お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:運動会(年長さん・年中さん)

平成26年10月9日
安松幼稚園での生活は
娘のこれからを支える縁の下の力になってくれ
人間の背骨を作ってくれると思うと感謝でいっぱい
年長梅組 林 香織

運動会とても感動しました。
安井先生のおっしゃる負荷の大切さ education の動詞形 educe は、「隠された才能・能力を引き出す」という意味だということを、改めて考えさせられる一日でした。
 この一週間くらい、お迎えに行った時や帰宅してから、小春が「抱っこして」というので、普段は自分からそう言わない彼女。園の出来事はほとんど話しませんし、疲れた・しんどいと言ったわけではありませんが、心がちょっと疲れたのかなと、抱っこして様子を見守りました。
 演技を見たら納得。これだけの事をしていたのかと本当に驚きました。
組体操の動き、表情、我が子に限らずみんなが心一つに取り組む姿は、本当に感動的でした。
 跳び箱では、それぞれの跳べる高さに挑戦し、7段・8段に続くのですが、力のある子にそれを発揮する場所を作ること、他の子も、それを僻んだりせず心から応援したり憧れたりするところが、安松幼稚園の良さだなといつも感じます。
 鼓隊の終盤の千代田先生の涙、HCで迎えに行くと、一つずつ太鼓の音を確認し肩のベルトを直している千代田先生の姿を思い出しました。
 日々の指導だけでも大変なところ、子供達が帰宅してからも準備に多くの時間を費やして頂いた先生方の力なしに、あの演技はなかったと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 以前読んだ本に教育を家に例え、乳幼児期は大事な基礎工事の時期、その後の時期は床や柱・内装や外装で、後からやるものほど やり直しがきく。建物はいったん壊してもう一度立て直すことができるが、人間はそうはいかない。大人になって問題が生じたからといって、幼稚園にもう一度入り直すことはできないし、幼稚園の体験をやり直す事は容易ではないとありました。
 そんな事を少し思い出して、運動会で力を出し切った経験や日々の生活、これからの行事が、彼女のこれからを支える縁の下の力になってくれる人間の背骨を作るのだと思うと、一緒に育ち合える友達や、時に涙を流し真剣に子供達に向き合ってくれる先生のいる安松幼稚園に通う事ができて良かったなと思いました。
 川口先生、園見学に来て、先生と昨年の梅組さんが歌う“村祭りの歌”を聞いて鳥肌が立つほどの衝撃を受けた事、今年 娘の担任が先生になり一緒に歌う姿を見て思い出します。
 あと半年もありませんが、残された時間 ご指導よろしくお願い致します。

理事長注:
 お手紙の中に、「跳び箱では、それぞれの跳べる高さに挑戦し、7段・8段に続くのですが、力のある子にそれを発揮する場所を作ること、他の子も、それを僻んだりせず心から応援したり憧れたりするところが、安松幼稚園の良さだなといつも感じます。」とありました。
 私も日頃から全く同じ思いです。現在の日本の教育は、園児・児童・学生のもっている“素晴らしい面”を伸ばそうとしない画一教育が主流です。ある分野で素晴らしい能力を持っている子どもに対しては、その能力をより引き出し、その能力を発揮できる場を与えねばなりません。周りの子供も、その素晴らしさに憧れ努力する。また人それぞれに、得意な分野や適正に違いがありますから、僻んだりせずに、心から“すごいなぁ”という応援の拍手を送る。
それぞれの違いを認め合い応援するという心を育てることも、教育の中で大切なことかと思います。

平成26年10月9日
安松幼稚園との出会い
  そして素晴らしい先生方に出会えたことは
  子供にとって一生の宝です
  ―――千代田先生の涙に思わずもらい泣き―――
年長桜組 岩尾和代

いつもお世話になっています。
今年の運動会は最後と思い、上の子供と夫と3人で参加させてもらいました。

 悠生は、先生方に“一生懸命やっていますよ!”と言ってもらいますが、家ではとても甘えたの次男坊です。
大丈夫かな?! と思い、“組体操、縄跳びの練習しないの?!”と言っても、全然してくれませんでした。
が、今日の運動会で、一生懸命取り組む跳び箱・とても凛々しい大太鼓の姿・最後まで諦めないで走りきったリレー この運動会を通して、本当に悠生の成長を感じました。

