お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:年少さん 初めての運動会

平成26年10月9日
安松幼稚園では
役員を志願する保護者が多い理由がよく分かりました
教育方針も理解し、何よりも
先生方の熱い指導に感謝している保護者がたくさんです
――何よりも先生の本気の指導に子供達も応えた運動会――
年少うさぎ組 石川華奈子

松浪先生へ
 いつもお世話になっております。そして運動会お疲れ様でした。
とても楽しみにしていた運動会、期待通り大満足でした。
自分の子だけでなく、各年代の成長ぶりがよく見え、「来年、うちの子もこんなになるのかなぁ?」と、見通しを持つことができました。
 何よりも先生方の一生懸命の姿、本気で子供と向き合ってきた普段の保育が見ることが出来ました。
 年長さんの鼓隊行進をぜひ見たいと思っていたので、主人に弟を任せじっと見入っていました。何と練習し始めたのが9月に入ってからとのことでびっくり!!
本当に他園では、4月からや、年中の3学期からリズムを叩いたりなど練習するところも多い中、たった1ヶ月の練習期間でここまで。実質1ヶ月もできていないですよね!?
普段からの保育でも、集中力・やる気以外にも、リズムや体力、基本的なことを育てているからこそ成し遂げたのだと思いました。
 何よりも先生の本気の指導に、子供達も応えていたんでしょうね。
千代田先生の涙が全てを物語っていて、こちらも感動で泣いてしまいました。
あの空間だからこそ、みんなが一丸となって応援し、感動できる運動会でしたね。
 自分の子供以外にも、感動してしまいました。
もちろん あこも、9月に入って泣く事なく園に通うようになり、楽しんで練習もしていたようで、あんなに頑張っていたので、みんなでいっぱいほめました!!
 年少児で、ダンスもあんなに隊形移動してバッチリだったのですごい!
ずっと親バカでほめすぎていました(笑)
子供の能力って、こんなに引き出してもらえ伸びるんだなと感じています。ありがとうございます。これからの成長ぶりも楽しみです!
 役員のお仕事、役に立たない事も多くありましたが、みんな子供達の為に!!と思いながら、楽しく取り組む事ができました。何よりも、色々なクラスのお母さん達とも仲良くなれ楽しかったです。
 他園では、役員は大変、なりたくないという所が多いですが、安松幼稚園では志願してなられる方が多い理由がよくわかりました。
教育方針も理解し、何よりも先生方の熱い指導に感謝している保護者がたくさんですね。

これからも、少しでも園や子供達の為にできる事をしていきたいなと思います。微力ながら、よろしくお願いします。
追伸:二科展の入賞、まだ信じられません……。
ご指導がとてもよかったんやねと、主人と話しております。ありがとうございます。どんな絵を描いたのか、見るのを楽しみにしています。

理事長注:
 お母さんがおっしゃる通り、安松幼稚園ではクラス委員選出の際、ほとんどのクラスで、瞬時(僅か数分)に、立候補によって決まります。
いくつかのクラスでは、予定人数以上の希望者が出て、年少・年中では「来年に回って下さいね」とか、最後の年である年長さんの場合では、「それでは予定人数以上でお願いすることにしましょう」等の、やり取りがあります。
 本当にありがたいことで、安松幼稚園の教育方針を理解され協力しようというお母さん方の気持ちに、「こちらが本気で教育に取り組めば、子供も本気で応えてくるし、お母さん方にも伝わっているんだなぁ」と、感謝の気持ちでいっぱいです。

平成26年10月9日
運動会本番でも その場できちっと指導してくれて
―――あの指導は今後性格や人格が作られていく中で
とても良い影響を与えてくれると感じ―――
年少うさぎ組 春田希恵

