お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:日常・読み聞かせ・持久走・誕生会など

平成27年5月
本の読み聞かせ
――お話を集中して聞き 話の中に入って場面を想像――
年長梅組 北川礼子

松浪先生、昨日は、園での寛人の様子を教えて頂き、ありがとうございました。
読み聞かせのお話を集中して聞いて、内容も理解していると知り、私自身すごく嬉しかったです。(理事長注:今年から毎日、年長さんには、本の読み聞かせをしています)

昨日読んで頂いたお話がすごく面白かったみたいで、帰りの車の中で、昼食時、そして夕食時にはお父さんにも「むかでは、まだ靴をはいていたんやで~」と、楽しそうに話していました。

寛人は小さい頃から絵本が大好きで、同じ絵本を繰り返し何回も見たり、自分でお話を作ってごっこ遊びをしては、よく遊んでいました。(下の理事長注参照)
小さい頃からの積み重ねが今につながり、想像力が豊かになり、幼稚園での読み聞かせでお話を集中して聞いて、話の中に入って場面を想像して、あまりにも面白くて最後に「どっひゃ~」と、言ったのだと思います。その反応が寛人らしいと思い、思わず笑ってしまいました。

最近、家では絵本の読み聞かせを全くしていなかったので。これからは家でも読み聞かせをしようと思います。

明日はどんなお話かなと、寛人は楽しみにしています。
私も聞くのが楽しみで、毎日の楽しみが一つ増えました。
親子共々楽しみにしていますので、これからもよろしくお願いします。

 

理事長注:
●今までは不定期にしていましたが、今年からは年長さんに対して、毎日本の読み聞かせをしています。いろんなジャンルから成ります。
上記は、「ムカデの医者迎え」というユーモアたっぷりのお話で、その話の中に入り込んだ寛人さんの気持ちが「どっひゃ~」という言葉を発したのでしょう。
●また読み聞かせの一環として、時には、ある形の紙を3枚与えて、自分でのお話作りに挑戦しています。ある時、象さん・兎さん・丸い形 をした3枚のシルエットを与えました。それを子供達は、B4の上半分に自分の思うようにシルエットを並べ、下半分にお話を創り、書き留めます。

一番多い創作は、「象と兎さんのボール遊び」です。
その中で面白かったのは「象さんが背中を下にした図を作り、ボールを鼻で取ろうとして、ズドーンとこけました」というお話でした。

最もユニークだったのは、寛人さんの創作話です。象さんの上に、丸い形を貼った図を作り、「シャボン玉の中から象さんが出てきて、兎さんとお話しし一緒に遊びました」というお話でした。
とても私が思いつかないお話で、私も興奮し、「どっひゃ~(笑) この発想はすごいね」と、担任の松浪先生から全ての先生に紹介されました。
研究授業での一コマでもありました。

 

上記のように、今年は毎日、年長さんに本の読み聞かせをし、時には、子供達自身で、与えられたシルエットを用いて、お話作りに挑戦していますが、大人の想像を超える作品の誕生に、先生方もワクワクしています。

平成27年5月
5歳のまだまだ幼い心にも 35歳になる私の心にも
先生の熱い魂は伝わって
年長桃組 坂上あゆみ

川上先生・谷口先生

いつも大変お世話になっております。

 

今日から始まった末広公園のマラソン、娘の走る姿を見て、とても感動しました。

 

年長になったとは言え、まだまだ甘えん坊で泣き虫な所があり、大丈夫かなと心配していました。けれど今日、娘の一生懸命、真っ直ぐ前を向いて力強く走る姿を見て、涙が溢れ出てしまいました。
そこには弱虫な娘ではなく、己に勝つ逞しい姿がありました。

 

数日前まで「マラソン嫌だな~」と、何度も言ってたので、走れるか心配していました。きっとマラソンをしながら、娘の心の中では、弱い気持ち・負けそうな気持ちと葛藤しながら走っていたと思います。

 

一周毎に、腕に増えていくゴムの勲章が輝いて見えて、感動が胸に何度も押し寄せました。
こうして娘が頑張れるのも、先生の熱い気持ち、力強く応援して下さる事が糧になり、心の成長に繋がっているのだと思います。

 

5歳のまだまだ幼い心にも、35歳になる私の心にも、先生の熱い魂は伝わっています!!  先生には、感謝してもしきれません!

