お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:授業参観

平成27年5月
気持ちを込めた熱い指導が
子供達のやる気を引き出し強くしてくれる
年中ばら組 角野清恵

藤本先生へ

お早うございます。
15日(金)の、年中になって初めての授業参観。すごく楽しみにしていただけに、期待を裏切らない見応えのある授業参観でした。
● サーキット運動は、思っていた以上に凄すぎるトレーニングで、驚きました。
本当に凄かったです!!!

ただただ、子供達の一生懸命な姿に圧倒されました。
そしてハードな運動で、しんどいはずなのに、誰もが自分の順番が来たら前に向かって一生懸命に取り組む姿、本当に感動でした。
音楽がかかるのと同時にサーキット運動が始まって、私は心で、「頑張れ-!!」の連続でした。

私の心の声が聞こえているかのように、必死でサーキット運動をする理仁の姿に、最初から涙があふれ出るのが止まりませんでした。

もともと運動が得意ではないけれど、目の前の競技を全力で一生懸命に取り組む姿に、本当に感動させられました。

また先生方が「そこはダッシュだ-!!!」と、必死で指導して頂いている姿にも、ただただ感動でした。こんなにまでも気持ちを込めた指導、本当に感謝感謝です!!!
改めて、安松幼稚園の先生方に理仁をお任せして間違いない!!と感じました。
あの熱い指導が、理仁のやる気を引き出し強くしてくれるんだと!!!
先生方が全力で必死だから、理仁も必死に取り組んでいるんだと!!!
本当に実感できるサーキット運動でした。

そして「サーキット運動楽しいよ!!」と、以前からよく話してくれていました。
あんなにハードな運動とは思ってもいなかったため、あの運動が楽しいと言えるようになった事、本当にたくましく成長しているなぁと思いました。

毎週末に外靴を洗うのですが、今週末の靴は、幼稚園に入り今までで一番の泥だらけ砂だらけの靴でした。そんな泥だらけの靴を洗いながら、本当に今週はよく頑張ったんだなぁと……一生懸命取り組んだ証だなぁと……そんな思いにもなりました。

サーキット運動も今日でしばらく終わりとお聞きし、本当に残念に思います。またサーキット運動を見られる機会があれば嬉しいなぁと思いました。

● そして教室での歌列車
まずは、一人で歌う事、本当にびっくりでした!! しかも音程もリズムもしっかりして、年少の頃とは違う年中らしさを感じました。
理仁は一番最初でしたが、上手くスタートが切れて、本人もだけど私もホッとしました。一人で歌い継いでいく事は、緊張や不安もあるはずなのに、誰もが自分の順番にきたらしっかりと歌いあげている姿に、そしてばら組全員で「春の小川」を完成させている事に、またまた感動してしまいました。

本当に素敵な「春の小川」が聞けて、心が温かくなりました。
この歌列車の経験で、ますます度胸がつくようになり、これからが楽しみになりました。

 

サーキット運動に、歌列車。
見事なまでに完成されるのは、先生方の熱い指導のお陰だと思っております。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです!!!
刺激になる一日をありがとうございました!!!
また来月の授業参観を楽しみにしています。

 

理事長注:

今年最初の年中さんの授業参観は、前半が運動場でのサーキット運動、後半が教室での歌列車の2部構成でした。

●まずサーキット運動について

 お手紙の中に、「先生方の気持ちを込めた熱い指導が、子供のやる気を引き出し強い気持ちを育ててくれる」という趣旨の一文がありました。
安松幼稚園では、「教育とは、子供に教え込むのではなくて、子供の持っている力を子供から引き出すこと」と考えています。

どうしたら引き出すことが出来るのか?

それは先生の本気さ・真剣さ・何とか子供に伝えたいという熱い気持ちです。
先生の真剣な、気持ちを込めた熱い指導が子供の心に届き、子供も全力で返してくる。その瞬間こそ、子供から大きな力を引き出しているのです。そしてその瞬間を逃さず、先生はすごく褒める。身体全体を使って心から誉める。そしてそういう状態を継続していけば、子供が全力を出すことが普通に出来るようになり、むしろ「一生懸命した方が楽しいんや」という境地に至るのです(笑)……その証拠に、「サーキット運動楽しいよ」と、よく話していたとのこと。全力を出すことが楽しくなっているのですね(笑)

 そういう場面を具体的にご覧頂けお解り頂けたこと、非常に嬉しく思います。

サーキット運動をまた見てみたいとのことですが、1学期の前半はサーキット
運動、後半は30mダッシュと、運動の種類を代えていきます。
2学期には、運動会に向けて、また異なる運動を取り上げます。
楽しみになさって下さい。運動、後半は30mダッシュと、
運動の種類を代えていきます。2学期には、運動会に向けて、
また異なる運動を取り上げます。楽しみになさって下さい。

