗唱する声も、しっかりと胸に響いてきました。あれだけの長い歌詞をよく覚えたものだ、すごい!!と思いました。
毎日毎日少しずつ練習して、悔し涙を流したり誉められて嬉しかったり。その努力の成果がしっかりと発揮できた音楽会だと思いました。本当に感動したの一言です。
年長さん全員で歌った「風の街」も、本当に良かったです。年長さんが一つになっていましたね。前の方に座っていたのですが、迫力ある歌声に圧倒されてしまいました。これが安松幼稚園の年長さんなんだ。やっぱりスゴイなぁと感動してしまいました。
主人と義母も一緒に行ったのですが、やはりジーンと胸に響くものがあったと言っていました
義母は娘の歌う姿を見て、「もっともっと長生きしよう、これらもずっと野々華の成長を見ていきたい、元気でいよう」と、思ったと言っていました。「いつもは走り回って遊んでいる姿しか見たことはなかったけど、幼稚園ではこんなに頑張っているんやね。こんなにいい音楽会を見られて良かった。楽しい思いをさせてもらったよ。有り難う」とも、言っていました。「年少さんの歌声にも驚いた、年中さんも上手いね」と、感心していました。
私も、義母に来てもらえて嬉しかったです。「いい幼稚園でしょ!!」と、少し自慢してしまいたいくらいです。
ここまでの力を引き出して指導して下さった先生もすごいと思います!! これからも宜しくお願いします。
素晴らしい音楽会をありがとうございました。最高でした!!
とても読みづらい文章ですが、最後まで読んで下さってありがとうございました。



理事長注;
当園の園児たちは、何事にも一生懸命で非常に意欲的です。高校生のひたむきにクラブ活動に励む精神とまったく同じ精神を感じます。家に帰っての子供たちの言葉にも、やる気満々 これが幼稚園児かと思わされる積極性を感じ、園での先生の一言一言が、子供たちのやる気を出させるのだと、その責任の重さをつくづく感じます。

平成17年6月
今思い出しても胸が一杯になる音楽会
――何とかこの感謝・感動の気持ちをお伝えしたく
年長桜組 峯佳世

 先日は素晴らしい音楽会を観せていただき、ありがとうございました。子供達の努力もさることながら、あそこまで仕上げるまでの先生方のご指導・ご尽力の賜と、感謝の言葉も見つかりません。
子供の体調不良のため遅刻して参加しましたので、年中さんからしか観られませんでしたが、年長になってまだ3ヶ月というのに、そのレベルの差には本当に驚かされました。
ただ上手に大きな声で歌うというのではなく、意味を理解し、感情を込め、強弱も考えて歌えるなんて、他の幼稚園の園児には出来ないことだと思います。
歌唱指導についての記事も、興味深く読ませて頂きました。
入園したばかりの昨年は、「どうして、こんなに古く難しい歌ばかり歌うんだろう」と思っておりましたが、娘は歌詞の意味を全部理解し、私にも教えてくれます。単に歌いっぱなしではないということが、よくわかりました。
語彙も広がるし美しいメロディーにも触れることが出来ますので、今では、これからもどんどん多くの唱歌・童謡をご指導いただきたいと願っております。
本当に今思い出しても、胸が一杯になる音楽会でした。上手く書けませんが、何とかこの感謝・感動の気持ちをお伝えしたくペンをとりました。
一緒に行った祖母も、園児にたくさんのことを教えられる会だったと申しておりました。
また朋花の遅刻(注;体調が悪く少し遅れて登園)のことを、どの先生も知っておられたことを、主人が驚いておりました。私にとっては当たり前になってしまっていたことですが、安松幼稚園の連絡の完璧さも、教育に対する真摯な姿勢の現れと改めて感謝の念を抱きました
行事で忙しい日ですのに、イヤな顔一つせず娘の様態をお気遣い下さりありがとうございました。
今後も色々とあると思いますが、改めてよろしくお願い致します。お忙しいと思いますのに、長々と手紙を書き、申し訳ありませんでした。

