お母さんからのお便り
安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います
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記事カテゴリ:新春・旅立ちコンサート(in 泉の森ホール)~伝えよう 誇り高き日本の文化~
安松幼稚園の歌唱指導
年少の教室から 今年も
梅のこえだで うぐいすは
春が来たよと うたいます
ホウホウ ホケキョ
ホウ ホケキョ
の歌声が聞こえてきました。
この歌声が聞こえてくると、もう立春、桜咲く春が、もうそこまで来ているという実感が湧いてきます。
さてこの2月19日(日)に、第10回目となる安松幼稚園主催の
~ 伝えよう 誇り高き日本の文化 ~
が、泉の森ホールで開かれます。
以下は、私が大阪教育大学附属天王寺で同勤しました音楽科の諸石先生の寄稿文です。諸石先生には時に来園頂き、歌唱指導などにおける音楽としての方向性を、色々とご教示頂いています。
諸石先生から、安松幼稚園の実践している教育、そしてその上に立つ安松幼稚園の歌唱指導の内容・具体的な方法が素晴らしいので、それらを世に問い、皆さんに提示されてはという話があり、専門的な見地から以下の文をお書き下さいました。尚、下の矩形の中の注は、安井の手に依ります。
新春 旅立ちコンサート(於 泉の森ホール)に向けて
諸石孝文
泉の森コンサートの開催を機縁とし、安松幼稚園の歌唱指導について、一つは考え方などの概論を、二つ目は、コンサートの個々の曲について具体的に記してみました。
●先ずは、大きな考え方から
今年の泉の森ホールコンサートの曲目には、名曲、大曲、難曲がズラリと並んでいます。しかし、子供たちにとって、そんな大人の見方は、どうでもよいくらいに、楽しそうに曲を歌っています。時には、信じられないくらい軽々と。
子供に譜面で教えるわけでもないし、先生が歌ってそれを真似させるだけですから、大人が難しいと思いさえしなければ、どんな曲でも歌えるはずです。
そして、曲想とか音楽的なことは、表情、表現(動作)を真似させることで教えることができるので、歌詞の内容が難しいから、この曲は子供には無理、ましてや5歳の幼稚園児に歌えるはずがないとかいうのは、大人の勝手な考え方です。
問題は、どのような表現をするかということだけですが、それは、先生の仕事です。子供たちには、忠実に表情、表現を真似することを求めるだけです。
教育の原点は、よい手本の真似をさせることです。教室や運動場での先生の長々とした説明は意味が無く、子供のやる気を失してしまいます。よい手本を見せて、さっと実技に入る。これが理想です。
体育・歌唱・詩の朗唱・楽器演奏以外にも、歌舞伎・狂言・落語などの古典芸能でも、全ては先生の真似から始まり、一つの基本・型を身につけていきます。
学ぶとは真似るであり、守・破・離の世界なのです。
注1に記しましたように、教育とはよい手本の真似から始まります。
教育の質とは、先生の質です。その先生がよい手本を示すことが出来るかどうかにかかっています。
そして不思議なことに、歌詞の深い本当の意味がわからなくても、良い表情、表現を身につけて歌える子供は、まるで全て理解しているかのように歌うことができるようになっていくものなのです。これはまるで、モーツァルトのピアノ曲の演奏は、プロの演奏家が弾くよりも子供が弾く方が時には自然に聞こえる、とよく言われることと似ているような気がするのです。つまり、モーツァルトのように、自然な流れを持つ名曲の場合、変に解釈された演奏よりも、子供の演奏の方が素直で自然に聞こえるということです。園児の歌でも同じことが言えると思うのです。
子供たちは、大人では考えられないぐらいの速さで歌詞を覚えてしまいますし、表現の会得も速い。問題はそれを全員でピッタリ合わすことができるかということです。もちろん、歌いながら。
これが、合唱の出来映えを左右するポイントとなります。その根底には普段からのしつけ教育があって、それがあって初めてできることだということは言うまでもありません。
しつけ教育によって集中力・持続力が養われ、その上に美的情緒が花咲くのです。
●コンサートの曲 並びに より具体的な指導について
メインは、年長児全員、100人による合唱です。
最初は唱歌2曲から始まるのですが、「君をのせて」は、小学校以上のクラスでよく歌われる名曲です。
「怪獣のバラード」は中学校ぐらいでよく歌われています。
