お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:お楽しみ音楽会

平成26年6月24日
逆に子供に励まされ
―子供の可能性を引き出して下さった事 
  感謝の想いでいっぱい―
年長梅組 吉木公美子

 川口先生へ
 素晴らしい音楽会でした。感動をありがとうございました。
謙悟が あんなに表情豊かに歌えるとは!  正直驚きでした。
梅組さんの歌声、歌っている表情から、川口先生が梅組さんに、歌に対する想い・伝えたかった事すべてが伝わっているような気がし、「心」で歌っているなあ~と感じ、涙・涙でした。
 その中の一人として謙悟がいる事、謙悟の可能性を引き出して下さった事、川口先生に感謝の思いでいっぱいです。
 私もお母さんコーラスに参加させて頂くので当日、「ママも緊張するわ~」と、話をすると、「ぼくは川口先生の目を見て歌ったら緊張しないから、ママは花篤先生の目を見て歌ったら緊張しないやろから大丈夫やで! 今日はぼくは、梅組さんの歌・年長さんみんなの歌があるからママのコーラスさんの歌聞かれへんけど、ママがんばって!」と……。逆に励まされました。
 音楽会を終えた後も、「ママ、悲しい涙じゃなくて感動の涙出たやろ! ぼくすごかった?!」と、自信に満ちあふれていました。
どうも謙悟をかなり子供扱いしていたようです。これからは、自信を持って見守る事ができそうです。
 これからが楽しみです。
ありがとうございました

理事長注:  安松幼稚園の教育の眼目は、子供に教え込む・注入するのではなくて、子供から引き出す そして やる気スイッチを入れることにあります。
education(教育) の 動詞形 educe の元の意味は、引き出す ということです。
川口先生、梅組のお友達のやる気スイッチを入れ、能力を最大限に引き出しました。とても嬉しいです。

平成26年6月24日
心の底から本気でやることの大切さ、音楽会で、
龍河は学ばせてもらいました
年長桜組 髙野 梓

千代田先生へ
 いつもお世話になっております。
先日の音楽会、本当に素晴らしかったです。初めて本番をホールで観ることができて、子供達の迫力に圧倒されました。前日に龍河が年少・年中の時の音楽会のDVDを観ていたので、周りのお友達の成長も感じて、心がほっこりな1日でした。
 妹の雅が芽生え教室で園に行くと、毎回練習中の歌が聞こえてきて、それと一緒に音楽的に細かい部分まで指導をされている先生の声も聞こえてきました。なので本番がすごくすごく楽しみでした。
 5月、梅組で年長全員の歌“花”を練習中に、雅が教室に入れてもらった時、もうすでに歌声に迫力があったので、あと一ヵ月したら、どんなすごい事になるんだろうと思っていました。
 音楽会本番、期待しまくりで観ていたんですが、予想以上過ぎて言葉になりませんでした。
子供達のパワーは未知数
ですね。
それを引き出してくれる先生方、感謝の気持ちでいっぱいです。

 龍河は、行きと帰りの車の中はもちろん、ご飯を食べながらや、お風呂の中、本番前は、トイレの中でも歌っていました。  
  毎日、「今日はココをこんな感じで歌うように教えてもらった!!」「この歌詞は、こんな気持ちで歌うねん!!」と、先生の言葉を思い出して練習していました。
 あまりにも歌うので、雅(理事長注:なんと芽生え教室の2歳児です)も、桜組の歌う2曲と年長全員で歌う花を覚えて、龍河が先生役で音楽会ごっこをしていました。
近くのスーパーで買い物中、雅が歌っていると、龍河が『気持ちがはいってない!!』と言い、ケンカになり、2人とも泣いて、でもその後にまた一緒に歌っていたこともありました。
 これだけ練習して、本番も先生をしっかり見て、終わってから花マルを頂き、龍河も大満足だろうと思っていました。でも龍河は違ったみたいで、本番が終わった日の夜、大泣きしました。
自分はもっともっと上手く出来た、大きな声で歌ったし、指揮の川口先生と千代田先生の目もちゃんと見てたけど、今日の自分は100%じゃなかった、もう1回音楽会やりたい、悔しい、100%にしなかった僕はアホやと言って泣きました。しばらく泣いた後、もうこんな悔しいの絶対にイヤやから、次に何かあった時は、力 全部全部 出して 100%を100個ぐらい出して頑張るわ.と言って寝ました。
 いつもふざけてばかりで、千代田先生に怒られたーと言って帰ってくる日もありましたが、龍河がこんなに真剣に考えていたとは思っていなかったので、とてもビックリしました。
きっと先生の本気が伝わっていたから、ここまで思えたのだと思います。
 心の底から本気でやることの大切さ、音楽会で、龍河は学ばせてもらいました。
本当にありがとうございました。
残りの行事が楽しみです。
これからどんどん暑くなりますので、お身体、無理しないで下さい。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