 

これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

理事長注:

カリキュラムの中に、1年間を通しての持久走を組み込んで、約7年になります。
サーキット運動がベースにあり、それを補完する形で、持久走を始めました。
体力面の向上と共に、いやそれ以上に、「みんなとやれば頑張れる」「ちょっとしんどいことを我慢して、何かを成し遂げた時の喜びや達成感を経験」することは、人間の成長にとって、何ものにもまして得がたいものです。
初めて持久走をご覧になったお母さんから心のこもったお便りを頂いて、私も励まされました。的確に持久走を評価頂き、感謝致します。

補:お母さんの年齢について、記してもいいとの許しを得ていますので、念のため(笑)

平成27年5月
年長になり日々の先生の御指導にただただ感謝
年長桜組 川﨑美代子

竹口先生
 いつもありがとうございます。
●授業参観では「こころの詩」なども聞け、年長さんになったんだなぁと、しみじみ感じました。
 竹口先生のお話はとても分かりやすくて、子供達はもちろん、親の私達も引き込まれますし、細かな配慮も感じられ、改めてすごいなぁと思いました。
 家ではよく歌を歌ってくれ、最近では、

・こいのぼり(いらかの波の~)  
・富士山   
・茶摘み  
・待ちぼうけ

などです。
私も、1番の歌詞ならうっすら覚えていて一緒に歌ったり、忘れてしまっている2番の歌詞は、子供に教えてもらいながら、楽しく歌っています。(理事長注:親子一緒に歌える歌、それが唱歌・童謡ですね。大袈裟に言うと、日本の文化の継承でもあります(笑))

●初日の末広マラソンは見に行くことが出来、子供達の一生懸命走る姿と達成感を、近くで感じる事が出来ました。
安井先生がおっしゃられています「年齢や発達段階に見合った負荷をかける」とは、こういう事なんだなぁと思いました。
 また体調がすぐれない場合は、白帽子にするという点も一目で分りますし、工夫されているなぁと思いました。

 日々の先生方の御指導に、ただただ感謝です。
そして今後もよろしくお願いします。

平成27年5月
我が子がマラソンをあんなに楽しめるとは
年長桜組 角田理恵子

理事長先生・竹口先生へ
 いつもお世話になり、ありがとうございます。
先週は、末広マラソン・授業参観と、智隆の様子を見ることが出来て、嬉しかったです。
 マラソンでは、智隆の走る姿に驚きました。
我が子が、マラソンをあんなに楽しめるとは、思っていませんでした。私の顔を見て、誇らしげに腕を突き出した時の嬉しそうな顔は、生き生きと輝いて見えました。
いつの間にか、あの暑さの中であれだけの距離を走る体力と精神力がついていたんだと、感激しました。
また翌日には、「僕、次のマラソンの時は、7周、その次は8周走るわ」と言いながら、筋肉痛の足でぴょこぴょこ歩いていて、私も次回のマラソンが楽しみになりました。

 授業参観の時は、桜組全員が口を結んで姿勢良く前を向き、授業を受けている態度が、年中までと違っていました。
「凛とした姿勢」「人の精神は目にあり」を、自然に身に付けているんだなぁと、頼もしくなりました。
 そして古典(論語や吉田松陰などの和文)の時の緊張感、歌(富士山)の時には体を動かし、茶摘みの楽しいスキンシップと、1回の授業の中に色んな要素があり、子供達が集中して楽しめるのも納得でした。
私も子供を見ながら、先生のしぐさもじっと見ていたくなり、右を向いたり左を向いたりしながらの参観でした。

 そしてホールでのお話、今日は特に心に残りました。
「強制」の話、ドキッとさせられました。(下の理事長注:参照)
「子供への強制」を行うためには、まず私達親自身がしっかりとした信念を持ち、また子供に教えられるだけの恥ずかしくない自分でなければいけないと、身が引き締まる思いでした。最近、私自身が優柔不断になってしまう場面が多くなっていたので、反省させられました。

