お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:子育てのヒント

平成28年5月
はじめての おつかい
年中ばら組 和田知佐美

 先日はありがとうございました。
幼稚園の様子を知ることができ、安心しました。
 この3連休では、一人でお買い物に行かせてみました。
メモを見ながらすべてのものを買うことができたのですが、後で聞けば、豆乳がどこにあるかわからなかったらしく、店員さんに、「すいません。豆乳はどこにありますか?」と聞いて、買ってきたそうです。
 困った時に、母に頼ったり甘えるのではなく、自分でどうしたらよいか考え行動できたことに、ずいぶん大人になったんだなぁと、我が子ですが感心しました。
美桜可自身も、一人でできたという大きな自信になったようです。
その後は、いつもほめる2倍も3倍もほめて、抱きしめました。


理事長注:
 最後の一字“母”に、お母さんの思いを感じ、そのまま記しました。
子育ては、母港はありつつも、母港から船出し、親と子供の距離を段々と広げていく過程であるともいえます。
 一人でのお買い物、いい経験をさせましたね。
私も幼稚園時代に、しばしば近くの八百屋さんに、一人で買い物に行かされた記憶があります。その当時はスーパーはなく個人の小売店でしたので、より安全で、周りも知っている地域の方が多くいましたから、やりやすい環境ではあったと思います。
 お店までの道路上の安全、店員さんの姿を数多く見ることが出来るお店、等々、そういう条件がそろえば、一人でのお買い物、させてみたいですね。
 「はじめての おつかい」という絵本、お勧めです。
二年前の文化発表会の言語発表という舞台で、子ども達が熱演したことを思い出しました。

平成28年4月
初めての 包丁を使ってのお手伝い
年中ばら組 寺田友希

 鵜瀬先生、藤本先生へ
 先生たちのおかげで、最近「お手伝いをしたい」と言ってくれます。
先生の言葉はすごいなと、思いました。
そして先生にほめてもらえると、もっともっと頑張ろうと思うらしく、できなかった事まで挑戦したいと言ってきます。
 土曜日のお昼にチャーハンが食べたいと言っていましたので、一緒に作りました。
ヒヤヒヤしながらも、包丁を持たせました。
初めての事だったので、私の話をしっかりと聞いて、慎重に、人参・ウインナーを切っていきました。
 こんなに大きく成長してくれた事に、ビックリと感動の気持ちがあり、まだまだ甘えん坊だと思っていたのに、本当に立派に育ってくれて、とても嬉しかったです。
 私も、これから娘に、色々させてみたいと思うようになりました。
いつも何かと、口を出し過ぎていました。
やりたい気持ちを、継続させてあげたいと思います。
 話は戻りますが、チャーハンを作った後、「自分で作ったご飯はとてもおいしい」と言って、とても満足していました。
先生にほめられると、もっとやる気になるので、ほめてやって下さいね(理事長注:そりゃ、こういうお話をお聞きすると、安松の先生は、身体全体を使って無茶苦茶ほめますよ~!!)
 私も先生がおっしゃっていたように、色々と工夫して、子供ができることを増やしていきたいです。

理事長注:
 前項の「はじめての おつかい」といい、この「初めての包丁を使ってのお手伝い」といい、子育てに関するヒントが溢れています。
こういうお手紙を頂いたお二人に、感謝いたします。