お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:誕生会・授業参観などの日常

平成21年9月
空手の試合において力の出しっ切り
年長桃組 藤原純子

城野先生、居島先生
いつもお世話になり、ありがとうございます。
先日13日に奈生の空手の試合がありました。
同じ流派の交流試合でそんなに大きい大会ではないのですが、奈生にとっては初めての試合でした。幼年の部で8人中、奈生以外男の子だったのですが、二試合勝ちぬいて、決勝で大きな男の子に負けました。
応援して下さった保護者の方達に「奈生ちゃんの試合、感動しました! 力をもらいました!!」と、言ってもらいました。主人が、「どうしてみんなが良い試合やった、感動した、と言ってくれたか分かる? 奈生が最後まで諦めんと相手に向かって力を出し切ったからやで」と、言ってました。
幼年だと、ほとんどの子供が痛い思いをすると、力を出し切れなくなって終わるそうです。安井先生が、いつもおっしゃっている「一番を取る事も素晴らしいけれど、それよりも大切な事があります。それは最後まで諦めないで頑張る事、力の出しっ切りをする事。」これを常に教わり体得してこれたからだと思います。結果、準優勝という形で入賞しましたが、
それよりも空手を始めてからの1年間、コツコツ頑張ってきた奈生の姿を思うと、応援したくても胸が詰まって声が出ませんでした。よくここまで来れたなと嬉しかったです。
空手を始めてから最初の4ヶ月間は、自分からやりたいと言い出したもののなかなか馴染めずに、お稽古に行く前に泣き出し、涙をぬぐってから道場に入っていました。道場では泣いた事は無いのですが、辛かったと思います。私も格闘技が苦手で、20年以上空手をしている主人の練習している姿を見た事がないのです。
複雑な気持ちで、奈生に喝を入れながら連れていってました。
でも年長になる前頃から、道場のお友達とも馴染み、私がいなくてもお稽古が出来る様になりました。1時間で終わっていたのが、2時間50分通してする迄になりました。
決勝で、お腹にひざ蹴りが入り、痛みで泣いていました。
主人と、もっともっと腹筋を鍛えないとネ! 基礎トレーニングの方法を考えています。
奈生には、いろいろな事に挑戦して、楽しく頑張ってほしいなと思います。普段は“ポワン”として、妹の沙弥加と遊ぶ姿も、私達夫婦は大好きな奈生の面です。
運動会へ向けてのご指導ありがとうございます。
よろしくお願い申し上げます。

平成21年9月
成長したなぁ
―― 年少さんなのに みんなしっかりしているなぁ
年少うさぎ組 内野ちえ

年少うさぎ組 内野ちえ
藤原先生、千代田先生へ
おはようございます。
先日のお誕生会は、ありがとうございました。
大きな声で歌っている晃輔を見ていると、成長したなぁと、改めて感じました。
他の誕生会さん、お祝いしてくれるお友達も、年少さんなのにみんなしっかりしているなぁと思いました。
帰ってからは、誕生会のカードを嬉しそうに何度も見て、お花は弟の服に付けてあげて楽しそうにしていました。
私も楽しかったです。ありがとうございました。
明日の授業参観も楽しみにしています。
今後ともご指導よろしくお願いします。

平成21年9月
子供達の自信に満ちた顔に成長を感じ
年少うさぎ組 中野知美

おはようございます。
先日の授業参観は、お疲れ様でした。
回数を重ねるたび、子供達の自信に満ちた顔で先生を見つめている姿を見て、改めて子供の成長を感じました。
朝の集会での体操も、きちっと教えればできる事だと実感し、小さいと思っていた子供がすごく立派に見えました。
10月15日の運動会の練習も楽しくしている姿が浮かびます。
家でも、おもちゃマイク(理事長注:運動会の練習で、先生はワイヤーレスマイクを持つことがあります)で、先生の真似をしています。
頑張って練習しているみたいで、家に帰るとおやつを食べてから寝てしまいます。
もう少しで運動会……
楽しみにしています。