 そして課外のピアノなのですが、とても雑な弾き方で、引く力が強かったりリズム取りが出来なかったりしていたのですが、ここ1,2週間で、出来ていなくてもぐずらずに急に丁寧に出来るようになりました。
これも運動会の練習で、心が鍛えられて強くなったのかなと思います。
今日(10/9)のピアノでも、日根野谷先生に、急に丁寧に出来るようになったと褒めて頂きました。

 この園に出会えて、素晴らしい先生方に出会えて、本当に良かったと思います。
これからも、よろしくお願い致します。


↓ ここからお父さんのお手紙です

千代田先生
 岩尾悠生の父です。
今日の運動会、お疲れ様でした。
子供達の演技にも感動しましたが、先生方の熱い気持ちに、とても心を打たれました。
特に、千代田先生の涙には、思わずもらい泣きをしてしまいました。
安松幼稚園の先生方と出会った事は、悠生の一生の宝物です。
本当にありがとうございます。
岩尾幸則 拝

理事長注:
 心情溢れるお手紙に、私も涙がこぼれました。
安松幼稚園との出会い、先生との出会い、先生方の熱い気持ち、先生の涙 等々に、
お手紙のように感じて頂いて、これこそ教師冥利に尽きる
というものです。
疲れも吹っ飛びます!!

平成26年10月9日
リレーでは転んで2位になり
初めて「負けて悔しい……」とボロボロ涙 
力を出し切ったからこそ“悔しい”と思える 
頑張る姿は本当に誇らしく
年長梅組 萩野千明

川口先生、延原先生
 いつもお世話になりありがとうございます。
先日はとても素晴らしい運動会を、本当にありがとうございました。
早くお礼を……と思っていたのですが、思い出すたびに泣けてきてしまい、なかなかお礼も言えず、本当に申し訳ありません。

 運動会までのことでは、跳び箱8段跳ぶ! 大太鼓頑張る! リレーで1位になる! と、目標を立てて練習に励んできた様子が今までの泰真とは違っていて、安松の年長さんらしくなってきたなと嬉しく見ていました。
年中の時から“やりたい!”と言い続けていた念願の大太鼓も、疲れている様子で“大太鼓は重たいんや”と話すことはあっても、ツライとは決して言わず、誉められたことを書き出してはマメに復習し、負けない強い気持ちを持って励んでいました。
 当日、7段の跳び箱に挑戦させてもらい誇らしげな顔、8段のお友達が跳ぶのを悔しそうに見つめていた顔……重い大太鼓を抱え口を真一文字にぐっと結び指揮の先生を見つめる真剣な顔……そしてリレーでは転んで2位になり、泰真が初めて「負けて悔しい……」と、ボロボロ涙を流しました。
 そんな表情・感情を育てて下さった先生方に、感謝の気持ちでいっぱいです。
最後の最後まで、リレーの順番を調整したり、跳び箱に挑戦させて下さっていた先生方を見ていたので……「この瞬間のために!」という先生方の一言一言に、主人も涙していました。先生、本当にありがとうございました。
今回の悔しさが、これから泰真をもっと強く大きくしてくれると期待しています。
力を出し切ったからこそ“悔しい”と思える頑張る姿は、本当に誇らしかったです!
 「泰真くんは最強やからな!」と言って信じてバトンを繋いでくれたお友達……「転んでしまったけれど、諦めずに走る姿がかっこよかった速かった!」と、本当にたくさんのお母さん方やお友達から温かい言葉をかけて頂き、親子共々、安松幼稚園で過ごせる幸せを噛み締めた1日になりました。
また一つ行事が終わってしまったという寂しさもありますが……
最高の運動会でした!
本当に本当にありがとうございました。