 明日は誕生会!! 私しか参加出来ませんが、ビデオや写真で、家族で楽しみたいと思います。
今後とも御指導、よろしくお願い致します。

理事長注:
 参観後のホールでの話の一つは、「教育は強制である」についてでした。
幼い頃、また何か始めようとするときには、教育は強制から入っていくという内容です。
ここで言う強制は、基本・型・文化としての型 を伝えるいう意味を多く含みます。
 例えば

朝起きると「お早うございます」 体調の悪いお友達には「お大事に」
お誕生会の人には「おめでとうございます」などの声をかける。
自分からこんな事を言い出す子供は1人もいないでしょう。
お家や幼稚園で、「こういう時にはこういう言葉をかけるのよ」と教えられるか、もしくは、周りの真似をして、初めて適切な言葉を発せられるようになります。
(真似をする環境が与えられるというのも、緩やかな強制の一つです)

6歳になると小学校へ行きます。これも強制そのもので、自分から「6歳になったから、私は小学校へ行きます」と、自分から言い出す子は、1人もいないでしょう。

赤信号で止まるというのも、強制そのものです。

九九は小学校2年生で、この漢字は○年生で、微分積分は高校2年生でというのも、みな強制です。

書道やピアノなどのある意味習い事などでは、基本・型をどれ程強制されたかが、将来の伸びや、その先の個性の開花に大きな影響があります。

子供達一人一人を真剣にさせる力

 以上のように、幼い頃、また何か始めようとするときには、教育は強制から入ります。
お母さんからのお便り 平成22.6~7 教育は型・基本が大切 も是非お読み下さい)

 但し次の2点に注意しておく必要があります。
●大きくなってからまで強制を続ける必要は全くありません。年齢が長じるにつけ、物事に対する自分の適・不適も自覚され、ある事柄に興味を持ち自主的に学びや研究を続けていくという事が起こり、いつまでも強制が続くというわけではありません。
●「教育は強制である」ということを、「子供に知識を教え込む」と捉えることは、大きな間違いです。
実際の授業(教材の導入の仕方)は、子供の発達段階に合ったかたちに、教材を研究・開発し、教え込むのではなく、子供から引き出す手法をとらなくてはなりません。
「教育の神髄は子供から引き出す」ことであって、それは「教育は強制である」
ことと矛盾せず両立するのです。

平成27年5月
誕生会 真剣さの中に笑いあり
年長桃組 芝野宏美

川上先生・谷口先生
 いつもお世話になります。
昨日は、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。
 3年連続、誕生会のトップバッターを務めましたが、やはり集大成となる今回が、一番しっかりした声で立派でした。家でも、たくさんの花マル      をプレゼントしました。
これから、音楽会が楽しみです。(^o^)
 自己紹介前の大きな深呼吸。
気持ちを切り替える術が身についていることに、とても嬉しく思いました。
相変わらずぎこちないリズム感ですが、精一杯の力を出し切って楽しんでいることが、とてもよく伝わりました。まさに「真剣さの中に笑いあり!!」ですね。
 先生方から教わったことを、しっかりと身に付け、さらなる成長を楽しみにしています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

平成27年5月
成長したなぁ~お母さんやっていてよかった
年長梅組 山内浩子

上木原先生へ
 いつもお世話になっております。
昨日は、遠足お疲れ様でした。息子もとても楽しかった様子でした。

 先週の金曜日、園バスから降りて来て、手提げかばんを上に上げながら、
「いい物が入っているねん!!」
「でも、ちょっとだけ……」
と、チラッチラッとかばんを開け閉めしながら家まで帰ると、いつになくさっさとリビングに入るやいなや、
「今日は手を洗う前に、することがあるねん!!」とワクワク嬉しそうな笑顔で、
「ママ、イスに座って下さい!」と言われ座ると、
「お母さん いつもありがとう!!」
「お母さん 大好き!!」と言って、母の日の作品を渡してくれました。  作品は、年少の時に比べると筆圧もしっかりしていて、細かいまつげまで描かれていて上手に仕上がっていたし、何よりも(多分、先生に、お母さんにこういう風に言って渡しなさいと言われていたのでしょうが……(笑))台詞を忘れずに、本当に心からメッセージを伝えてくれたので、年中になってまだ少しなのに、「成長したなぁ~ あ~ お母さんやっていて良かった~!!」と、とても嬉しく思わせて頂きました。本当にありがとうございます。
これからもよろしく御指導お願い致します。