喜納昌吉作詞・作曲の「花」も音程が上下して歌いにくい曲なのですが、安松幼稚園では、もう普通に歌える曲目の中に入っています。そういう曲を5歳児が歌います。
そして、特筆すべきは、何と言っても松任谷由美の「春よ、来い」と森山直太朗の「さくら」でしょう。共に名曲ですが、この大人の曲を園児たちが清らかな声で美しく歌い上げていく様は、聴いていても感動します。
【具体的な指導】
裏声の使い方も工夫しています。多くの他の幼稚園では、裏声の指導は行っていませんが、例えば、「さくら」では、最高音がGis(ソ♯)にまで達して、裏声を駆使して歌っています。他の曲でも、高音のF(ファ)ぐらいは、普通に出しています。他の幼稚園では考えられないことでしょうが、安松幼稚園では、裏声の子と地声の子とをグループに分け、それをミックスさせて高音を美しく聴かせる工夫をしています。曲によって、グループの編成も変わります。
もちろん、その為の先生方のご苦労は並大抵のものではなかったと思いますが、そういう苦労を重ねながら、美しいものを創り上げてゆくという努力を、園児と共に日々行っています。
安松幼稚園はチームで指導しています。
歌唱においては、表情・表現の指導(手本)が最も重要ですが、それ以外に、歌声・ピアノも大切な要素です。
「春よ、来い」では、最後に印象的な二部合唱を入れています。幼稚園で二部合唱というのも、普通はあまり行われていないことです。
第2部のクラス合唱の方も名曲がそろっていますが、例えば、「めぐる季節」の中でも途中に、安松幼稚園独自で考え出したメロディーの入った二部合唱を取り入れています。ただ単に歌っているというのではなく、それが美しく響いているのです。
●最後に
忘れないでおいて頂きたいことは、この演奏は、合唱団やクラブや課外活動での選ばれたメンバーによるグループ等の演奏ではなく、普通のクラスの子供全員による演奏だということです。
歌の得意な子もそうでない子も含めて、音楽が専門ではない先生方が、安松幼稚園独自の方法で合唱に取り組んできました。
しかも、放課後の時間に特別に練習したわけではなく、平素の授業の中の限られた練習時間で、しかも運動や制作などと並行しながら仕上げてきたものです。
この時期は、最終的には風邪やインフルエンザとの闘いになります。子供たちの体と喉を守ることも含めて、保護者の方々とも、共に取り組んでいます。
いろいろな面で、新しい挑戦をしている安松幼稚園ですが、このコンサートに向けての取り組みの一端を紹介しました。
是非、児童合唱団の指揮者の方や、小学校の現場の先生方等に見て聴いて頂きたいと思っています。
(文責 諸石孝文)
新春旅立ちコンサート
一般のお客さんも 涙を流しながら鑑賞され
新春・旅立ちコンサート
心が 震えました。
先生方・子供達・お母さんコーラス・プロのアーティストの方々、どれだけ練習を重ね様々な壁を乗り越えてきたのだろうと思うと、入場から胸が熱くなり、一曲目から涙が止まりませんでした。
文化発表会でも上手になったなと思っていましたが、今回は想像を超える「進化」に驚きました。
コンサート終了後「楽しかったー!!」と、笑顔で戻ってきた子供の目がキラキラし、活き活きとした顔に達成感がにじみでていました。
隣に座っておられたご夫婦に声をかけると、新聞を見て、子供達が歌う唱歌・童謡を聞いてみたいと、阪南市から来られたそうです。(理事長注:コンサート当日の産経新聞の朝刊に、安松幼稚園の子供達が泉の森ホールで 新春・旅立ちコンサート に出演するという記事が掲載されたのです)
唱歌・童謡サークルに入っておられるらしく、何曲も一緒に歌われていました。
第一部が終わった後 隣の方は私に、「先生もすごい。それについてくる子供もすごい! 涙が出ました。」と話してこられたので、先生と園児の年少からの積み重ね、信頼関係があっての事だと伝えると、「いやー ほんとにすごい」と、重ねてほめて頂きました。
終了後も、「素晴らしかった。いいものを観せてもらいました。来て良かったです。ありがとう」と、言って頂きました。
安松幼稚園に知り合いのいない一般の方にも涙が出るぐらいの歌を、安松の年長さんは贈る事が出来る。
私も素晴らしい歌を聞くことができて、幸せでした。
本当にありがとうございました。
――安松幼稚園の先生方に出会えた事 苦楽を共にした
年長のお友達に出会えた事
晴太郎にとって最高の財産――
松浪先生へ
今ホールに貼られている写真。コンサートをまた思い出してしまいました。
あれは幼稚園のコンサートでしょうか!? プロですよ!!!