 先生方もどうぞお疲れの出ませんように……
残り5ヶ月……親子共々全力でいきます
これからもどうぞよろしくお願い致します

理事長注:
 土井長さんのお手紙の一節を、紹介しておきます。
『最後のリレーでは熱くなって応援しすぎ、芽生えの出場でくたびれて寝ていた下の子を起こしてしまう程でした(笑)。
青チームと緑チームが本当にいい勝負で、最後転んでしまって皆悔しい思いをしましたが、それでも2着でとても立派だったと思います。よそのお子さん(注:泰真君のこと)でしたが、抱きしめてあげたいくらいでした。娘も全力を出し切って、すっきりした表情で帰ってきました。』
 転んだのはとても残念でしたが、見ていた人に多くの感動を与え、本人も多くの事を学んだことでしょう。
こういう経験を通して、「その瞬間に全ての力を出し切る」という精神力を、安松幼稚園の子供達は身につけていくようです。
素晴らしい年長さんのリレーでした!!

平成26年10月9日
年少年中年長とみてきた運動会
すごいすごい という言葉しか出ず
―――最後の運動会 沢山沢山感動し涙止まらず―――
年長梅組 真鍋久美

川口先生
 運動会当日になるまで、リレーで1位になりたい、跳び箱7段跳びたい と、ずっと千洋は言っていました。
 リレーの練習では、なかなか1位をとれず、「今日もリレー、1位になれなかったわ」と残念そうな顔、ところが運動会前々日には「今日はリレー、1位になれた!」と、喜んでいました
 跳び箱でも、「今日は6段跳べた。でも7段はもっと練習しな跳ばれへんわ!」と、やる気いっぱいでした。でも練習でも7段は跳ぶのがなかなか難しかったみたいですね。
 今日の運動会では、この二つの目標をクリアーすることが出来ず、少し悔しい思いをしていましたが、「運動会はとても楽しかった」と、達成感の方が強かったようです。

居島先生
 「運動会は指揮やねん!」と千洋が言った時は、親として本当に本当に嬉しくて仕方がありませんでした。年少・年中の時に見ていた年長さんの指揮には、憧れのようなものを感じていました。
千洋はカワイらしいチアをやりたかったらしく、家ではポンポンを持ってチアの遊びばかりしていました。親としては少し心配していましたが、日がたつにつれ、家で新聞紙を棒にし、指揮の練習を毎日するようになりました。
 当日は“1,2,3,4、2,2,3,4”という声だけを頼りに、指揮者4名の心を合わせた演技に感動しました。
昨年の生活発表会でのマタドールの姿から、また一つ身体も大きくなり、心も大きくなり、指揮をしている姿を見て頼もしく思いました。
居島先生、本当にありがとうございました。

 運動会が終わり、家ではこんな話をしました。
「いい運動会だったね。みんなが観てくれていると思うよ」と。
千洋は嬉しそうににっこりと微笑んでくれました。

 一緒に見に来た祖父母も、「幼稚園とは思えない」と、とても感動していました。
早いもので、とうとう3回目の運動会が終わってしまいました。
年少・年中・年長と見てきて、本当に すごい すごい すごい という言葉しか出てこず、開会式での子供達の「ありったけの力を出し切ります」という言葉通りに、やりきってくれたと思いました。