松浪先生へ
 10月9日の運動会、とても楽しませて頂きました。
子供たちの立派な姿を当たり前のように見せて頂きましたが、右も左も怪しいヒヨッコちゃんを指導していくのには、相当ご苦労なさったことだと思います。
 息子の、あまりにも家とは別人の姿に笑ってしまいましたが、あんなにカッコイイ顔は初めて見ましたし、お遊戯では手足をきっちりと伸ばしていて、以外と真面目なんだなぁと思いました。
 松浪先生の「よろしーぃ!! まるーっ!!」が愛情たっぷりで、涙が出ました。
先生は、サーキットでのポーズの不徹底な子供や、コーンの通り道を間違えた子には、あの本番の中でもやり直しをさせていました
夫とも話しましたが、あの指導は、今後性格や人格が形作られていく中で、とても良い影響を与えてくれると思います。
 大切な幼児期、お友達を作ってのびのび(子供の好きなよう、したいようにさせて)育つだけなんて、もったいないです。
 芽生えではじっと座っていられずにお友達に手を出し、月3回が苦痛でしたが、年少さんになって半年ちょっとでこんなに成長するものかと、本当に驚いています。
松浪先生のクラスになれて良かった。
 12月の生活発表会も楽しみにしていますが、うさぎ組さんとの生活ももう半分もないのだと思うとさびしくなります。
先生、今後ともどうぞよろしくお願いします。
朝晩、冷えてまいりました。
くれぐれもご自愛下さいませ。

理事長注:
 お母さんのお便りの中に、「大切な幼児期、お友達を作ってのびのび(子供の好きなよう、したいようにさせて)育つだけなんて、もったいないです。」とありました。
全くその通りで、幼児期の大切さについて書かれた一文を紹介しましょう。
 奥本大三郎氏(ファーブル昆虫記の翻訳にて読売文学賞受賞)の著書「虫の春秋」の解説の中で、池澤夏樹氏は次のように述べています。
 「ぼくは、人は身体だけでなく精神の面でも変態や脱皮をしないと思う。主要な部分は幼いときに作られて、それがそのまま一生使われる。たしかに人間は大人になる途中で色々なことを覚えるし、その中には色恋などという楽しいこともあるけれど、そういうことはすべて精神の外側に付着するだけであって、心の骨格とも呼ぶべきところは変わらない。」
 私も、人間は大きくなるにつれて知識は増えるが、人づき合いの好み(幼児の段階で既に仲の良いお友達ができてきます)、負荷(困難・障害)に対してどのように向かっていくか、ついては物事にどのように取り組んでいくかという生きるスタイル、力の出しっ切り、倫理観、情操、優しさ、勇気、価値観、判断力 などの人としての骨格の部分は、既に幼児期において基礎工事をされていると、幼児とつきあう期間が長くなればなるほど、より一層強く感じています。
常に子供のしたいよう好き放題にさせれば、一見したところ自由に伸び伸びしているように見えますが、それは私が考える人としての自由に伸び伸びとは質的に違っていて、わがままを助長しているだけのように思えます。
優しさや勇気なども、自分の体験やお友達との触れ合いという、ちょっとした負荷のかかる適切な環境の中で、学び取って獲得し、育っていくものです。
常に子供の希望通り好き放題にさせていては、育つはずがありません。適切な環境における指導が必要なのです。
 以上のような考えから、安松幼稚園では、そういう人としての基礎工事の部分を育みたいと考えているのです。

平成26年10月9日
かけられた負荷を一つずつ乗り越えることを楽しんでいる様子
―――年長さんの集中力と
あの日あの1回に全てを出す気持ちが伝わって―――
年少うさぎ組 芝野陽子

松浪先生へ 先日の運動会、お疲れ様でした。
3歳児での演技指導、曲にあわせての移動がここまでできるとは!! 驚きと感動以外ありませんでした。
 ここまで持ってくるのには大変な努力があったのが、見ていて想像できます。
先生方の根気と本気が子供に伝わると、やってできない事はないんだなぁ……と、私が大切な事を学んだ気がします。
 練習中は、本当に子供にとってはしんどかったようで、まさに負荷がかかっていると感じました。
でもある日、「並び方 分かったねん!」とか、一つずつ負荷を乗り越えるのを楽しんでいる様子で、成長を目の当たりにして嬉しく思いました。
 少し不安な時期もあり親としても対応に悩みましたが、松浪先生とあの日ゆっくり話して、家で私が長女の為にゆっくり時間を作り抱き締めることの大切さを学んで、私が成長させられました。一生忘れません。ありがとうございました。
 りさは、安松幼稚園の年中さん年長さんの練習風景を見てか、とてもかっこいい! と、憧れる様子でした。その気持ちも、成長にとても重要な気がします。(理事長注:全くその通りです。安松幼稚園の年長さんは、かっこいいですよね!! そういうあこがれが、自分の夢となり、それに向かって努力するという精神を育んでいきます)
 年長さんの集中力には驚きました。
あの日、あの1回に全てを出す気持ちが伝わってきて、もう涙しかありませんでした。辛くても、努力して負荷を乗り越えた経験は、何物にも代えがたい一生の財産になります。
とてもありがたい経験をさせてもらい感謝です。
 これからも成長を楽しみにしています。