コンサートまでの1ヵ月、病気にならないか、喉の調子、もうビクビクしながら大成功が見たい、舞台に悔いなく立たせたい、どうか! と祈る日々でした。当日立派な姿が見られました。大・大・大成功です。
私が緊張してました、テンションあがりました。楽しかった。こんなにもすごいレベルなんですね。
素敵な面があるという事は、それだけ苦労・努力してるということ! つくづく感じました。素晴らしいコンサートでした。我が子が舞台にいるのが自慢です。先生方に脱帽です。
先生にも、幼稚園お家での生活があり、いやプライベートがないのでは…お休みも練習や勉強、全ての時間をこのコンサートの為に……。
私の想像以上でしょう……幼稚園の先生の域を明らかに超えてます。ありがたい事です。
安松幼稚園の先生方に出会えた事、苦楽を共にした年長のお友達に出会えた事、晴太郎にとって最高の財産になりました。ありがとうございます。
最後の曲“今日の日はさようなら”を歌っている姿は、遠く見つめ、この子は我が子? どこへ飛んでいくんだ? 私は立派なレールに導いてやれるのか? と思いました。
そしてこれだけの偉業を6歳でなし遂げた。緊張の極限を体験し、それを乗り越えての成功を実感し、これからの人生の自信となり、より一層のステップアップを期待してしまう親心をお許し下さい。(笑)
泉の森ホールでの声の響き、高音、確かに素晴らしく、息を吐く音! ですら鳥肌が立ちました。息ピッタリでした。あれだけ響くと、逆に間違いも目立つはず……。綺麗なもので、ビシッとミスなく、ホント素晴らしかった。
帰り、松浪先生と奥野先生が出会い、会話も交わさず、二人とも大泣きで頷きながら抱きしめあっている姿を偶然見ました。私たち親には大きな心で受け止めて下さってた安心を下さってた松浪先生。今までの重圧や努力や辛さや、私達の知らないもの沢山、もう全てが、お二人の姿を見て伝わり、言葉になりません。
先生、ありがとうございました。
指揮されている先生が園児達の声に合わせて踊ってるようにも見え、ミュージカルの様でもあり魅入ってしまいました。親子共々、松浪先生大好きです。先生のファンになってしまってます(笑)
春太郎は、メロディーは聞くと何となく頭に入りやすくなってるのは、日常生活でも実感してます。初めて聞く曲を2、3時間後、鼻歌出来る。お友達も出来るんでしょう。
3年間の歌の練習で、みんなが習得できる耳になっているんでしょう。
しかしあの歌詞! あのコンサートの20という曲数の歌詞、意味のわからない言葉が沢山あっただろう、よく覚えた! はっきりと聞き取りやすく歌いこなした姿に驚きました。
何度繰り返したのか、どのようにご指導されたのか、考えただけで身震いします。熱意、愛情、いやそれだけで充分すごいが、勉強で得た専門的な知識を含めて、よくここまで……。 歌詞の意味、情景、楽しい話、そういうものを駆使されて、ここまできたのでしょうね。
晴太郎は新しい歌を覚えてくると部屋を暗くして、ライトと手で影絵を作り、歌いながら楽しそうにショーをしてくれました。こんなに育ててもらって、感謝しかありません。ありがとうございます。
コンサート1週間前には「揺れ方がわからない」「揺れすぎてもあかん」「表現でけへん、難しい、どうしたらいいん?」と聞かれ、「サラッと曲に合わせて身体揺らすだけやから簡単、目つぶって聞いたら、リズムに乗って体が自然に揺れてくるから、それで大丈夫」と答えました。
しかしコンサート当日、みなさん素晴らしい揺れでした。リズムに乗った体重移動をし、時には足の爪先まで立てて、流れるように自然で……。ここまで神経を行き届かしているのか……すまぬ息子。おそるべし安松幼稚園。全てにおいて完璧なコンサートでした。(理事長注:あの辛口の音楽家の諸石先生が、最高だ。これ以上のものは出来ない。完璧だ。)と、感想を洩らされていました。)
……少し略……
次の登園日は、ウガンダのマラソン選手と末広公園での持久走。7周(理事長注:約4.7Km)
走ったとのこと。ちょっと体調が悪くて早退かもと思っていた私。恥ずかしいです。
体力・根性つきました。成長に親がついて行けません。
この後は、「ラストラン頑張る」毎日、「明日は~、今日は~やから頑張る」と言って家を出ます。卒園式までに縄跳びテープ増やすんだそうです。
自分で目標を決めてます。こんな事を言える子では、決してありませんでした。真逆です。達成する喜びを知ってるからでしょう。(下の理事長注参照)
3年間の幼稚園生活が、晴太郎6歳を作り上げたのでしょう。
本当にありがとうございます。
その後、コンサートのDVDを観て涙止まらず(理事長注:私も同じです(笑))、テンションが上がり(笑)、寝られません。あの余韻にまだ浸り、切り替えができず、歌も口ずさんでいます。いい思い出、ありがとうございます。
安松幼稚園とは、最強 だ!(笑)
長々と書きましたが、また聞いて下さい。
まだ気持ちを書き足りません。またお手紙します。よろしくお願いします。
理事長注:
本当に安松幼稚園の年長さんともなると、与えられた負荷、目の前の困難・障害を乗り越えて、情熱をもって最後までやり抜く力が育っています。お母さんも記されているように、そうすることの充実感・達成した後の喜びを知っているのです。
これらは、熱い心・情熱を持った先生が本気で子どもに接することにより、子供の心にも本気さが芽生え、先生と子供との強烈な信頼関係ができ、そこから生まれてくるものです。