最後の運動会では、沢山 沢山 感動し、涙も止まらないほどでした。
川口先生、本当にありがとうございました。

理事長注:
 いろんな思いを巡らせながら、お手紙を拝見しました。
今後の千洋さんに幸あれと念じます。

平成26年10月9日
自分のしている事に誇りをもち 上を目指す強い気持ち
―――これこそ安松幼稚園の生活の中で培われたもの―――
年長梅組 吉木公美子

川口先生へ
素晴らしい運動会でした。ありがとうございました。
 年少から比べると、まさかここまで成長するとは本当にびっくりでした。
やる気いっぱいの真剣な眼差し、自信に満ちたキラキラした目。こんな目をこの3年間で見られるとは、本当に思ってもみませんでした。
お姉ちゃんと比べると3人目という事もあり、とにかく幼く感じ、常に2人3脚で歩んできた幼稚園生活のように思っていました。
 しかし今のこの謙悟があるのは、「安松幼稚園の教育」という素晴らしいレールの上を真っ直ぐに信じて歩んできたからこその成長だと、この運動会を通じ強く感じました。
“今のこの一瞬の為に がんばる”
なんて素敵な事なんだろうと……。
 今やっている事は、直接には将来の役に立つ事がないかもしれませんが、この運動会の練習、本番で培った精神は、今後の人生の基礎として、謙悟の一生の力になると思います。
 鼓隊行進の応援団チームと一員として「応援団チームはな宿題があるねん!」と誇らしげに一生懸命練習してきた事、跳び箱の開脚跳びも「絶対、5段は跳べるようになりたい!」と、上を目指す強い気持ち
こんな気持ちをかり立たせて下さったのは、川口先生のご指導こそだと強く感じ、感謝の思いでいっぱいです。
 一つ一つ行事を終え、少し寂しい気持ちもありますが、その度に成長していく姿がとても楽しみです。これからもよろしくお願いします。
お疲れ様でした。本当にありがとうございました。

理事長注:
 どの年代の教育においても大切な項目の一つに、どのようにして子供達に、誇りやる気をもたせるかということがあります。
幼稚園教育の中で、目指してはいるが、なかなか困難な課題でもあります。

しかしながら

・今自分のしている事に、誇りをもつことが出来る
・ある目的をもって、上を目指す強い気持ち   が、明らかに

謙悟さんに見られること、とても嬉しいです。
 これは日頃の安松幼稚園の教育活動の中に、誇りとやる気が育つ要素があるからだと私は思っています。
お母さんは、そのことを
「今のこの謙悟があるのは、「安松幼稚園の教育」という素晴らしいレールの
上を真っ直ぐに信じて歩んできたからこその成長だと、この運動会を通じ強く
感じました。
“今のこの一瞬の為に がんばる”
なんて素敵な事なんだろうと……。」と、記されました。
私も非常に嬉しく思っています。
謙悟さんの成長は、1学期のお楽しみ音楽会の頃から目覚ましいものがあります。
お母さんからのお便り H26.6.24 お楽しみ音楽会 「逆に子供から励まされ」も併せてお読み下さい。

平成26年10月9日
人とは不思議な生き物  
厳しく注意されても その注意が温かく
その人のためを思ってのものであれば
その人の心に思いが届き 注意してくれた人を好きになるもの
年長梅組 土井長香織

●川上先生
 今回、鼓隊行進の“旗”チームで娘が大変お世話になり、本当にありがとうございました。
 実は最初に娘が旗の役に決まったと聞いた時、親子共々驚きました。娘はおっとりした方で、運動も決して得意ではないほう……。
大きな旗を持ってしっかりと動けるのかなと、とても心配でした。
 実際、練習の最初の方では、「自分一人だけ注意された」とショックを受け、半べそで帰ってきました。旗は難しくて自分では出来ないかもしれない。チアさんの方が良かったと泣く娘に、「どんな役でも簡単で楽なものはないよ。練習は始まったばかりだし、大丈夫、頑張ろう!」と言って、励ましました。
数日後、帰ってきた娘が「チアさん達も、めっちゃ注意されていた。大変そうやった。私、旗頑張る。」と……(苦笑)
 その後泣くことはなくなりましたが、練習は決して順調ではなかったようで、下の子の芽生え教室の合間にも、何度か練習を目にする機会がありましたが、連日苦戦しているようでした。
慣れない筋肉を使うせいか、お腹が痛い、腕が痛いと言って、夕方ぐったり……という日が続きました。

 それがいつの頃からか、身体が痛いと言う事がなくなり、「今日は声をほめられた」と、少しずつ表情が明るくなっていき、家にある棒を使って、自主練を始めるようにまでなりました。
気がつくと、いつの間にか青チームの先頭に! これもびっくりしました。
 当日が近づくにつれ、「今日は90点」そしてとうとう前日には、「98点になったよ!」
娘も手応えを感じたのか、「ドキドキするけど、明日頑張るよ!」と、力強く言ってくれました。


 そして今日本番。半ば祈るような気持ちで見守っていました。
先頭をしっかり歩く、赤いベレー帽に青いベストの娘は、本当に親バカだと思いますが、今までで一番かっこ良く見えました。
緊張しいの娘は、時おり深呼吸しながらも、しっかりとやりきり、目頭が熱くなりました。