理事長注:
  当園が考える教育の本道とは、子供の周りから困難や障害を取り除くことではなく、それらを乗り越えていく力を付けることだと考えています。具体的には

子供の発達段階・実態を細かく観察し

個々の子供にあった負荷をかけ、それを乗り越える経験をさせることにあります。そしてこれらの実践には、

先生の本気さがあり、それらが子供に伝わった時、子供の本気を引き出します。


 つまり先生の熱い想い(高い指導力も必要)が子供に届いたとき、子供は心を動かされスイッチONとなり、やる気が引き出されます。そして心一つに大曲を歌いきった感動が、人を変えていくのです。このようにして、物事に対する感性(感受性)が養われていくのでしょうね。

平成26年6月24日
先生方の本気と子供達の本気
観ていて聴いていて 涙しかありません
――― 舞台から飛び出してくるんちゃうかと思うほど
大きな振り付けに本気の目つき ―――
年長梅組 萩野千明

川口先生
 いつもお世話になり、ありがとうございます。
昨日はとても素晴らしい音楽会を、ありがとうございました。
 泰真は年中の時、「年長さんになりたくないなぁ……だって 下手くそ!とか いっぱい言われるねんで……」と、話していました。(下の理事長注参照)
そんな泰真に、「下手くそって言われたら、なにくそ!って負けずに頑張るのが年長さんや。本気でやってみなさい」と、常々話していました。
 いざ年長になって、いつもは楽しいことが第一でおふざけの多い泰真も、音楽会の練習の日が増すごとに、目も心構えも本気になってきたな と感じていました。
 本番当日は緊張していたようですが、「緊張したら先生の目を見るんや!」と、朝からも自分に言い聞かせていて、私自身も泰真の言葉に励まされました。
 本番では、『舞台から飛び出してくるんちゃうか!』 と思うほど大きな振り付けに本気の目付き! 他のお母さん方にも「泰真くん、飛び出てきそうやったね」と言ってもらいました。
あまりの気持ちの入った勢いに、隣の三好さんにぶつからないかとハラハラしてしまう場面も(笑)、 身体全体で表現して歌う勢いに、どんどん服がはだけていく、そんな姿に主人と苦笑い……。
お友達にぶつかりかけようが、服がはだけようが、お構いなしに先生を追う真剣な目付きは、本気そのものでした。
先生方の本気と 子供達の本気、観ていて聴いていて涙しかありません。

先生方の指導に感謝!ただその一言です。
 そして子供達の頑張りに、奥本先生がおっしゃったように、子供一人一人を抱き締めたくなる本当に素晴らしい音楽会でした。

 たわわチーム、頑張ろうな! と、お友達と声を掛け合っていた姿も、骨を折ったお友達を気遣う優しさも、この音楽会を通して、ぐーんと心の成長を見ることができました。
 まだ始まって2ヶ月、残り9ヶ月! 成長を楽しみに見守っていきたいと思います。
本当にありがとうございます。
最後になりましたが、川口先生、お誕生日おめでとうございます!
良き一年でありますように ☆ ☆

理事長注:
 安松幼稚園では、歌唱でも絵画でも50m走でも跳び箱でも、上手・下手で叱ることは全くありません。
多くの保護者の方が理解されているように、物事に対して 真摯に取り組む・一生懸命である・集中する などの根本的な姿勢・態度が崩れたときは、厳しく注意します。
 しかしその先生の思い・本気は必ずや子供に届き、子供のやる気スイッチ ON となり、子供の本気を引き出します。こうなればしめたもの. やらされているのではなく、自分たちが楽しんでやっていこうとする力が引き出されるのです。
安松幼稚園に関して、とかく「厳しい」とかの噂・風説を耳にしますので、念のため、物事の上手・下手で叱ることは全くないということを申し添えます(笑)