本当に、お見事という以外に言葉が見つかりません。
お母さんの熱いお便りにも感動しました。ありがとうございました。
娘は本当に変わりました
私たち家族にとっては 奇跡のような出来事です
松浪先生
泉の森コンサート大成功、おめでとうございます。素晴らしかったです。
先生方の愛情たっぷりの指揮に導かれた園児たちの清らかな歌声、それを大切に受け取る会場の温かな雰囲気、これぞ安松、日本一のコンサートを見せて頂き感謝です。
曲数の多さもさることながら、その曲の難易度と完成度の高さに驚かされました。音程を正しく取るだけでも難しい曲を、強弱や声の出し方、フレーズを丁寧に歌いあげることで歌詩が心に届き、涙があふれました。
ここまで技術を身に付けるには、どれほどの工夫と努力があったのだろうと、練習の日々を想像しながら、一音一音大切に聴かせて頂きました。
そして今回のコンサートは、娘の変化にも とても驚かされました。
年少の頃から、発表会を経る度に成長を感じてはきていましたが、今回はそういうものとは異なる内面の大きな変化があったような、まるで別人を見ているかと思うほどの違いを感じました。
衣知香は、赤ちゃんの頃からおとなしく、子育て教室に毎日連れて行きましたが、他の子が遊んでいるところをじっと見ていることが多く、おもちゃも人から取ることは絶対にせず、欲しい物があると誰もいなくなるまで待ってから遊ぶようなとても消極的な子でした。人見知りや場所見知りも強く、家の中では活発なのに、一歩外に出ると声もあまり発しない内弁慶でした。育児指導の先生に、「積極的な子は育てやすいが、……少し略……おとなしい子の育ては、親は横でヤキモキする。」と、言われました。
私も主人も、衣知香はそういうタイプだとよく分っていたので、安松幼稚園のような園に入れるのが良いと思い入園させたのですが、この三年間で衣知香がこんなにも自分の表現を積極的に出せるようになるとは期待すらしていませんでした。
幼稚園は楽しく通っていましたし、負けず嫌いな面もあるので、いろんなことに一生懸命取り組んでくれているなと思っ
てはいましたが、発表会や運動会などの行事の度に知恵熱を出したり、人前に出ることに対しては苦手意識もありました。
でも今回は、大きなホールで、たくさんのお客さん(理事長注:補助席を入れ約530人)を前にしても動揺することなく、家で私に見せてくれたのと全く同じ良い表情で伸びやかに自分を表現していました。
衣知香は、本当に変わりました。私たち家族にとっては奇跡のような出来事です。
先生方には感謝してもしきれません。
本当に本当にありがとうございました。
2017.2.20
泉の森コンサート
あまりの歌声の素晴らしさに 感動を通り越し
信じられない! 凄すぎる! そんな言葉しか出て来ない
松浪先生へ
大・大・大成功の泉の森コンサート!
おめでとうございます!!
あまりの歌声の素晴らしさに、感動を通り越し 信じられない! 凄すぎる!
そんな言葉しか出て来ない程でした。
園内音楽会や文化発表会で聴いた時より、更に何倍も上の仕上がり。泉の森ホールの奥まで響き渡る声 そしてその響きが余韻として残る……。
先生の指揮、指先の動き、その通りに声が動いていました。観ていて聴いていて、何て気持ちの良い時間だったのでしょう。
安松幼稚園を知らない方が聴いたら、専門で音楽を勉強している子供達だと思うでしょう。また専門の先生が常に指導している幼稚園だと思うでしょう。
そうではない中のこの完成度……。
安松幼稚園の先生方は、本当にただものではありません(笑)
ここまで持って来るのに、どれだけ勉強されてどれだけ努力をされて、先生方自身、多くの負荷を乗り越えて来られたかと思うと感服いたします。
そして心の指導……
泉の森コンサートの当日、娘は朝起きると家にあるホワイトボードに、
できる・やれる・やるぞ と、書いていました
前日に松浪先生と皆で言った言葉だった様で、先日の参観の際にもお話し下さいましたが、「あなた達はここまでやって来たんだから、あとは自分に自信を持つ、自分を信じる」と、ご指導下さいました。そして自分を信じるというのは、 できる・やれる・やるぞ この気持ちだと。
娘は泉の森コンサートの当日、この言葉をしっかりと胸に家を出たのだと思います。そんな娘の姿、コンサートでの姿、思い返すだけで涙が出ます。
先生方の全力のご指導が子供達の心を動かし、全員がより良いものを作りたい! 届けたい! と思っていたのではないでしょうか。
そしてその姿や歌声が、観客全員の心を掴んで離さなかった……。
本気でやった者にしか味わうことのできない質の高い達成感を、娘は味わうことが出来ました。
私にとっても、一生心に残るコンサートです!!
“全力という名の美” 本当に素晴らしいです。
最高の泉の森コンサートありがとうございました。
追伸:
下は、右は、最近 黒板に娘が書いた気持ちです。
一生懸命に心ひとつにやった者が感じることのできる情感。
美的情緒・感受性をも育てて頂きました。
もうすぐ そつえん とゆうときに
ひととひとのわかれは さみしいけど
もういちねんせい
私たちの想像を遥かに超える美しい歌声 全身全霊の指揮に
子供達が吸い込まれて一体となった舞台はとても美しく
松浪先生 上木原先生 諸先生方へ
泉の森「新春旅立ちコンサート」
オープニングからエンディングまで、瞬きするのが惜しいぐらい素晴らしかったです!!