 真っ直ぐの旗は、少しでもズレれば目立ちやすくごまかしもきかないので、指導する川上先生は、毎日本当に大変な指導だったことと思います。
本番の完成度を見て、頭の下がる思いです。
 旗チームに入ったおかげで、体力・集中力・チームワーク・厳しい指導にもめげない精神力・緊張に負けず本番をやりきる力・それによる達成感……数多くの、家庭生活だけでは教えてあげられない大切な事を得ることが出来ました。
 普段はなかなか自信を持てなかった娘でしたが、今回のことで、努力は必ず実る“為せば成る”を、身をもって感じられたのではと思っています。
本当にありがとうございました。

 毎日接して頂いたおかげで、娘は川上先生が大好きになりました。娘の手紙攻勢に、お忙しい中お返事頂いてありがとうございます。
 園生活も残り少なくなってきましたが、今後もよろしくお願い致します。
夕食に、娘の好物のオムライスを作り、ケチャップで“120点!”と書きました。

●井上先生に
 運動会前日に愛美は、「井上先生に、明日は前髪を上げてきてねって言われた」との事。
よく分からないまま前髪は少し切り、髪を編み込んで行かせました。
鼓隊の旗チームの入場。娘の頭を見て、家族一同納得!
絶妙な位置のベレー帽。娘も「井上先生にやってもらった♪」と、嬉しそうにしていました。
お忙しい中、ベレー帽のかぶりやすいようにと、髪の毛などの細かいところまでに気を配って頂きありがとうございました。
おかげさまで、おじいちゃんに良い写真をたくさん撮ってもらいました。

●川口先生に
 楽しみにしていた運動会がやっと終わりました。
 年少さんの時には、岸本先生に後ろから押してもらいながら、マイペースでゆっくり走っていた娘が、しっかりとした足取りで懸命に走る姿を見て、三年という月日はすごいなぁ……としみじみ思いました。
 ご存じの通り(苦笑)、娘は運動が得意な方ではないので、毎年運動会は心配だらけだったのですが、今年の運動会を観て、苦手なりにも一生懸命頑張る姿を見て、本当によくやったなぁ……と、目頭が熱くなりました。
鼓隊行進の完成度の高さに感動し、先生方のご指導がどれだけ大変だったかを想像するだけで、頭の下がる思いです。
 運動会も終わり、いよいよ園生活も残り少なくなってきたなぁ……と、寂しい気持ちも、最近では増えてきました。
生活発表会、作品展と、先生方はまだまだ大変だと思います。
お身体に気をつけて、今後とも娘をよろしくお願いします。

理事長注:
本当に、人とは不思議な生き物ですね。
厳しく注意されても、その注意が温かく子供のためを思ってのものであれば、その子供に思いが届き、注意してくれた人を好きになるという例を何百、何千と観てきました。
先生の温かさに乾杯!!

平成26年10月9日
子供達と先生の声が言霊となって
私のハートに響き渡り涙が止まらず
―――千葉からの祖母も
「安松幼稚園は先生の一生懸命さがすごいね!
ものすごく伝わるよ」と言いながら涙を流して―――
年中きく組 坂上あゆみ

新居先生
 先日の運動会、とても感動しました。
千葉から私の母がももかの頑張りを見守りに来ましたが、「安松幼稚園は先生の一生懸命さがすごいね! ものすごく伝わるよ」と言いながら涙を流していました。

 毎日の練習で、疲れて帰ってきて弱音を吐く事が何度かありました。
「パラバルーン、難しいんだよ……。ももか出来ない。明日休む!」と言って自分に負けそうになっても、朝起きて制服に着替えると、「ももかパラバルーン頑張るよ!」と、スイッチを入れ、一生懸命自分自身と葛藤しながら、運動会までの日々を過ごしていました。

 運動会での本番を観て、小さな娘が身体いっぱい使って、真剣な眼差しで、先生とお友達と一体になり演技している姿は、とても逞しく、弱さに打ち勝ち、自信に満ち溢れているように見えました。
 入場する時、バルーンをしっかり力強く手で抱え、「ワッショイ! ワッショイ!」の力強いかけ声には、熱くみんなの気持ちが一つになり、子供達と先生の声が言霊となって私のハートに響き渡り、涙が止まりませんでした。
運動会で、こんなに感動してしまうとは、思ってもいませんでした。