理事長注:
昨年、東京から転園してきた5歳児のお母さんからお聞きした話です。
以前の幼稚園とは運動量が全く異なりました。安松幼稚園では体を目一杯動かして遊びまわっているので、夕飯時にはウトウトとしてしまうぐらい体を動かしたという実感が、お母さんにもあるそうです。3歳から安松幼稚園に通っているお友達を、体力があるなぁと感じられたそうです。
最近は社会の変化もあり、室内でのゲームなどの遊びが多くなりました。
幼児期には目一杯体を動かして遊ぶという経験が、今後の身体の成長(骨格や筋肉)にも心の成長にも大切な事です。
先日、芽生え教室のあるお母さんから、「小学校の運動会のクラス対抗のリレーなどで、安松幼稚園出身の子が非常に多く選ばれていますよ。」という話を伺いました。
体を動かすことは、色々な物事に対する積極性を養います。
体を充分に動かして、躍動する心と体をつくることは、家庭と学校の重要な大仕事だと考えます。

平成21年9月
着替えの肌着などを見て
運動会の練習頑張っているなぁと感じて
年少りす組 年長桃組 藤原純子

先生へ
いつもお世話になりましてありがとうございます。
園から帰って来た子供達の日焼けした顔・着替えの肌着や靴下などを見て、「頑張っているなぁ」と思っています。(理事長注:運動会の少し前に頂いた手紙です)
年少の沙弥加は、「お遊戯、トントン上! ちょっとしんどいけど、ちゃんとこうやってするねん。」と、両手をピンと上に伸ばし、“さっ”と膝を丸めて小さくなって私に教えます。
それと椅子からジャンプして降りて廊下を走り、「1.2.3!」
終わりかと思えば「こっちにさっさと行って座る」と、説明しながらやっていました。
先生の話をしっかりと聞いているのだと、嬉しかったです。
大変なご指導をありがとうございます。
年長の奈生も、鼓隊での太鼓の音に感動している様で、全員で練習した話をしています。
この一年は、一度に二人の娘の姿を見る事が出来るので、とても楽しみで嬉しいです。
先日は奈生の空手の入賞で、先生方にお祝いの言葉やお手紙まで頂き、本当にありがとうございました。今月25日にまた試合があり、それに向けて、日々お稽古をしています。
運動会まであと少し。本当に素晴らしいご指導をありがとうございます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

理事長注:
運動会・音楽会などの行事やその練習、日々の教育活動において、安松幼稚園では、「集中して、力いっぱい一生懸命に取り組む」ことを大切にしています。
安松幼稚園の子ども達には、力の出しっ切りを経験することで、物事に挑戦し、何かを創り上げていく喜び・達成感を経験させたいのです。これらの経験は、物事に対する積極性を育て、人生を前向きに肯定的にとらえる様になります。
年少・年中・年長と進むにつれて、「てきとうにほどほどにするより、一生懸命に真剣に取り組んだ方が、実は楽しいんや」という事を膚で感じていきます。
こういう心・精神を幼いころに得る事は、とても大切なのです。
上述のように、運動会の練習を、園から帰って来た子供達の日焼けした顔・着替えの肌着や靴下などを見て、「頑張っているなぁ」と思っています。と、捉えられること、子育てにおいてとても大切な事です。
安松幼稚園の子供のほとんどは、運動会の練習を楽しんでいます。土・日の休みはイヤ朝も早く幼稚園に行きたいという声を、運動会の練習が始まってからよく聞くようになりました。年少さんなどは、最初は分からないままに練習していても、楽しむようになっていきます。
鼓隊のチアーの練習時、山登先生が欠席者の所に入ると隣の子どもが「先生、チアー出来る? 難しいんやで!! 大丈夫??」と、聞いてきたそうです。(笑)これなど、自分のしている事に誇りを持ちやる気満々の発言です。
が、子供もその時の状況により、ちょっと後ろ向きの日があるかもしれません。そういう時こそ、親の姿勢が問われます。ちょっと背中を押してあげるか、反対に「暑いから動くのしんどい」等の子どもの声をそのまま鵜呑みにして、子供のやる気を削いでいくかは……。
間もなく運動会です。
保護者の方々、どうぞ楽しみになさって下さい!!