平成17年6月
我が息子もその一人だと思うと嬉しくて
年長梅組 日根野谷里恵

先日は大成功の音楽会、お疲れ様でした。
まず息子が「友達はいいもんだ~♪」と歌い始めたのは、かなり前になります。思えばその頃から、音楽会の練習が始まっていたんです。
最初は1番・2番の歌詞を、その内 父親も後から追っかけて歌わされ、最後には先生も顔負け(?)かもしれない指揮も、妹相手にしておりました。私も、今年は目の前で聞けるので、日に日に本番が近づくにつれソワソワしてきました。
そして幕開け、まさか涙が出るとは思っていませんでした。それも年少さんはほほえましく見ることが出来たのに、年中さんあたりから自分でも分からないけれど、涙が止まりませんでした。決して自分の子供が歌っている時だけじゃなかったんです。
ただ声が大きいだけでは、涙って出ないと思うんです。多分子供たちの歌声、そして一生懸命な先生の後ろ姿が、心を動かしたんだと思うんです。
年長さん全員の歌は、何とも言えない一人一人の真剣な眼差しと、どの口も大きく開かれ、元気一杯に歌っていました。
昨年の音楽会のビデオでは「うちの子も、来年はこんな風に歌えるのかなぁ…」と、月並みな不安を持ちましたが、大人でも歌えないあんな難しい歌を、次々とよく覚えて歌いこなせたと感心してなりませんでした。
こんなレベルの音楽会をこの時期にやっている幼稚園って、なかなか無いだろうなぁとつくづく思いました。我が息子もその中の一人だと思うと、嬉しくてなりません。
年少の頃の弱々しかった息子が、最近はたくましいばかりで、イキイキと園での出来事を話してくれます。
今から伊藤先生とお別れする時の息子の寂しさを考えてしまう私です。が、これからの行事も楽しみにしております。
この度は、いい経験を親子共々させて頂きありがとうございました。


理事長注:
理事長エッセイ「たかが3歳児されど3歳児――安松幼稚園の子供たち」を、ご覧下さい。

平成17年6月(伊藤先生から日根野谷さんへの返信です)
パワー全開――みんな一回り大きくなって
お楽しみ音楽会を参観・鑑賞して
梅組担任 伊藤啓子

日根野谷さんへ

♪ 友達はいいもんだ? ♪ 部屋で自分の席につく間、鼻歌が聞こえてきました。
…“誰かしら?”“晴大さんです ”
今もよく友達と歌っては「そこは〇〇やで!」と、歌詞を直し合ったりと、楽しい光景が見られます。
さて音楽会の子供たちの気迫は素晴らしかったです。練習の時には、みんなに厳しく言ったこともあったなぁ…と思いながら、一人一人の目を見ていました。
歌は目と心で歌うものと言いますが、その一生懸命な姿が人の心を打つのでしょうね…。3歳は3歳なりに、4歳は4歳、そして5歳と力を発揮しました。
桃組の部屋に戻ると、「先生、大成功やな?!」「天井突き破るぐらいうまかった?」「僕、いっこもよそ見していない!」「階段あがったなぁ?」と、どの子からも出るわ出るわの大騒ぎでした。 笑
晴大さんもパワー全開の一人です。バンザーイと喜んだ後のごほうびは、「抱っこがいい!」と言って、ギュッとくっつきました。みんな一回り大きくなったような…そんな気がしました。
あっという間に1学期が過ぎようとしています。夏休みもたくさんの思い出を作りたいですね
お泊り会ではスイカを割って、花火をして、みんなで並んで寝て…と、楽しみがいっぱいです。(みんなの寝顔はどんなのかしら?)

これからも期待していて下さいね!!

晴大さんに大拍手!   音楽会大成功バンザーイ

平成17年6月
心ひとつになった歌声 とても心に響きました
年長桃組 大北誓子

 今日の音楽会、ありがとうございました。
音楽会が近づくにつれ、どんな歌を歌うんやろ…。そういえば、お姉ちゃんの時と違い、全然口ずさむ様子もない琉聖。ほんまに覚えてるんかなぁ…?歌えるん…?
と、私も気になっていました。
「少しだけでも歌ってみてよ」と言っても、「先生と約束したもーん。楽しみにしといてやぁ」と、今日の今日まで、先生との約束を果たしているようでした。(笑)
幕が開け、緊張した表情を見ると、「大丈夫かなぁ」と、一瞬不安になりましたが、歌いだすと安心して聞くことが出来、嬉しくて嬉しくて涙が止まりませんでした。
「二度とない人生だから?」素晴らしい歌ですよね。桃組全員 心ひとつになった歌声は、とても心に響きました。歌詞にある“まず一番身近な者たちにできるだけのことをしよう” いつも何げに話したり叱ったりしていた事が恥かしくなりました。
きちんと目と目を向きあって、園長先生のおっしゃていた「まずはその子のいいところをうんと誉めてやる」最近すっかり忘れていました。今晩から早速実践です。うんと誉めてあげようと思います。
今日は本当にありがとうございました。