補:☆

体育の授業で避けたいのは、先生の説明が長すぎる、また他の人が運動している間、自分の番がくるまで長い時間待たされるという2点です。
小・中学校の50(45)分の授業で、個人の運動している時間を測定すると、最悪な授業ではわずか5分だったというアンケートを読んだことがあります。
安松幼稚園の年中さんのサーキット運動は、次から次と運動が展開され、運動の間には数秒の待ち時間という具合に、まさにサーキット運動の目指す本質そのものが取り入れられ、子供の体力を飛躍的に向上させます。
初めて取り組んだ時と3週間後では、目に見えて、色々な領域の運動能力が向上しているのが、付き添っている私達には実感されました。

●次に歌列車について

歌列車とは、歌の1フレーズを、一人ずつ歌い継いでいくのです。どの箇所が自分にあたるか分からないので、個人個人全員が歌全体をしっかりと歌唱する力がなければ、列車が途切れてしまいます。また他の子供達の歌をしっかり聞いていなければ自分の番を歌えませんから、集中力・持続力が必要となります。
平生の授業においても、全員で歌っているだけでは、先生は個人個人の出来上がり具合を把握するのはなかなかに難しいのです。細かなグループ分けで歌わせることによって、つまずいている子供がいないかを把握でき、個人指導にも入る事が出来ます。
 その究極の把握方法が歌列車であり、平常の授業でも、子供一人一人の状態を把握するために、ある時期、歌列車をするのです。

 
平成27年5月
「練習はどう? しんどいの?」
「うん、しんどいよ。でも、めっちゃ楽しいねん」
年中ばら組 野口小都恵

藤本先生・匂梅先生へ

瑠那がお世話になり、ありがとうございます。
年中さんになり初めての授業参観は、「驚き」そして「感動」でした。

サーキットトレーニングでは、家で見たことのない真剣な表情で挑んでいる娘に感動し、随分とたくましくなったなと嬉しく思いました。

娘だけではなく、年中さん全員、必死に頑張っている姿は、本当に心が打たれました。誰もが自分の順番が来るまできちんと並び、ダラダラ歩いたりせず、本当にすごかったです。さすが安松幼稚園だなと、改めて感心しました。

サーキットトレーニングの練習が始まった頃から、手足を擦りむいて帰って来ることも、しばしばありました。
そんな娘に私が、「練習はどう? しんどいの?」と瑠那に尋ねると、「うん、しんどいよ。でも、めっちゃ楽しいねん」と、笑顔で答えてくれました。

先生方が、頑張ることの大切さ、そして頑張った時、大いに誉めて頂けたことで、やる気が満たされ、やりがいを感じとったのだと思います。

 

教室での参観に於いても、年少の頃と比べると、さらにパワーアップ、集中力アップした姿を見せて頂けました。
「歌列車」では、1人1人がしっかりと自分の持ち分を大きな声で歌い、こんなことが出来るようになったのかとびっくりしました。ばら組全員で歌ってくれた時には、とても感動致しました。

 

帰りがけに目にした娘の絵を見て、又、又びっくり! いつの間にこんなしっかりとした筆づかいで絵をかけるようになったのかと驚きました。

 

年中になり初めての参観は、最初から最後まで、娘の成長に驚かされっぱなしでした。
娘の今持っている力を最大限に引き伸ばして頂いている先生方に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

これから予定されている行事が楽しみでなりません。
今後とも御指導頂きますよう、よろしくお願い致します。

 

理事長注:

再びサーキット運動について

安松幼稚園では、「教育とは、子供に教え込むのではなくて、子供の持っている力を子供から引き出すこと」と考えています。
どうしたら引き出すことが出来るのか?
先生の真剣な気持ちを込めた熱い指導が、子供の心に届き、子供も全力で返してくる。その瞬間こそ、子供から大きな力を引き出しているのです。そしてその瞬間を逃さず、先生はすごく褒める。身体全体を使って心から誉める。そしてそういう状態を継続していけば、子供が全力を出すことが普通に出来るようになり、むしろ「一生懸命した方が楽しいんや」という境地に至るのです(笑)……その証拠に、お母さんが「練習はどう? しんどいの?」と瑠那さんに尋ねると、「うん、しんどいよ。でも、めっちゃ楽しいねん」と、笑顔で答えたとのこと。全力を出すことが楽しくなっているのですね(笑)
そういう場面を具体的にご覧頂けお解り頂けたこと、非常に嬉しく思います。