平成26年6月24日
安松幼稚園で親の期待以上に
人として大切なものを教えて頂いて
年長梅組 古谷優子

川口先生、延原先生へ
 いつも沙也華がお世話になっています。
感動の音楽会から少したってしまいましたが、今でも、私が今まで見たことのなかった一生懸命な表情の娘の姿を思い出すたび、涙ぐんでしまいます。
 お母さんコーラスに入っているので、年少から音楽会を鑑賞させて頂きました。
毎回、安松幼稚園の年長さんには“まさに日本一!”の感動をもらっていましたが、我が子がその中にいる喜びと感動は、想像以上でした。
 こんな娘の姿を見ることができて、安松幼稚園に入園させて頂いて本当に良かった!
安松幼稚園の素晴らしい先生方に恵まれて本当に良かった!

素敵なお友達と幸せそうに歌っている娘に、川口先生はじめ先生方に感謝の気持ちで一杯になりました。
 曲の難しさにももちろん驚きましたが(笑)、その曲を日々丁寧に教えて下さり、また一人一人に徹底して指導下さっているからこそ、歌い方や声が、クラスで学年でしっかり揃っていました。
ただ単に楽しそうに歌っているというのではなく、先生の作りたい曲のイメージや音楽が子供達にしっかりと伝わっていて、それが子供達の歌に表れていて、私達の心に感動を与えてくれるのですね!!

「花」の力強い花、優しい花、これから咲く花……
子供達の歌から色々な花が伝わってきました。
「大地を強く踏みしめて それぞれの花 心に宿す」最後のフレーズは、これから幼稚園からそれぞれ未来へ進んでいくんだという景色に感じて、涙があふれました。


 話が前後しますが、音楽会前に頂いた娘の写真にも、娘の一生懸命 瞳を輝かせて歌う姿に、親バカですが(理事長注:いえいえ、私もあの姿には感動させられ涙が出ましたよ。まもなく動画もup しますので、お楽しみに!!)、嬉しさと、こんな風に育てて頂いた娘をこれからも、しっかりと私は育てなければ……という思いで涙が出ました。
 私だけではないと思いますが、安松幼稚園で親の期待以上に人として大切なものを教えて頂き、良い環境で2年強過ごさせて頂きましたが、この環境がもうすぐ失くなる不安。
でも今の娘を育てて頂いたことに感謝し、これからも親として、私ももっともっと成長しなければ、と強く感じました。

 夜中に書いたのでまとまりのない文章になってしまいましたが、年長になり、喜びと同時に寂しさもありますが、これからも高い高い負荷をかけ(笑)、どうぞよろしくお願い致します。
 娘は早くも、運動会でポンポン持って踊りたいなーと、次の行事を楽しみにしていました。今までの年長さんのやっている事が全てかっこ良く見えていたからですネ!

 プールにお泊まり会と続きますが、川口先生のいつもの元気なパワーで、どうぞよろしくお願い致します。
3年間で一番感動の音楽会!本当にありがとうございました!
感謝の気持ちでいっぱいです!

理事長注:
 熱い風になれ
 国民教育の師父と仰がれた森真三先生は、「教育の眼目は、相手の魂に火をつけてその全人格を導くことである」と説き、「教育に携わる者は、自分の全信念を傾けて教えなければならない」と、戒められました。
 安松幼稚園では、日本の昔からの伝統や文化、美しい情緒などを、次の世代に伝え、先生が正しいと信じることを子供達に熱く語って聴かせることから教育が始まると考えています。
親としては、これから先のことを色々と心配されるところですが、安松幼稚園の先生方の言葉や態度は、必ずや子供達の魂に火をつけ、今後の人生において、安松魂として機に応じて蘇ってくることを確信します。

平成26年6月24日
旬花 川口先生の目と指先しか見ない!
川口先生に穴があくぐらいグッと見て歌うよ!
年長梅組 石田麻恵

川口先生、延原先生、いつも旬花がお世話になっております。
旬花、川口先生の目と指先しか見ない!
      川口先生に穴があくぐらいグッと見て歌うよ!