平成17年6月
安松幼稚園でしか体験出来ない音楽会
安松の園児の歌は、
ほのぼのさ・にこやかさ・プラス聞いている人を
感動させ・そして涙まで流させる
――そんな「力」までが備わっている
年長桜組 近藤祐佳

 今日の音楽会、とても素晴らしく感動致しました。
子供(園児)の歌というのは、ほのぼのしたりにこやかになったりという事がよくある光景だと思うのですが、安松幼稚園の園児の歌は、ほのぼのさ・にこやかさ・プラス聞いている人を感動させる・そして涙まで流させる。そんな「力」までが備わっている様に思いました。
これはきっと、安松幼稚園でしか体験出来ない音楽会だと思います。
いつも思う事ですが、指導・選曲に先生方も大変だった事だと思います。
先生方の指導が行き届いているからこそ、今日の音楽会は大きな拍手で幕を閉じたのでしょうね。
うちの良典は、「本番まで楽しみにしといて」と言って、今日まで桜組の歌は家では絶対に歌ってくれず、私も今日まで楽しみにしていた甲斐あって、涙が止まりませんでした。
年少さんから年長さんまでのとても素敵な歌声を、先生方本当にありがとうございました。

平成17年6月
心も育てる音楽会――この瞳 本当に5歳児なの?
年長桜組 郡山喜代子

 待ちに待った音楽会…「素晴らしかったです!!」の一言です。
毎年、音楽会の練習が始まると家でも歌っていましたが、「今年は歌声が変わったな…」と、思いました。年長になった自信からでしょうか?堂々とした歌声でした。
そんな歌声の成長を感じて、音楽会への期待が高まりました。
練習中に悔しくて泣いたこと、嬉しくて涙が出たことなど、話を聞くたびに心も成長していると感じました。
音楽会へ向けて「頑張るんや!!」という気持ちが強かったと思います。
この気持ちが大事なんだと思い、「頑張れ!!」と励ます私も、気合いが入っていました。
本番を見て、「先生を見つめる子供達の瞳は本当に5歳児なの?」と思うほど、いい瞳をしていました。
一生懸命やったんだ…という自信が、歌にも瞳にもあふれていて、胸が一杯になりました。
安松幼稚園の音楽会は、歌うことだけでなく、心も育てる音楽会だと思いました。
その子供達の心が自然に心に響いてきて涙が出てきました。
ずっと「年長さんはすごいな~」と思っていたけど、昨日は「涼花も、立派な年長さんやんか !!」と、感動しました。ちょっとお姉さんらしくなったかなぁ?
と思っていたけど、こんなに成長していたなんて…喜びでいっぱいです。
先生への感謝の気持ちが言葉にできないほど溢れています。
本当にありがとうございました。