 ももかが弱さに打ち勝てたのは、毎日温かく、時には厳しく見守って下さる先生方のお陰です。
どうもありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
季節の変わり目となります。ご自愛下さい。


理事長注:
 千葉のお母さんの部分を拝読していて、私は涙が溢れました。先生にも感謝、そして先生の熱さをそのままに感じて下さる保護者にも感謝です。
千葉のお母さんには、次回は是非生活発表会にお越し頂きたいなぁと思います。
よろしくお伝え下さい

平成26年10月9日
運動会で子供達の一生懸命さ 
まさに力の出しっ切りを見せて頂いて
―――頼もしい先生がいてこそ子供の成長もあるのです―――
年中きく組 兎田谷安子

新居先生・奥野先生
 いつもお世話になっております。昨日は、お疲れ様でございました。
年々、色々な取り組みを見せて頂き、今年もまた見ごたえのある運動会でした。
「子供達に力の出しっ切りを、この運動会で体験させたい」という理事長先生のお言葉通り、子供達の一生懸命さ、まさに力の出しっ切りを見せて頂きました。

 奈々においては、常日頃、少し引っ込み思案なところや、何事も慎重過ぎる性格だと家族が思っていたのですが、今回台上前転の跳び箱6段に挑戦する娘を目の当たりにした家族誰もが、本人の果敢なやる気に一目置きました。
奥野先生の絶妙な補助のおかげもあり、自分の娘ながら思い切りのある姿に、「おっ!! やるやないか!!」と、嬉しい気持ちでいっぱいでした。
このように、行事ごとに娘の成長を感じさせて頂ける先生方のご指導には、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

 そして昨日の帰りの際、新居先生が伝えて下さった(新居先生が感動の涙を流されていたところに、奈々が自分のハンカチを差し出したという)出来事を、帰宅してすぐに家族にも話しました。そして思いやりの心が育まれている奈々の姿をみると、私の心もキュンとなり、たまらず奈々をギュッと抱きしめました。奈々は照れくさそうに、はにかんでいましたが……。
この度のパラバルーンの成功に涙された先生の姿を想像すると、私もまた胸いっぱいになります。

 先日の運動会前の授業参観の時に新居先生が、きく組さんの日頃の練習状況を報告下さいました。
「他のクラスに出来ることが、きく組さんはまだ苦手だと、でも本番は必ず成功させて見せます」と、悔しさもにじみ、絶対に乗り越えて見せると力強く話す先生の姿は、とっても人間味が溢れ頼もしい姿でした。
その思いが成功につながり、感動の涙を流すことができたのだなぁと、先生の話から伺うことが出来ました。
 そんな頼もしい先生がいてこそ、奈々の心の成長もあったのだと思います。
ありがとうございます。
 休む暇もなく、また次の行事に向けて動き出されていることと思いますが、どうかお体には、くれぐれもご自愛下さい。
今後とも、ご指導の程、よろしくお願い致します。

理事長注:
 私や園長先生の仕事の半分は、子供との接触。そして残りの半分は、先生を育てることにあります。初めて担任を持つ先生がしっかりやって頼もしいというお手紙を頂き、私も非常に嬉しくなりました。子供や先生方に乾杯です!!

平成26年10月9日
最初から最後まできびきびと 全く間延びしたところのない運動会
―――端の方でずっと泣いていたり、
座っていて何もしないという子供が、 年少さんでも
誰一人いなかったところも、さすが安松幼稚園!―――
年中ばら組 角田理恵子