では行ってきま~すと、元気よく梅組の教室の中に入っていった音楽会当日の本番前の旬花の言葉。
私は本番前から、旬花のその言葉を安心して受け止めていました。
なぜって、毎日毎日、家でも振り付けで歌の練習をしていたのですが、2週間前から、驚くほど変わったんです!
 真剣な目と顔つき、でも手の振り付けは表情豊か。

声も喉の奥が開いて、大きく太くなってきて、歌の練習が始まったら、家じゅうの窓を閉めて回りました
 さて梅組の本番、幕が開いた瞬間から最後まで、旬花の言った通り、信頼しきった目で、ずっと川口先生の目を追って歌っていました。
手や顔の表情も豊かでした。
私は「人を愛したい」の歌詞の時に、パアッと手を拡げるところが大好きです。(理事長注:私も大好きで~す)
 本番2週間前 1週間前 直前になっても、まだまだ伸びる! と、川口先生は可能性をグングン引き伸ばして下さったんじゃないかと思います。それが家庭でも伝わりました。
 「今日は、歌でほめられたー!」
 「今日は、イスに座る姿勢でほめられたー!」
毎日、活き活きして帰ってきます。そして翌朝は、「よーし、今日も川口先生にほめてもらうぞ!」と、ニコニコしながら園に行きます。 最近本当に顔つきが変わり、はつらつとしてきました。
 川口先生、旬花の可能性を最大限に引き出して頂き、本当にありがとうございます。
どの合唱も感動で夫婦で涙しましたが、何よりも我が子の成長ぶりに嬉しく感動した音楽会でした!
 これで楽しみにしていた年長の行事が一つ終わり寂しかったのですが、来年1月に泉の森コンサートが確定されて楽しみが一つ増えました。
これからも卒園まで、親子で一つ一つの行事を楽しんでいきたいです。
どうぞよろしくお願い致します。

理事長注:
 教育の神髄は、子供から引き出すことにある
そして感動すれば人は変わる
先生の本気が高い指導力に裏打ちされて子供に届けば、子供の心が震え、子供も本気で物事へ取り組むことを覚え、変わる

つまり先生の熱い想い(高い指導力も必要)が子供に届いたとき、子供は心を動かされスイッチONとなり、やる気が引き出されるのです。そして心一つに大曲を歌いきった感動が、人を変えていくのです。

平成26年6月24日
こんなにも先生に厳しい園ないよなぁ
――― 子供達はもちろん
達成感に満ちた先生方の笑顔と涙 ―――
年長桃組 清水礼美

川上先生・井上先生
 年少のとき音楽会のDVDを見てから、ずっとこの日を楽しみにしていました。
とても充実した素敵な一時をありがとうございました。
 4月中頃コーラスで園に行った時、2階にはピアノの音と共に、発声や元気な歌声が響き渡っていて、聴いているだけでドキドキ興奮したのを覚えています。
 本番が近づくにつれ、「今日は○点で惜しかったねん」と悔しがる姿、前日より良い点だと嬉しそうに話す姿、でも「あと○点足りへんねん」と、再び悔しがる姿、すぐに「明日はもっと頑張ろう!」と前を向く姿
柊希も日々“進化”(諸石先生の言葉をお借りして)している様に思いました。
 前日、「明日、たった1回の本番やねん。この1回、本気で頑張るわ!!」と、私から見ても、目が違いました。

 あっという間に桃組さん、いよいよ年長の始まり、こちらが緊張してしまいました(笑)
さすが年長 先生を見つめる堂々とした姿 やるぞー!という気合いがみなぎっていました。力強い目力とは真逆に、歌い出してからはとても綺麗な歌声で全員が一つになっていて、2曲聴き入っていて、終わった時には、何か言葉にならないほどの優しい気持ちに包まれていました。もう涙が止まらず、心に訴える歌声 感動しました。
 桜組さんは虹がかかり、明日はいい天気だという気持ちと情景が手に取る様に見え、引き込まれ、梅組さんは、怪獣の楽しい雰囲気が涙を笑顔に変えてくれ、全身での表現にピッタリ合った声力、何よりも楽しみながら一生懸命な姿に、また涙でした。
 年長104名全員の大合唱は、もう言葉になりませんでした。
目の前の私達を通り越して、一心に、ホールの一番後ろで指揮をする川口先生に注がれる全員の目に、鳥肌が立ちました。