理事長注:
 お手紙の中に、「年長さんの集中力には驚きました。あの日、あの1回に全てを出す気持ちが伝わってきて、もう涙しかありませんでした。」とありました。
 入園後の約2年半の幼稚園生活の中の色々な局面で、発達段階に応じてかけられた負荷を乗り越える経験が、集中力・その今の瞬間に力を出しっ切るという精神を育てたのです。
私は、これこそ安松幼稚園の目指す本質そのものであり、安松幼稚園のすごみ(笑)だと思っています。

平成26年10月9日
うちの子に対する心配も吹っ飛びました
なぜならうちの子も安松幼稚園の園児だから
―――年少さんから年長さんまで誰一人手を抜かず
みんなが一生懸命―――
年少うさぎ組 吉里三保子

松浪先生
いつも心来が大変お世話になっております。

 年少さんから年長さんまで誰一人手を抜かず、みんなが一生懸命!!
素晴らしかったです。
 拍手で迎えられた入場式での年少の我が娘たち。
優しい思いやりを感じた涙から始まり、感動の涙で終わった運動会でした。
 入園する前は「うちの子に、こんなことが出来るのだろうか?」と思っていた運動会も、年少の子供たちがするとは思えないびっくりするフォーメーションで園庭をかけまわり、たくさんの人の前で力を出し切り、成し遂げ、とびっきりの笑顔で運動会を終えた娘。
 その笑顔は、先生からの最高のプレゼントでした!!

年中さんのバルーン、台上前転、年長さんの組体操、鼓隊行進にリレー。
園児全てが120%の力を出し切る姿に、涙が出ました。
 そして、入園前の「うちの子に、こんなことなんて……」という心配の気持ちが、無くなっていることに気付きました。
なぜなら安松幼稚園の園児だからです。
熱い先生方のもとで、無限の力を引き出してもらえること、日々実感しています。
これからも松浪先生の背中を見て、常に100%で頑張れる娘に育ってもらいたいです!!
 最後に、先生の目から涙が溢れるような心のこもったご指導、本当にありがとうございます。
先生の涙を忘れません。 v

理事長注:
 入園前の「ついていけるかしら?」という心配がすっかり無くなっていることに気付いたとのお便り、嬉しく拝見しました。まさにお母さんのおっしゃる通り、安松幼稚園の子供は、熱い先生方のもとで、無限の力を引き出してもらえ、力の出しっきりを身につけていくのです。
 
それでは、幼児期の大切さについて書かれた一文を紹介しましょう。
 奥本大三郎氏(ファーブル昆虫記の翻訳にて読売文学賞受賞)の著書「虫の春秋」の解説の中で、池澤夏樹氏は次のように述べています。
 「ぼくは、人は身体だけでなく精神の面でも変態や脱皮をしないと思う。主要な部分は幼いときに作られて、それがそのまま一生使われる。たしかに人間は大人になる途中で色々なことを覚えるし、その中には色恋などという楽しいこともあるけれど、そういうことはすべて精神の外側に付着するだけであって、心の骨格とも呼ぶべきところは変わらない。」
 私も、人間は大きくなるにつれて知識は増えるが、人づき合いの好み(幼児の段階で既に仲の良いお友達ができてきます)、負荷(困難・障害)に対してどのように向かっていくか、ついては物事にどのように取り組んでいくかという生きるスタイル、力の出しっ切り、倫理観、情操、優しさ、勇気、価値観、判断力 などの人としての骨格の部分
は、既に幼児期において基礎工事をされていると、幼児とつきあう期間が長くなればなるほど、より一層強く感じています。