終了後、安井先生が保護者と園児の前で、「これ以上は無いよ!!」と、ぽつりとおっしゃいましたが、その通りだと思いました。(理事長注:辛口の音楽家の諸石先生も同意見でした(笑))
園内音楽会や文化発表会で、年長さんの歌声が素晴らしいことは(もちろん先生方の本気の指導のおかげですが)分っていたのですが、私たちの想像を遥かに超える美しい歌声は、一日たった今も心の中で響いています。
コンサートの翌日、朝食を食べる為にイスに座った息子が、
「あ~! 昨日はいい一日だったなぁ~!!」
「もう一度 泉の森コンサート やりたいなぁ~!!」と言った時は、「私ももう一度聴きたいわ~!!」と、心から思いました。
良い俳優は背中で演技すると言われますが、松浪先生の指揮はまさにそれと同じで、客席から背中を見ているのに、先生の顔が見えるように感じました。
そして、その全身全霊の指揮に子供達が吸い込まれて一体となった舞台は、とても美しかったです。
それに松任谷由美の「春よ来い」や「めぐる季節」を二部合唱で、自信に満ちあふれた表情で歌いあげるさまは、5,6歳の幼稚園児という事を忘れてしまいそうでした。
立派な安松っ子に育てて頂き、本当にありがとうございます。
また本番を迎えるまでインフルエンザで学年閉鎖などがあり、私達も不安な日々を過ごしましたが、それ以上に先生方が神経をすり減らし、色々な面で大変ご苦労されたことと存じます。
本当にお疲れ様でした。
感謝致します。
驚きや感動という言葉では伝えきれなくて
ここまで育ててくれてありがとうという言葉しかない
森下先生へ
泉の森コンサートお疲れ様でした。
大成功!というより、予想を遥かに超える出来栄えに、驚きと感動の連続でした。
何と表現したら良いのか……素晴らしい! 感動した! というありきたりな言葉では伝えきれなくて、ここまで育ててくれてありがとうという感謝の気持ちで観ていました。
曲が進むにつれて、この素晴らしい時間に終わりがくるのが寂しくて、時よ止まってくれと思っていました。
力強い表現、柔らかい滑らかな表現、難しい歌詞に乗せて、意味を深く理解したかのように歌いあげる表情。どれも一般的には幼稚園の年長さんにははるかに難しいと思われる事にあえてチャレンジさせて頂き、こんな貴重な体験をさせてくれる幼稚園は、他にないと思います。(理事長注:幼稚園の年長さんに難しいというよりは、先生の指導の方が圧倒的に難しいのです。子供は出来るのです。問題は先生の指導力なのです。(笑))
先生からの負荷を乗り越えた子供達もすごいですが、乗り越えられるよう、時に厳しく時に抱きしめて褒め導いてくれた先生の指導力の高さに、驚きと感心するばかりです。
りさは、練習過程の中で、歌う事を最後まで楽しみました。歌詞を覚える事も何の苦労もなく頭に入っていく様子に、楽しんで学ぶ事の大切さも、近くで見ていて実感しました。
園内音楽会から始まり、りさの言う「聞いたり歌うと涙が出てくる」という曲にも、たくさん出会いました。COSMOSは、♪大空に~♪ の所にくると、車内で歌っていても涙がこぼれます。そしてもう一度歌いたいとつぶやきます。
そんな姿に、情感豊かに育ってくれ、いや育てて頂いて本当に感謝しています。
そしてそんな日常の話を、嬉しそうに真剣に、時には涙を浮かべながら聞いてくれる森下先生に出会え、毎日本当に楽しく過ごせました。
私達保護者も、先生方が負荷を乗り越えられている姿を見聞きしていますので、私達も色々な面で強く成長させて頂きました。
安松幼稚園に入園してから、毎日が濃く充実したかけがえのない時間を過ごせました。いざ卒園となると不安や心配が頭をよぎりますが、心・体の中にしみついた安松精神でもって、親子でぶれずに成長していければと思っています。
残り少ない幼稚園生活、りさが思いきり楽しんで過ごせるように……。
あー、寂しいな……。
私はまだ卒園できそうにありません。
人生の基盤づくりをして頂いた
家庭で 口で言って出来るものではありません
実際に経験し 負荷を乗り越えた後の達成感
それらを見守り支えてくれる先生方がいてからこそです
森下先生へ
先日は、新春・旅立ちコンサート、本当にありがとうございました。
まだ余韻に浸っております。
子供達の幼稚園児とは思えない歌声に、鳥肌が立ちっぱなしでした。
主人もびっくりしていましたが、「これだけの曲数を、それぞれレベルの高い演奏で、ここまでくるには大変やったろうな」と、言っていました。
確かに、コンサートに向けての練習が本格的になってきた頃、愛心は「練習しんどいなぁ」と、年長になって初めて弱音をはきました。
年少・年中と積み上げてきた成功体験から、たくましくなったと感じていた年長の愛心でしたが、やはり負荷がかかっているようでした。
1週間ほど続いてから突然、「泉の森コンサート、しんどいけど頑張るわ!」と。
「どうしたん? 何でそう思ったん?」と聞くと、「だって先生も頑張ってるもん。諦めたら終わり、やればできるから!!」との返答が……。胸が熱くなりました。
それからは、園で先生に指導してもらった所、自分が注意を受けた所など、自分から私に話してくるようになり、お風呂の時間では弟と大合唱でした。
当日の演奏を聴いて、一人一人に合った細やかな指導をしてきた先生のご苦労・情熱、それに応える子供達の真剣な姿に、こちらも心を打たれました。
最後までやり抜いた愛心の表情は、とても輝いていました。
こんな素晴らしい経験をさせてもらい、感謝しております。安松幼稚園に通っていなかったら味わうことのなかった経験です。
これからの人生の基盤づくりをして頂いたと思います。
家庭で、口で言って出来るものではありません。実際に経験し、負荷を乗り越えた後の達成感、それらを見守り支えてくれる先生方がいてからこそです。
子供もこんなに頑張っているのだから、親ももっと成長しなくてはと! と励みになります。
卒園まであとわずかですが、親子共々どうぞよろしくお願いします。
お母さんコーラスもさらにレベルアップで感動しました。
プロのようでした!!