 この日まで、私達には想像できないことがあったと思います。
何度か、先生方が諸石先生の御指導を受けておられるのを見かけました。その教室からは気迫が伝わってきていました。
こうやって先生方が勉強し努力して下さっているからこそ、子供達にも先生の本気が伝わる……こんなにも先生に厳しい園ないよなぁと、お母さん達と話し、共に感謝しかないよねと……。(下の理事長注 参照)

 本番、一クラスずつ終えていく中で共通して伝わってきたのが、子供達はもちろん、達成感に満ちた先生方の笑顔と涙、子供達を早くほめてやりたいという気持ち、そして幕の向こうから聞こえてくる「やったー!!」と飛び跳ねる足音、クラスが一つになった瞬間、歌声に込み上げたものとは別のものが熱く込み上げてきました。

 何回申しても足りません。いつも同じ言葉しか出てきません。でも言わせて下さい。
全身全霊 本気で向き合いぶつかり受け止め、時に厳しく深い愛情で包み込んで下さる先生方、本当にありがとうございます!
感謝の気持ちでいっぱいです。心よりお礼申し上げます。
 残りの9ヶ月、更なる上を目指し成長していく姿を楽しみにしています。私も努力していきます。
 これからもよろしくお願い致します。
ありがとうございました。

理事長注
 安松幼稚園では個々の子供に対して、子供の様子を細かく観察した上で発達段階にあった負荷をかけ、それらを乗り越えていく経験をもたせることが、人としての成長にとても重要だと考えています。
 これは、全ての人間にとっていえることで、私にとっても先生にとっても例外ではありません。(大人になってくると、自分で自分に負荷をかける事が出来るようになります)
清水さんが「先生方が勉強し努力して下さっているからこそ、子供達にも先生の本気が伝わる……こんなにも先生に厳しい園ないよなぁと、お母さん達と話し、共に感謝しかないよねと……。」と記されていますが、同時に「一クラスずつ終えていく中で共通して伝わってきたのが、子供達はもちろん、達成感に満ちた先生方の笑顔と涙」とも記されています。
 桃組の川上先生は、当園に就職して初めての担任です。しかし子供と同様に、立派に自分への負荷を乗り越え、その負荷を乗り越える経験から、指導力を高め・達成感を得・喜びの涙を流しています。これが生きるということなのでしょう。
 同じく今年初めてきく組の担任となった新居先生は、「『安松幼稚園に就職して間違っていなかった、人間としても成長できる職場であった』と、一年前の自分の決断に対して、花マルをあげたい気持ちです」と、直近の園新聞に記されました。
安松幼稚園の厳しさは、人間の成長の裏付けとなる厳しさであり、その結果、達成感・生きる喜びを得ることが出来る、そういうものであるということを一言申し添えます。(笑)

平成26年6月24日
自分への負荷を受けとめ乗り越えた娘を見て涙があふれ
年長梅組 後藤智子

川口先生へ
 昨日は音楽発表会、お疲れ様でした。
選曲も良く、先生と子供達の“本気”の歌に、とても感動しました!
安井先生のお話しされていた、ある年少さんが年長さんの歌を聞き、「何でかわからないけど涙が出た」と同じ状態に、私もなっていました。
 やはり音楽はいいなぁと、改めて思いました。
そして川口先生のワンピース とても素敵でした♡
今日は お誕生日だと ゆきから聞いています。
Happy Birth Day !