常に子供のしたいよう好き放題にさせれば、一見したところ自由に伸び伸びしているように見えますが、それは私が考える人としての自由に伸び伸びとは質的に違っていて、わがままを助長しているだけのように思えます。
優しさや勇気なども、自分の体験やお友達との触れ合いという、ちょっとした負荷のかかる適切な環境の中で、学び取って獲得し、育っていくものです。
常に子供の希望通り好き放題にさせていては、育つはずがありません。適切な環境における指導が必要なのです。
 以上のような考えから、安松幼稚園では、そういう人としての基礎工事の部分を育みたいと考えているのです。

平成26年10月9日
感動で涙を流される先生方 家族のみなさん あの一体感
全ての人が自然と心を一つにすることが出来る
それが安松幼稚園
―――誰一人として中途半端なことはしなかった
小さな子供だからといって決して甘やかさず最後までやり通す
一生における かけがえのない宝物―――
年少うさぎ組 奥野千恵美

いつもお世話になっています。
 先日は、大変素晴らしい運動会をありがとうございました。
日々の先生方のご指導、並々ならぬ努力の賜物だと、心より感謝致します。
 娘に関しましては、あれほどまでにキビキビと、そして堂々とした姿を見せてくれるものとは、私達家族の想像を遙かに超えたものでした。 すごく感動し嬉しくもあり、とても誇らしく思えました。
私自身、『娘の様に頑張らなくては!!』と、心を奮い立たせてさえくれました。
 「行きたくない」と、泣いていた日々が信じられません。本当に安松幼稚園を選び、先生方と出会え、教育を受けさせて頂いている日々に感謝です。
 又、今回も、娘の姿だけではなく、全園児の姿に感動しました。
たとえ失敗しても、初めに戻ってやり直す姿勢!! 誰一人として中途半端なことはしなかった。そんな姿は、これからの一生において、一番大切で架けがえのない宝物です。
小さな子供だからといって決して甘やかさず、最後までやり通す!! 本当に素晴らしいことだと思いました。

 又、入退場時のハツラツとした姿。待機時の姿。先生の「立った時は、お尻は、はらいません。」のアナウンス通り、誰一人お尻をはらいませんでした。自己中心でない子が育っています。
 全てにおいて、感動しかありません。
正直、子育てに、単調な日々に、不安を感じたり、時にイライラしたりする事があります。しかし、この度の運動会を通して、それらは一気に吹き飛んだ様な、清々しい気持ちへと変わりました。本当にありがとうございました。

 感動で涙を流される先生方、家族のみなさん、あの一体感!!
誰が何を言おうとも、間違いなく日本一の幼稚園ですよね!!
運動会の空間にいる人全てが、心を一つにする事が、ここまで自然と出来るなんて
、他の幼稚園へ行っていたとしたら、経験させてもらえなかったのではないかと思います。
本当に心より、お礼申し上げます。

理事長注:
 お楽しみ音楽会といい、運動会といい、まもなくの生活発表会といい、そこに集える全ての人(園児・先生・保護者)が、その小空間で心を一つにし、感激の涙を流し感動に心を震わせる。その一体感の幸せ!! それが安松幼稚園です。
感謝あるのみですね!!