平成27年5月
安松幼稚園は、歌・絵・運動と
一つに偏ることなく全てに力を注いでくれ
――これだけたくさんの指導力を兼ね備えた先生方の
いる幼稚園は、本当に少ないと思います――
年中ゆり組 浅井留美子

日根野谷先生へ

いつも心之介がお世話になっております。
年中初めての授業参観で、心之介は張り切って幼稚園に行きました。私もワクワク楽しみにしていました。

サーキットは、子供から話を聞いていた以上に激しい運動量でビックリし、想像を遥かに超えるものでした。
家ではゆっくりマイペースなだけに、家では見せない真剣な眼差しや機敏な動き、集中力を見て、すごく安心することができました。

年中さんになり、一気にここまで出来るようになる(下の理事長注:参照)のかと思うと、先生のご指導のお陰であり、1人1人サーキットコースを覚えさせるのは、大変な事だったと思います。

いつもながらに、先生達はこの100人を超える子供達をどうやって一つにまとめ上げるのか? 完成するまでの過程を見ていない私は、マジックでも見ているかの様に、一瞬で、今まで出来ていなかったことが出来る様になっていて、子供達の姿は頼もしくもあり、その裏では先生方の見えない努力やご苦労がたくさんあるのだと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。

その後、お部屋の歌でも、1人1人がどこにあたっても、しっかり歌詞と音程を取って堂々と歌っていて、それに合わせる手も滑らかで、みんながみんな本当に上手に歌っている姿に感動しました。

帰りに、壁に飾ってある絵も観たのですが、細かい目や鼻の部分まで、よく家族の顔を思い出し思い浮かべリアルに描けていて、絵一つ一つに温もりを感じ癒やされました。

 

安松幼稚園は、歌・絵・運動と一つに偏ることなく全てに力を注ぎ、これだけたくさんの指導力を兼ね備えた先生方のいる幼稚園は、本当に少ないと思います。
本当に安松幼稚園に入園させてよかったと、改めて実感できた授業参観でした。

年中が始まったばかりで、この先楽しい行事がまだまだたくさんあるので、今から待ち遠しく思っています。

日根野谷先生、いつも心之介の事、気にかけて下さり有り難うございます。
これからも何卒宜しくお願い致します。

 

理事長注:

年中さんになり、一気にここまで出来るようになるのも、やはり年少さんの時の基礎がしっかり出来ていないと、あのようには出来ません。年少さんの時に、心と身体の両面を鍛えてもらった賜物だと思います。でないと、あの運動のレベルに、全員はついていけないでしょう。安松幼稚園では、100名を超える全員がいとも簡単にやりきってしまう。私は理事長として、こんな幼稚園は他にはないという自負を持てるのも、先生方の本気さがあってのことと感謝しています。(先生が本気であるというのは当たり前の事ですが、その当たり前になされているということにこそ感謝です)

平成27年5月
先生方の本気の指導が子供達の本気を引き出し
――サーキットトレーニングにおける
子供達の心と所作が美しく――
年中きく組 山内浩子

上木原先生へ

いつもお世話になっています。
先日の参観日、サーキットトレーニング・歌列車・絵画、どれも子供達の成長に感動致しました。

息子は数日前から、「参観日、僕頑張るからママ観に来てね~!」「パパ観に来てね~!」(残念ながら、主人は仕事で来られませんでしたが……)と張り切っていて、前日には「今日は、歌、先生から朝は50点、帰る時には90点もらってん!!」「明日はもっと頑張る!」と、力が入っているようでした。
でも「他に何をするの?」と聞くと、「それは秘密! 内緒やねん!」と、先生との約束を守っている(?)ようでした(笑)

そして当日、サーキットトレーニングを初めて見学させて頂いて、とても驚きました!! 子供達の成長は勿論ですが、他の子を見て行動しているのではなく、自分は次にどこに並んで何をするのかを考えて行動しているのが、子供達の真剣で必死な顔つきから感じる事が出来ました。

その心と所作が本当に美しく、涙ぐんでしまいました。
そしてそれは、園長先生・理事長先生をはじめとして、先生方の本気の指導が、子供達の本気を引き出している事も、よく分かりました。
感謝致します。
本当にありがとうございます。
これからもよろしくご指導お願い致します。

 

理事長注:

教育とは、子供達に教え込むのではなくて、子供達の持っている力を子供達から引き出すことにあります。その為には、先生が本気で子供に接すること、それは必ず子供の心に伝わり、子供は本気で返してくる。そしてその瞬間を逃さず褒める。身体全体で表現して褒める。こういう経験から、子供達は「本気で一生懸命する方が楽しい」という感性・価値観を身に付けていくのです。