日根野谷先生・藤本先生
 昨日の運動会、大感動でした。
智隆が、かけっこや台上前転で頑張っている姿、真剣な表情もよかったです。
パラバルーンは、きれい!の一言でした。家でやって見せてくれていた「5,6,かくれる」って何? と思っていたら、このことだったのか! と楽しんで見ていました。いったんバルーンに隠れてからポンポンを持って出てきた時は、一緒に見ていた私の母と二人で、「わーっ」と、思わず歓声を上げてしまいました。
 私達は入退場門の近くで見ていたのですが、母は「入場門に並ぶ前から、子供達がバルーンを引っ張って歩いている間ずっと、先生方は力いっぱいバルーンをあやつるように引いていた。先生は運動会の最初から最後までずっと全力ですごかった!! 先生、筋肉痛になりそうやなぁ」と感動、ちょっと心配していました。
私は「先生はいつも全力やから、筋肉痛は大丈夫と思うよー」と言いつつも、母と同じ気持ちになりました。
 私自身は、他の学年である年長さんの鼓隊行進やリレーの競技で、泣いてしまいました。音楽会の時とはまた違って、本当にすぐ目の前で子供達の真剣な表情を見ることができ、幸せな感動でした。(クラス委員としてお手伝いしていたので、たまたま、すごく近くで見ていました)
 昨年も思ったのですが、最初から最後まできびきびと、全く間延びしたところのない運動会でした。
先生や子供たちみんなが、一つの心で「全力でやりとげよう」と頑張った結果だったんだと思います。
 また園児全員が頑張っていて、端の方でずっと泣いていたり、座っていて何もしないという子供が、年少さんでも誰一人いなかったところも、さすが安松幼稚園! と思いました。
 一人一人の発達にあったチャレンジをさせてもらって、やる気を引き出して頂けて感謝しています。
 みかん狩り、遠足、生活発表会と、2学期はまだまだ行事が続きます。
先生方もお身体お気をつけ下さい。
今後もよろしくお願いします。

安松幼稚園の運動会 本当に“すごい”の一言につきます
―――演技が終わった後、競技が終わった後の園児そして
先生方の素敵な笑顔に温かい気持ちにさせられて―――
年中きく組 永徳朱実

先日は運動会も無事に終わり、先生方も一安心されている事と思います。
昨年は、年長の娘と年少の息子の2学年分を見ていて、我が子を見るのに必死だったんですが、今年は年中になった息子一人を見るだけだったので、年少さん・年長さんの演技・競技等の全体を純粋に観ることができ、本当に“すごい”の一言につきます。
 園児たちの真剣さはもちろんのこと、先生方の必死さや真剣さが、見ている私にもすごく伝わり感動させられました。また先生方の声が枯れているのも、素敵だなぁと、一種の風物詩のように思っております(笑)
 演技が終わった後、競技が終わった後の、園児そして先生方の素敵な笑顔に、私は温かい気持ちにさせられました。
今年も運動会を見て、本当に楽しかったです。
ありがとうございました。

 さてさて我が家の息子ですが、良い意味で、想像を裏切ってくれる運動会でした。
いつも参観日では、皆と一緒にすることをしなかったりと、毎回やきもきさせられるのですが、当日は集中して頑張っている姿を見る事ができたので嬉しかったです。
最後に息子を迎えに行った時の第一声が「ママ~ 運動会 楽しかった~」って言ったんです。これもまた意外で(笑)驚きました。
 パラバルーンもきちんとするのかと心配していたのですが、声を合わせてやっている姿を見て、「ちゃんとやってる~!!」って、思わず私の声が出ました(笑)。ポンポン持って走る時も、ただ走るだけではなく、片手をきちんと腰に当てて走っていました。
今までに想像もできなかった姿に、感動しました。
これも先生方が上手く指導して下さったからだと思います。ありがとうございます。
 来年年長になった時の運動会が、ますます楽しみになってきました。
本人も、鼓隊行進では、大太鼓か小太鼓をやりたいと、最近よく牛乳を飲んでいます。背もぐーんと大きくなって、組体操や鼓隊行進に頑張って欲しいものです。
 今後の発表会のご指導、よろしくお願い致します。

理事長注:
 お手紙の中に、「演技が終わった後、競技が終わった後の、園児そして先生方の素敵な笑顔に、私は温かい気持ちにさせられました。」と、ありましたが、私も全く同じ思いです。
安松幼稚園の中には、「真剣さ・一生懸命頑張る」という風と共に、「とても温かい風」が吹いています。そういう安松幼稚園の温かい風を感じて頂ける保護者にも感謝です。