平成26年10月9日
先生どうやって教えてるんやろうな
年少りす組 泉 悦子

いつもお世話になっております。
運動会、とても素晴らしかったです。 娘が頑張っている姿を見られて、主人も喜んでいました。
 家では主人を見つけると、娘は「パパ、抱っこー!」と、めちゃくちゃ甘えん坊なので、運動会で、かけっこや、遊戯、サーキット体操(理事長注:平均台を歩く・跳び箱によじ登り跳ぶ・マットでの前まわり)をしている娘を見て、「すごいやん!! しっかりやってるやん!! 嬉しいわ!! 先生どうやって教えてるんやろうな!!」っと、主人はずっと感動しっぱなしでした。
 帰宅してから、娘は運動会がとても楽しかったようで、妹に遊戯を見てもらったり、一緒にかけっこしたり、妹が頑張っていると「最後まで頑張ってエライね!!」って、褒めたりしていました。
 「年中になったらバルーンできるんやで」っと、今から来年の運動会を家族でとても楽しみにしています。
 毎日暑い中、たくさんの園児に指導するのは、すごく大変だったと思います。
娘は練習が楽しかったようで、毎日「今日は~したよ」と、教えてくれました。
 ・今日はポンポン使ったよ 
 ・今日は旗持ったよ
 ・今日はちゃんと大玉さわれたよ~   って、
本当に毎日楽しそうに私に話してくれて、毎朝、「今日も運動会の練習、頑張る!!」と言って登園していました。
 こんなに娘が頑張れるのは、先生のおかげです。
本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 今日もニコニコ元気で送り出します!!

理事長注:
 お家での様子がよく分かり楽しいお便りでした。
子供には発達段階にあった負荷をかけることが大切ですが、その前提には、

ご両親が子供の頑張りを認め、抱き締めるなどのスキンシップがとても大切

お母さんがニコニコであれば、子供もニコニコに

ちょっとでも良いことがあれば、抱き締めたり、言葉充分に褒める

等による家族との心の通じ合い・そして先生との信頼関係があってのことです。
安松幼稚園でも、先生は、「8割が褒める、後の2割が注意や指導」との兼ね合いで、子供たちと接しています。

平成26年10月9日
年長リレーで負けた子供たちから大きな感動を
年少りす組 山内浩子

運動会の写真、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
悠生は運動会の練習が始まってから、父親と毎朝ラジオ体操をしたり、おばあちゃんに「さんぽ」を歌いながら遊戯を見せたりして、運動会を楽しみにしていました。
 でも前日は、緊張と興奮でなかなか寝付かれずに、当日は体調不良でした。
それでも「誰が見に来てくれるの?」と、やる気満々で無事最後までやり通せ、翌日には自信溢れる顔で、見に来ることが出来なかったおばあちゃんに、メダルを見せて報告していました。(理事長注:優しく育っていますね!!)
 また年長さんの競技はどれも素晴らしく、涙が出るほど感動しました。
特にリレーでは勝った子供達はもちろんですが、負けた子供達からは、それ以上の色々な感動を頂きました。

ウチの息子も、再来年この様になれるのだろうか?! と思いましたが、涙する先生方の熱血ぶりに、きっとなれるのだろうと感じる事が出来ました。
これからもよろしくご指導お願い致します。
追伸:それからバザーではたくさんの子供達と触れ合うことが出来(身体は全身筋肉痛になりましたが)とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
本当にありがとうございます。

理事長注:
 安松幼稚園の運動会の花:年長のリレーについて一言
最近の社会には「子供達に競争させることは悪であり、子供の心に傷を残す」という風潮があります。
例えば運動会の100m競争で、ゴールの手前10mで全員が立ち止まり、手をつないでゴールインする。また学期の成績評価で、全員にオール5などをつける というようなことが実際に行われています。(←ほんまにアホかいな(笑))
 私は、子供の成長には、ある程度の切磋琢磨を伴う競争は必要であり有益だと考えています。
 お母さんのお手紙の中に、「年長さんの競技はどれも素晴らしく、涙が出るほど感動しました。特にリレーでは勝った子供達はもちろんですが、負けた子供達からは、それ以上の色々な感動を頂きました。」とありました。
今回の年長のリレーでは、最後の周で、トップを走っていた子が転び、首位から落ちました。しかしすぐに立ち上がり、ゴールまで一生懸命に走り込みました。悔しかったでしょう。涙を流したことでしょう。
これらの経験が、すべて尊いのです。

もちろん競争自体が目的になってしまうのには、私も反対ですが、全力で一生懸命に切磋琢磨しあう、そして自己を、そしてお互いを高めあう競争からは色々なことを学べます。それが上記の「負けた子供達からは、それ以上の色々な感動を頂きました。」との文につながったのだと思います。
見ているものがそれほどの感動をもらったのです。当事者は、その事柄を通じて、大きな学びを得たことでしょう。