●再び川口先生へ
 昨日は思いもよらず、手紙のお返事を頂いて、ビックリ & 嬉しかったです!
素晴らしい音楽発表会の後に、参観でも年長さんの歌をまた聴けて Happy でした(^o^)
 年少の頃から指導を受けている他の子供達と由妃の間には、表現力の差があったものの、それでも、以前の歌をほとんど歌わなかった由妃に比べれば、安井先生いわく「自分への負荷を受けとめ それを乗り越えた姿」がありありと見え、涙があふれてきました。
感動しました。
 ご指導して頂いた川口先生、本当にありがとうございます。
そしてこれからも宜しくお願い致します。

理事長注:
 この4月に、一年保育で年長さんに転入してきた由妃さんでした。
お母さんも記されているように、自分への負荷を立派に乗り越えた由妃さんが、今そこにいます。
だんだんと、安松っ子に!!
これからの一層の成長を、とても楽しみにしています

平成26年6月24日
安松幼稚園の子供達・先生方は本当にすごい
年長桜組 上野由美

昨日の音楽発表会、先生方もお疲れ様でした。
毎日、朝から寝る直前まで楽しそうに練習している姿を見て、この日が来るのを心待ちにしていました。
 いざ本番になると、私まで緊張しドキドキでしたが、子供達の歌声や前に立つ先生の姿を見ると、終始 涙なしではいられませんでした。
 他の幼稚園の歌を私はわかりませんが、諸石先生の言う様に、安松幼稚園の子供達、先生は、本当にすごいと思います。
あんなに練習した歌が昨日で終わりだと思うと寂しいですが、この曲を聴く度に、この日のことを思い出すと思います。
 いつも感動を頂き、本当にありがとうございます。
これからますます暑くなりますが、先生もお身体に気をつけて、これからもどうぞよろしくお願い致します。

理事長注:
 芸術やスポーツは、その一瞬のために、長い時間をかけて練習します。
演奏活動、オリンピック、サッカーのワールドカップなど……
しかし、競技の種類により多少時間の長短があるというものの、結果は瞬間です。
梅組の歌の直前に、まだ開いていない幕の後で川口先生が、「皆はこの日の為に練習してきましたよ」と語りかけた言葉には、何回聴いても涙が出ますと、おっしゃった方がいました。
それは、人生を色々と感じさせてくれる言葉でした。(私も涙、涙です……)
まさに、一つの目標に向かって本気で一生懸命に取り組み、その瞬間に力の出しっ切りを経験する。
プロはある程度の結果を残す必要を問われましょうが、修行中のほとんどの人(幼児を含めて)にとって、その経験こそ人生そのものではないでしょうか。
そういう思いを抱かせ、大きな感動を与えてくれる園児と先生方に心からのエールを送ります!!

平成26年6月24日
安松幼稚園の子供と先生との絆
年長桃組 森口美和子

川上先生へ
 いつもお世話になり、ありがとうございます。
桃組さんの発表、感動で鳥肌が立ちました。
他のみんなのクラスにも感動しましたが、親の欲目でしょうか?……(笑)
ビリーブと待ちぼうけは、お姉ちゃんの時も観て感動したのですが、やはり進化!!
七年前とは一味も二味も違い、表現も素晴らしく、動きがついたからでしょうか? 曲にあった歌声も迫力が増して、引き込まれてしまいました。
 先生のことが大好きな娘は、先生の期待に応えようとし子供達のその力を最大に引き出そうとして下さる先生との絆がひしひしと感じられました。
 私達の幼稚園最後の1年を、川上先生と共に過ごせることを、とても幸せに思います。
たくさんの素晴らしい先生にもお礼を言いたく、お手紙を書かせて頂きました。
ありがとうございました。

理事長注:
 音楽会の講評で諸石先生がおっしゃったように、ここ5,6年の安松幼稚園の歌唱指導は、大きく進化しています。
先生もさらなる歌唱指導を求めて、負荷をかけあい、よりよいものを目指しています。
長年ご縁のある森口さんなら、その進化がお解りになるのでしょうね。
頑張っている者にとって、とても嬉しいことです。

安松幼稚園大好きの娘
年長桜組 紺谷幸恵

千代田先生へ  いつもお世話になっています。
昨日の音楽発表会では、本当に何て言ったらよいのか、言葉が見つからないくらいの感動はもちろん、やる気・元気・そして終わってしまうことが寂しい など、色々な感情がこみ上げてきて、とても……すいません本当に言葉が見つかりません。
ただただ涙をふきながら観ていました。
 帰宅した音色に、「今日はお疲れ様!! 本当に良かったよ」など、色々と発表会の話をしていたら、急に音色が暗い表情になり、訳を聞くと、「ねいちゃん、感動とかで涙が出そうなんじゃないの。嬉しくてでもないの。ただ大好きな安松幼稚園とお別れする日が、一日一日増えていくことに、友達や先生と離れたくないから……涙が出てきそうなの (>_<) 」と言う娘と一緒に、また泣きました。
 本当にこの子にとって、安松幼稚園は大好きなんだと心から思いました。