感動と涙いっぱいのコンサート
娘は次の日の朝 「昨日に戻りたいー!! 泉の森コン
サート楽しかったから もう一度やりたいー!!」と大号泣し
竹口先生 井上先生 諸先生方
先日の新春・旅立ちコンサート あっぱれ!!
本当に素晴らしく、感動と涙いっぱいのコンサートでした。
娘は歌うことが大好きで、いつも気持ちは前向きでした。
コンサートの1週間前からは、2人で、注意された所を直して先生に見てもらおうと、鏡の前で頬や眉を上げて歌う練習をしたり、いろんな練習をし、毎朝バス停までの道中に、表現で手を上げる高さや、指先まで気をつける箇所を、一つずつ再確認し、「今日も頑張るぞー エイエイオー!!」と、拳を上げて登園する日々でした。
当日、ドキドキしながら観ていましたが、最初からにっこりで、ずっと集中して先生の方を見つめ、最後まで気持ちを切らさず、気を抜くことなく表情豊かに歌う、とても成長した娘の姿を見て、涙が止まりませんでした。
終わった後、竹口先生に「心来ちゃん、すごく集中できてましたよ!! お母さん大丈夫ですよ!!」と、おっしゃって頂き、“日本一の年長さん”と太鼓判を押してもらえたようで、とても嬉しかったです。コンサート、大成功でした。
こんなにも美しく、こんなにも清らかで、こんなにも心のこもった幼稚園児の歌声を、私は聞いたことがありません。
しかし私にはわかります。このピッタリと息の合った表情豊かな歌声は、安松幼稚園の園児にしか奏でられないものです。
なぜなら、高い向上心と情熱、“本物”を求める熱意を持った先生方がいるからです。
歌が得意な子も苦手な子もいると思います。大変な時期もあったと思います。そんな子供達をここまでまとめあげる先生方の高い指導力と、並々ならぬ努力には、本当に頭が下がります。
今の娘があるのも、先生方のおかげです。安松幼稚園の園児であることを心から誇りに思います。ありがとうございます。このような素晴らしいコンサートに出させてもらう機会を与えて頂き、本当に感謝しています。
お友達や先生方と一つ一つ創りあげた美しい名曲の数々を、娘はいつまでも忘れないことでしょう。
私も、泉の森ホールに美しく響いた子供達の歌声を、一生忘れません!!
感動をありがとうございました。
いつまでもこのコンサートが続きますよう、心から願います
先生方、お疲れ出ませんよう、お身体ご自愛下さい。
心来は、次の日の朝、「昨日に戻りたいー!! 泉の森コンサート楽しかったから、もう一度やりたいー!!」と、大号泣でした(笑)
奇跡のような学年
――今ある環境 今おられる先生方 今いる子供達
だからこその 今回のような素晴らしい歌声――
泉の森ホールお疲れ様でした。
今年はインフルエンザの猛威と闘いながら何とか無事にコンサート当日を迎え、大成功裏に終わり、「良かったなぁ」という想いと、「あぁ、これでまたひとつ終わってしまった」という寂しい気持ちの両方がこみ上げてきました。
子供達の歌声は、これまで聴かせて頂いた歌声をはるかに上回る響きで、澄み切った歌声に心が震わされました。
子供達の歌を聴きながら、この素晴らしい歌声は、もしかしたらもう二度と聴くことが出来ないかもしれない、一曲一曲聴き逃す事がないようにしっかり聴いておかなくてはいけない! という想いになりました。
子供達のこの歌声は、今ある環境、今おられる先生方、今いる子供達だからこそのものなのだと思います。
どれが欠けたとしても、今回のような素晴らしい歌声にはならなかった事でしょう。
奇跡のような学年の一員として、コンサートに参加出来たこと、息子も私達も非常に幸せに感じています。
先生方ご自身が泉の森コンサートに向けて全力で取り組んで下さっている事も伝え聞いていますが、その先生方の全力の姿を子供達が受け止め、子供達も全力で取り組む事が出来たのだと思います。
そして子供達に何事においても全力で取り組む事の大切さ、全力でやる事で得られる達成感や充実感をこの幼少期に与えてもらっていることは、子供の今後の人生にとって、かけがえの無い財産だと大変感謝しています。
コンサート後に息子が言った一言が、「あー、終わってしまった~」でした。その一言に、一生懸命取り組んでいた事がにじみでて、とても嬉しく思った次第です。
最後に、今回の泉の森コンサートを企画して下さった安松幼稚園、それに向けて全力で子供達の指導と応援をして下さったすべての先生方に感謝致します。
卒園まで残り少ない日々となってきましたが、よろしくお願い致します。
追伸:森山直太朗の「さくら」と、「君をのせて」を、もう一度聴きたいです!!
一度と言わず、何度でも聴きたいぐらいです!!