平成26年10月9日
自分だけでなくみんなと一緒に頑張ったという気持ちが
こんな小さな子に芽生えるなんて 安松幼稚園ってすごい
年少きりん組 山内あかね

森下先生へ
 いつもお世話になっております。
昨日は、娘にとっても家族にとっても初めての運動会。
日が近づいてくると、「もうすぐだね!」「頑張ろうね!」と、みんな楽しみにしていました。
 私自身の感想ですが、運動会を見ていて、こんなに感動するとは思ってもいませんでした。上手く言えないのですが、どの子もみんな頑張っている姿を見ていると、小さな身体でこんなに頑張っているんだと、自分の子供以外を見ていても、とにかく感動しました!
 運動会が終わり、娘をたくさんほめました。
メダルも大喜びで、「瑠衣が頑張ったからもらえたんだよ」と、声をかけると、「ちがうで! きりん組さん みーんな頑張ったからもらったの!」と、言っていました。
自分だけでなく、みんなと一緒に頑張ったという気持ちが、こんな小さな子供に芽生えるなんて……やっぱり安松幼稚園はすごいなと感じました。
今日は大きな「はなまる」  をあげたいです!  また来年が楽しみです。
 森下先生、安松幼稚園の先生方、本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。

理事長注:
 人間とはおかしなもので、ある物事をほどほどにいい加減にやっていたのでは、感謝の気持ちは芽生えてこないのです。
 運動会の練習において、3歳児にあった負荷をかけられ、真剣に一生懸命取り組んだからこそ、「ちがうで! きりん組さん みーんな頑張ったからもらったの!」という言葉が出たのでしょう。
完璧を目指して、よりよい遊戯にしようと、先生と子供が心一つに練習したからこその言葉だと私は受け止めました。(^0^)

平成26年10月9日
9月当初の運動会の練習いや……から
9月半ばには楽しくなってきた! に大変身
年少きりん組 野口小都恵

森下先生・匂梅先生
 いつもお世話になり、ありがとうございます。
ようやく運動会が終わりました。
夏休み明けの9月から約一ヶ月、よくあそこまで完成できたものだと、本当に感心致しました。
 練習が始まった頃から、「幼稚園に行きたくない」と泣き、制服を着るのを渋るようになりました。なぜ行きたくないのか理由を尋ねると、「運動会の練習がイヤ」との事でした。
 1学期のお楽しみ音楽会の練習時にも行きたがらず、私は落胆しました。
そして音楽会当日は熱を出して欠席したので、達成感を味わうことが出来ず、残念なままで終わりました。
 この運動会こそは強くなり、壁を乗り越えて達成感を味わって欲しいと思い、泣いている娘の前ではうろたえず、ドンと構えることに決めました。しかし朝食を摂りながらシクシク泣く娘を見るのは、私も心が何度か折れそうになりました。
 今この子に与えられている負荷は、これから成長していく上で必要なもの、人格形成には決して欠かせないものだと信じ、私自身も強くなり、娘を見守らなければならないと思いました。
 練習がイヤだと言っても通園させていたのですが、9月半ばを過ぎた頃から、「運動会の練習、楽しくなってきたよ」と言うようになり、「運動会では、格好いい所、見せてあげるからね」と言うまで変わりました。
 気持ちが変わり、やる気が出るようになったのです。その気持ちの変化までには、多くの先生方のフォローがあってこそ壁を乗り越えられたのだと思います。
本当にありがとうございました。
これから幾たび、様々な負荷が与えられ、心身共に大きく成長して行ってくれることを期待しております。

追伸:

年長さんの鼓隊行進、とても感動致しました。
2年後、我が子が、こんなに立派な姿を見せてくれるのかと思うと楽しみでなりません。


理事長注:
 卒園児を含めた多くのお母さんの間で、「運動会を乗り切ると、一回り強くなるよ」という会話が、多くかわされるとお聞きします。
運動会の練習と本番を通じて、今後の人生において、あきらめることなく、何事にも挑戦する精神の素地が養われていると強く感じます。一生の宝になります。
そしてこの精神を、12月の生活発表会に、つないでいきたいと期待しています。