理事長注:
 例年、12月の生活発表会を終えると、まもなくお別れだなぁという寂しさが、何となく襲ってくるのですが、今年は約半年早いようでもあります。それは、例年にも増して、子供達の“本気”度が、高いからかも知れません。
 まだ9ヶ月あります。
この9ヶ月を力いっぱい楽しみましょう!!

先生なぁ~ 音楽会の次の日、誕生日やねん
だからみんなで最高の歌プレゼントするねん
年長梅組 奥野磨衣子

昨日は、音楽会お疲れ様でした。
年長3クラスとも、涙が止まりませんでした。
3年前芽生えの時に、私自身久しぶりに年長さんの歌を聴かせてもらい、「これ!これ!この感動☆ 早く我が子にも、この経験をさせてやりたい!!」と思ったのが、懐かしく感じます。
 それが昨日、私も利玖も味わうことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
あそこまで川口先生の目を見て、何よりも歌詞一つ一つに表情があり、最後やり切った満足感いっぱいの誇らしげな顔、我が子ながら すごい! すごい! 立派! 立派! と心が熱くなり心が震えました。

 川口先生が、幕の開く前に子供達に「私の目を見ていたら大丈夫!」
その言葉に、先生と子供達の間には大きな信頼 大きな絆がある!!
私自身とっても嬉しかったし、私も川口先生みたいな先生に出会って、心が熱くなる経験したかったなぁ~と思いました。

 ある日の夜、利玖が「川口先生なぁ~ 指揮しながら寝たんやって~」と言いつつも、自分も布団で ♪ 花の街 ~ 怪獣のバラード ~ 花 ♪ と振り付け表情をしながらやっていました。
心が高ぶってきて、その日の夜はなかなか寝付けなかったようです(笑)

 そして今日は、お誕生日おめでとうございます。
先生なぁ~ 音楽会の次の日、誕生日やねん。だからみんなで最高の歌プレゼントするねん”と嬉しそうに、毎日話していました。
 こんな風に考え言えるようになったのも、先生方の指導のおかげだと感謝しています。
ありがとうございました!!

理事長注:
 お手紙拝見、心が揺すぶられます。
安松幼稚園の5歳児は、その精神において、大人を凌駕していますね。
本番前の布団の中での表現の練習・心の高ぶり・お世話になっている先生に最高の歌をプレゼントするという優しい情感
 脱帽 脱帽 これ以上何もコメントすることはありません(^o^)

平成26年6月24日
年長さんの歌すごかったやろ
くうも早くあんな風になりたいなぁ
年中ばら組 水原未和子

日根野谷先生、藤本先生
 今日は感動的な音楽会、ありがとうございました。
来美は、少し緊張した顔つきで歌っていましたが、大きな口を開け、一時も先生から目を離さない懸命な姿に、成長を感じました。

 この一ヵ月、毎日家で口ずさみ練習していました。
私が一緒に歌うと「ここは こうじゃないよ。口はこう開けて、手はこう…」と、指導も入り、園で振り(表現)に変更があった日や先生方に注意を受けた日は、「ここは、こう変わったねんで~」と練習し、私への指導…。
 一番印象に残っているのは、♪ 風よ ふけふけヽヽヽヽ ♪ の口の動かし方は、縦の口にして歌わないと綺麗に聞こえないからと家で練習していたのですが、指導を受けた日にはすごくぎこちなく聞こえていたのに、毎日聞いているうちに、だんだんと合唱の声らしく綺麗に聞こえてくる様になっていました。
音程もここは低く、ここは高く盛り上がって、ここはゆっくりと言い、練習している姿を見ていて、今日の舞台を楽しみにしていました。
そして今日、一年でこんなに成長するものなのか……と感激すると共に、先生方のご指導に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございました。