コンサート前の緊張を乗り越え 本番当日は実にイキイキと
「楽しかった! 気持ち良かったー!」の一言
とてもとてもステキなコンサートでした。
心地よい時間をありがとうございました。子供達のまっすぐな歌声は、どれも心に響きました。
私が小学校の頃“みんなのうた”という歌の教科書を配られ、たくさんの歌を知ることができるとワクワクしましたが、実際にはほとんど教えてもらうこともなく残念に思ったことを思い出しました。
それが安松幼稚園では、160曲教えて頂いているとのこと、子供達をうらやましく思いました。
智也も、普段は教えて頂いた歌をよく口ずさんでいるのですが、コンサートが近づくにつれ緊張からか、珍しく弱音を吐いていたので心配しました。主人と二人で色々と励ましたのですが、コンサート当日を無事に迎えられるのかと思いました。
ところが本番のコンサートでは、歌っている智也のイキイキとした表情、心から楽しんでいるというのが、全身から伝わってきました。本当にあの智也なのかと思うほどでした。
終わってからの第一声が、「楽しかった! 気持ち良かったー!」でした。何故心配なんかしたのだろうかと思ってしまいました。
子供は、負荷を立派に乗り越えて、歌に込められた想い 先生の想いをくみ取って、理解できていたのですね。
こんなにも成長していたのかと、改めて思いました。
本当に熱心なご指導頂きありがとうございました。
この真正面から全力で取り組むという経験は、これからの智也の人生において糧となることと思います。
ありがとうございました。
妥協せずにご指導頂いたからこそ
先生方と子供達の信頼関係がより強固になり
本番であのような素晴らしい歌声になったのですね
森下先生 谷口先生
「新春 旅立ちコンサート」を終え、何とも言えない達成感 そして今も耳に残る澄み切った子供達の歌声 今だに胸熱く余韻にどっぷり浸っております。
難しい曲が入り、20曲というこれだけの曲目数を子供達に教えることは並大抵では出来ないことだと思います。抑揚を付けたり、表情・表現も全てにおいて素晴らしく、幼稚園児が歌っているとは信じられませんでした。
舞台に子供達がライトを浴び立っている姿を見ただけで、涙がこぼれました。どの子も自信に満ちあふれた表情をして、「これから歌うんだ」という立ち姿がとても勇ましく感じました。この中に瑠那がいると思うと、武者震いをしました。
(理事長注:幼児活動研究会の山下先生から、次のようなお手紙を頂いたことを思い出しました。『今まで、歌の日本一、もちろん幼児教育日本一は、高千穂と信じていました。安松の子供達・先生を見て、残念ですが、上には上があることに気づかされました。年長児がステージに並んで立っている姿、まだ歌う前です。何と言っていいのか、一人ひとりの子供達の表情は、「さあ、歌うぞ、お父さんお母さん聴いてください」と心で叫んでいました。笑顔で輝いていました。涙が頬を伝わりました。子供の立っている姿に感動して涙したのは初めてです。』)
瑠那は歌うことが大好きで、コンサートに向けての練習は「楽しい!!」という一言だったようです。
次々と新しい曲を教えて頂き、歌詞を覚えていることに驚かされました。
体調を崩しお休みしている時は、「みんな歌の練習しているんかな? 私も歌いたいな」と言いました。歌うことが、どんどん好きになっているようでした。
コンサート開催決定から、運動会・文化発表会・作品展の制作など、様々な行事と並行しながらの練習は、大人ならイヤになるだろうに、瑠那は、その忙しさを楽しんでいるように感じとれました。
コンサートの練習を重ねるにつれ、先生方と子供達の信頼関係がより強固になり一体化したからこそ、本番であのような素晴らしい歌声になったのですね。
最初の歌い出し、表情表現、体の動きが全て揃い、本当に「すごい!!」の一言です。
よくここまで、先生方が様々な負荷を子供達に与え、妥協せずにご指導下さいました。本当に頭が下がる思いです。困難な負荷を乗り越える力を付けて下さったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
コンサートを終え、瑠那は「もう歌の練習がなくなるのは淋しい」そして「年長全員で歌っているとすごく気持ちがいい」と言いました。今日まで一緒に切磋琢磨してきたお友達ともうすぐお別れです。卒園が間近に迫って来るさみしさを感じているようです(理事長注:コンサートで歌った森山直太朗の「桜」の歌が、心に突き刺さりますね)
安松幼稚園での3年間の集大成とも言えるこのコンサートを実施して頂きましたことに、とても感謝致してしております。
子供達の歌声に心が揺さぶられ、涙腺が崩壊し、泣き過ぎて、とても疲れました(笑)でも心地の良い疲れです。あの時の歌声を思い出すだけで、目頭が熱くなります。
本当に妥協せずにお指導頂き、ありがとうございました。
卒園まであとわずかですが、よろしくお願い致します。
お身体、ご自愛下さい。
歌そのものはもちろんですが 指揮の先生を見る
園児たちのひたむきな眼差しに感動し涙がこぼれ
――日頃から先生方の粉骨砕身のご尽力には
感謝の言葉しかありません――
森下先生