平成17年6月
感動と喜び・一生懸命・純粋な気持ち・
唱歌童謡・日本語そして気合い
年長桃組 橋本美佳

感動と喜びを頂いた「お楽しみ音楽会」
先生方  本当にご指導有難うございました。
本当にお世話様でした。
音楽会の練習が始まってから、毎日家で一生懸命練習している姿を見てきました。
最初は、“あぁ?こんな歌を歌うんやなぁ”と思った位でしたが、日に日に声が大きくなり歌声がきれいになり、だんだんと体全体で歌う様になってきました。
その間の練習過程で、「桃組は下手や」と言われて悔しかった時期があったという話や、「今日は奥本先生に80点貰ったんやで」という話など、色々なお話を聞きました。
また音楽会が近づいてくると、“音楽会があるから体こわしたらあかんやろ、だから尚磨早く寝るわ”と、自分でさっさと寝る用意をするようになりました。尚磨一人でも音楽会を開ける程に、歌の準備は勿論、体も心も準備が出来ました。
のど飴を頂いた日も、とても嬉しそうでした。「もう桃組は、バッチリやで」と言った尚磨の顔は、一つの物事を達成したという成就感で満ち溢れていました。思わず抱きしめると、「ママ、尚磨は何でも一生懸命するんや。音楽会も頑張っているけど、跳び箱も頑張ってるんやで。この前3段跳べた時、田中先生も金物谷先生も尚磨と一緒に喜んでくれて嬉しかったなぁ」と、いつもの笑顔で言いました。
こんな純粋な気持ちにさせて下さる先生方に、本当に感謝しています。有難うございます。
年長になって、「花」「鯉のぼり」「おぼろ月夜」「夏の思い出」等々、本当に安松幼稚園にお世話になっているからこそ教えて頂けるという様な唱歌・童謡を心の底から歌い、私達家族に教えてくれる尚磨です。2歳の惟里も、お兄ちゃんの口元をしっかりと見て一生懸命覚えています。
「鯉のぼり」を歌っていた頃は、お風呂に入る度・車に乗る度に“ママも覚えて一緒に歌いたいから教えて”と言って教えて貰うのですが、なかなか2番3番まで覚えられなくて……、記憶力の低下を感じました。と同時に、私は祖父母・父母・妹・弟と大家族の中で育ったのですが、祖母が弟を乳母車に乗せて寝かせながら「赤トンボ」を歌ったり、お風呂で私の体を洗ってくれながら「花」を歌ってくれた事を思い出しました。祖母は大正10年生まれで今も元気ですが、多分今も歌えるんでしょうね!!  4代で歌えるなんて、心の故郷ですね……唱歌は……
これからも尚磨が園で習ってくる歌、とても楽しみにしています。
昔から引き継がれる唱歌・童謡って、子供に言葉の意味をきちんと説明すれば、決して難しくないんだなぁと思います。
今学力低下が叫ばれていますが、子供が音楽を通して奥の深い日本語を丁寧に教わる事も、自国語を正しく学ぶ第一歩なのかなぁと思ったりしています。
2歳の妹も、お兄ちゃんが歌うのを見て聞いて、「花」や「二度とない人生だから」や「蛙の笛」を自然と覚えました。
当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、本当に私よりずっとずっと素晴らしい記憶力にビックリしました。
ダラダラと長い文章になり申し訳ありません。
本当に最高の音楽会でした。
有難うございました。
先生方、暑さ厳しい折 どうぞ御身体 御自愛下さいませ。


追伸:尚磨が「音楽会 みんなで気合いで 歌ったよ」という俳句を作りました。
本当に、心底「気合いだー」が伝わってきた音楽会でした。

平成17年6月
年少で種をまき 年中で沢山の肥やしと水をやり
そして年長であの様な美しく立派な花が咲く
年長桃組 高野美加

 音楽会が終わりしばらく日が経ってしまいましたが、ずっとあの日の感動を忘れられずに筆を取りました。
まず先生方の歌、“アッ!いつもと違う”と思う所から始まり、年少さんのかわいく一生懸命に先生を見て歌う姿にほほえましく思いながら、そして年中さんの集中した目、目、目、そして伸び伸びとした歌声に“1年でこんなにしっかりそして歌を歌うという事をこんなに楽しく表現出来る様になるのか”と感心しました。
そして年長桃組が始まりました。子供からまた金物谷先生から、“初めはあまり上手く歌えず、梅組に負けて悔し涙を流した。”と聞いていたので、どんな出来栄えかと楽しみに聞きました
歌詞の良さはさる事ながら、クラス全体のまとまりがあの心に響く歌声になるのかと思い、本当に感動し涙が止まりませんでした。
自分の子供が年長になり しっかりして嬉しく思うのは勿論ありますが、それより年長になると、心を込めて歌を歌うその感情があの歌声になるのかと本当に感心致しました。
しかしそこまで達するには、園長先生の最後のお話にありましたように、年少で種をまき、年中で沢山の肥やし水をやり、そして年長であの様な美しく立派な花が咲くというのを、安松幼稚園の園児一人一人を見て、本当にそうだなぁと思いました。
それには、日々、園長先生をはじめ、担任の先生だけでなく全ての先生方が園児一人一人の事を細かく見て下さり、どんな事でも知って下さっている。そのきめ細かい指導があるからこそ、園児が安心して伸び伸びした心で毎日過ごせる。音楽会・運動会・発表会など何かすることがあれば、園児と先生方の信頼感がベースにあり、先生方が指導に集中する事が出来るからこそ、幼稚園児とは思えないレベルの集中力が生まれ、その結果、素晴らしい歌声や演技が出来るのだと思います。
先生方のご苦労は色々あると思いますが、私たち親は安心して信頼して子供をお願いしておりますので、ご指導宜しくお願い致します。
梅雨のうっとおしい季節、先生方にはお身体ご自愛下さいませ。