 また先週、年長さんの歌を初めてホールで聞いたと帰ってきて一言。
お母さん 今日なぁ 年長さんの歌 聞いてん。すごく綺麗でなんか涙が出そうになったわ」と。
「なんで涙が出そうになったん?」と、あえて聞いてみると、
「分からないけど、すごく綺麗で感動した……」
その後会話は続いたのですが、何より感性が豊かになっている事に、本当に嬉しく思いました。

 そして今日、その年長さんの歌に私が涙を流し、聴き入りました。
本当に素晴らしかったです。
来美が「きれいで感動した」と言った言葉がよく分りました。声がとても澄んでいて、気持ちも入った歌声……。

 帰ってきた来美と今日の音楽会の話をし、頑張りをめいっぱい誉めました。
そして年長さんの歌に涙した事を伝えると、「すごかったやろ…。くうも早くあんな風になりたいなぁ……」と。
本当に今後の成長が楽しみです。

追伸
 少し余談ですが……
今日の初めの先生方の歌の時に、藤本先生と日根野谷先生が他の先生とは異なる大きな花を胸につけてらっしゃって、私の心の中で「ん? 他の先生と花が違う!? 花の数が足りなかった…?」なんて一人で思っていました。正直、大きすぎる花に笑ってしまう私がいました(すいません
 ところが先生の最後の終わりの歌の時、「あれ!? 他の先生と同じ花がついている……」

 そしてその事をすっかり忘れていて、夜、来美が「今日は、西りいなちゃんが大きな花を持ってきてくれてん。すごいやろ……♡」と話し始め、私もその時に「あっっ、あの花や……」と気が付きました。
 花を持ってきた子供の気持ちを大切にして下さる安松幼稚園の先生方 大好きです。
私 心の中で笑ってしまった事…すいません 

理事長注:
 楽しい追伸でした。

平成26年6月24日
先生と子ども達の信頼関係の素晴しさ
――― 先生も音楽会に向け
ご自分にも大きな負荷をかけ ―――
年中きく組 兎田谷安子

新居先生
 昨日は、お疲れ様でございました。
今年もお母さんコーラスのメンバーは参観可能という配慮をして頂き、感謝しています。

 今年も素晴らしい音楽会でした!!
年々レベルが上がっているように感じました。
諸石先生が講評でおっしゃっておられたように、この感動は先生方の情熱あるご指導のおかげだと、私も同じ気持ちと共に、感謝の気持ちでいっぱいです。
 特に、先生と子供達の信頼関係の素晴しさは、この音楽会を通じてダイレクトに感じました。子供達の表情は、先生方の気迫が乗り移っていましたから。

 年長さんには感動しっぱなしで、さすが!!の一言につきます。楽しさ、力強さなど、歌詞の意味が身体いっぱいに現れていて圧巻でした。
 年少さんは可愛らしさの中にも、しっかりとした声、歌詞がはっきり伝わってきました。
 年中さんは幕が開いた時から、年少とは違うしっかりと堂々とした姿勢が印象的で、特にきく組さんは年中のトップバッターでしたので、年少からの成長が一目でわかりました。
そして歌い出しもそろっていましたし、歌声を聞いても、年少とは明らかに違った子供達の成長に、また感動しました。
 奈々も家で歌う時の顔つきとはまた違い、きく組さんで歌う楽しさが伝わってきました。そして先生をしっかり見据える目、伸びやかに歌っているのが印象的で、また園での新たな奈々の姿、一面を観ることができ嬉しかったです。
 諸石先生もおっしゃっておられたように、新居先生もこの音楽会に向けて大きな負荷をご自分にもかけ子供達の指導にあたっておられたんだと思うと、感動もひとしおです。
 そして何度も申し上げますが、感謝の気持ちでいっぱいです。踊り場で先生が、子供達の顔を見て涙されている姿は、先生の子供達に対する情熱の現れだと感じています。その情熱が我が子に届いているのだと思うと胸がいっぱいになります。ありがとうございます。
 来月の誕生会も今から楽しみです。
音楽会が終わり、やれやれと休む暇もないかとは思いますが、くれぐれもお身体にはご自愛下さい。今後とも御指導よろしくお願い申し上げます。 きく組さん、音楽会大成功!!と、新居先生にエールを送ります。