平成17年6月
生で聞く声は迫力があり感動が直接伝わって
年長桃組 藤見美佳

 昨日の音楽会での子供達の姿は、素晴らしかったです。
この2年間は、授業参観時やビデオで歌を聞いていても、涙を流しました。(子供に隠れてですが……)
生で聞く声は迫力があり、感動が直接伝わってきて、今年もずっと涙が止まりませんでした。最後の先生方の終わりの歌で、感動のため涙を流しながら歌っている平松先生の涙に、ジーンときて、またもらい泣きしてしまいました。
音楽会の練習が始まった頃から、家でずーっと大きな声で、他のクラスの歌をも歌い、時には「うるさいぃー」と、怒ったこともしょっちゅうありました。反省してます。
安松幼稚園で教わる歌は、私の知らない歌を教えてもらい、祖父母と子供が一緒に歌っている姿をよく見ます。子供にとって良い思い出になるでしょう。
……少し略……
最後に、良い歌・音楽会 ありがとうございました。

平成17年6月
子供たちって聞いて自然に覚えるんですね
年中ばら組 山田里美

 昨日の参観では、年中さんの音楽会での歌を聞けて、とても良かったです。
いつも家で歌ってくれるのですが、なかなか難しい歌を歌うなぁって思っていました。
みんながそろうと声がきれいで、表情も豊かで、口も大きく目はくりくりとして、みんな立派に一人前に出来ていたなぁと、感動しました。
家に帰ってから、その話を子供としました。
他のクラスの歌をいつも歌っているので、たくさん覚えてくるなぁ~と思っていたのですが、子供たちって聞いて自然に覚えるんですね。
授業参観日に、音楽会の様子をまさか見られると思っていなかったので、とても嬉しかったです。


理事長注:
理事長エッセイ「たかが3歳児されど3歳児――安松幼稚園の子供たち」を、ご覧下さい。


兄 妹 の 心 も 一 つ に
年中ゆり組 岡本直美

 いつもお世話になります。
音楽会当日の朝、兄が「今日は心一つになったらいいなぁ~」と悠花に言って学校に出かけました。
そして兄が帰ってくると、「お兄ちゃん、今日は心一つになったよ~」と、嬉しそうに話していました。
こんな会話が兄・妹であるのは、「毎日の練習でなかなか花丸をもらえない」と、悠花がお兄ちゃんに話していたので、お兄ちゃんが朝気にして、悠花に「頑張れ!!」という意味で言ったと思います。
これは同じ園で学んだ伝統が伝わり、いい兄妹だなぁ~と、一日嬉しい気分になりました。母親としてとても嬉しかったです。
早くDVDが来るのが楽しみです。


未 だ 娘 の 興 奮 冷 め や ら ず
――ものすごく楽しんだ音楽会
年中きく組 亀崎洋子

 6月29日の音楽会、ものすごく楽しくて嬉しかったと、若菜が喜んでいました。
藤原先生がいっぱい拍手してくれたと言って、帰って来てからも興奮が続きっぱなしでした
家でご飯を食べた後、いすの上に立って、まずは先生の真似で“始まりの歌”を、絵本を広げて歌ってくれました。次は生徒に戻って、“めえめえ児山羊”と“王様ライオン”を、大声で何度も歌ってくれました。
今日もその興奮は冷めておらず、歌ってくれています。
藤原先生が喜んでくれ、ものすごく誉めてくれて嬉しかったと言っていました。これからも先生の笑顔を、少しずつ分けていって下さい。
猪田先生もいっぱい喜んでくれたと言っていました。元気と笑顔でこれからもお願いします


補:
音楽会当日 園までお迎えに行ったとき、藤原先生も猪田先生も音楽会用の服で、いつもと感じが違い鳥肌が立ちました。すごくきれいでした!!(笑)


す ご い 声 量 で し た
年中ばら組 金川和美

 授業参観時に、音楽会の歌を聞かせてもらって、とても嬉しかったです。
佳詠はよく喋る割に、音楽会に関しての話をしてくれず
……少し略……
去年の年少さんの時は教室で聞かせてもらったので、今年はわざわざホールまで……と思いましたが…。
聞いてわかりました。すごい声量ですね!! 1年でこれ程 違うとは……。
たまたま今回の参観は主人も一緒に行けたので、二人でとても喜んでいました。祖母は…かなり悔しがっていましたが…(笑)
年中さんでこれだけしっかりして年長さんになれば、もっともっと成長するだろうに、小学校へ行くと……。
安松の方で小学校も作って頂けたらとすごく思ってしまいます。