先日は泉の森ホールで素晴らしいコンサートを観せて頂き、ありがとうございました。どの歌も美しく、会場全体を飲み込むような力強さを感じながら鑑賞させて頂きました。
私は今年度からお母さんコーラスに入り初めての歌唱指導を受けておりますが、その練習の中で、曲の歌い出し・声の響き・抑揚等 色々な点で歌う事の難しさを感じています。けれども子供達の歌は、そのどれをとっても完璧に仕上げられていたと思います。私自身が出来なくて悪戦苦闘していた事が見事に体現されており、“聴く人に感動を与える歌”の姿を目の当たりにした思いでした。
3年前の芽生え教室で初めて年長さんの歌を聴いた時、そのレベルの高さに衝撃を受けすぐにファンになりました。歌そのものはもちろんですが、指揮の先生を見る園児たちのひたむきな眼差しに感動し、涙がこぼれました。そして気がつけば、慧亮も年長さんになり、その一年を終えようとしています。慧亮は、あの時私がもらった感動を超える歌声を届けてくれるまでに成長しました。我が子の成長を、心から誇りに思います。森下先生、ここまで慧亮をご指導いただき、ありがとうございました。
桜組さんの“Tomorrow”は、音楽会の“Cosmos”と並んで、いつまでも私の心に流れ続けるメロディーになると思います。
最後になりましたが、今回このコンサートの開催を決断し大成功に導いて下さった幼稚園の先生方、関係の皆様に、心よりお礼申し上げます。
日頃から、先生方の粉骨砕身のご尽力には感謝の言葉しかありませんが、今回のコンサートに当たりましては、更に何倍ものご苦労があったものと存じます。先生方にはくれぐれもお身体を大事にして頂き、これからも子供達にご指導下さいますようお願い申しげます。
ありがとうございました。
先生との信頼関係の強さ
子供達は先生を信頼し また子供達は先生から信頼されて
いると感じた事で 立派に歌えるのではないかと思い
竹口先生へ
先日の泉の森コンサート、これ以上にない素晴らしいコンサートをありがとうございました。
歌い終えた子供達は個々に光り輝き、達成感に満ちあふれたあの表情は忘れられません。あの大舞台で立派に堂々と歌う姿、涙なくしては見られませんでした。
歌そのものも素晴らし過ぎて、ホールで歌うと響き・迫力が凄く、ここまで違うものかと驚きました。
本当に本当に素晴らしく、ただただ、この空間に一緒にいたい、この空間が終わらないで欲しいと思うばかりでした。
子供達の力も素晴らしいですが、やはりここまでのものを完成させるには、先生方の毎日毎日のご指導のおかげと、そして何よりも先生方の勉強熱心さ、幼稚園の先生のレベルをはるかに超えたピアノ伴奏。安井先生もお話されていたように、先生方も負荷をかけられて、乗り越えてこられたからこそ、あの素晴らしいコンサートになったと思います。
美しいものを、先生方と子供達が手と手を取り合って作り上げたコンサート、本物のコンサートはこれなんだ!! と感じました。
また1曲1曲を丁寧に歌いあげる集中力、そして7曲を連続で歌い続ける持続力、そして曲調によって表情を変える表現力。6歳の子供が眉間にしわを寄せて悲しみを表現しながら歌う姿は忘れられません。
ここまで表現出来る6歳は、安松幼稚園しかいないと思います。子供達の表現力の幅の広さには無限の可能性があり、その可能性を引き出して下さる先生方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
コンサート後、理仁に「どうだった?」と聞いてみると、「気持ち良かったー! 特にね、♪ 君をのせて ~ 春よ来い ~ さくら ♪ を歌っている時は気持ち良かったよ。また歌いたいなぁー」という返事が返ってきました。
あの大舞台で誰もが緊張するはずなのに、それよりも気持ち良さが上回る経験が出来た事、6歳で貴重な経験をさせていただいた事、本当にありがとうございました。
本当に安松幼稚園に出会えて、あの大舞台に立てている事に、理仁は幸せ者だと思います。……少し略……これからの人生で大舞台に立つ時が来た時には、「このコンサートをやり遂げた経験があるのだから、あなたには出来るはずよ!!」と言って、ドーンと送り出せるような気がします。
……少し略……
練習というか、ふと気がつくとコンサートの歌を口ずさみ、理仁にとって歌う事が生活の一部でした。あまりの練習に、弟の穂貴までもが「さくら(理事長注:森山直太朗のさくらです)」を歌い出すようになりました。本当に理仁は歌の練習が楽しいんだと感じ、コンサートが終わった後でも、口ずさむ生活は変わっていません。
ある時は、「先生にね、『空の星を見上げてキレイだなぁと思う、その気持ちで歌ってごらん』って言われたんだあ。こんな感じかな?」と言いながら ♪ 見上げてごらん~ ♪ と、歌う日もありました。先生からのアドバイスに耳を傾け、それを実行し練習する姿を見ていたら。胸がジーンと熱くなる時もありました。
家で歌詞を間違えた時は、「でもね、いつもは先生が前にいてくれるから、先生がいてくれたら大丈夫なんだよ」と話していました。これぞ先生との信頼関係の強さだと感じ、子供達は先生を信頼し、また子供達は先生から信頼されていると感じた事で、立派に歌えるのではないかと思います。いかに普段の幼稚園生活で、先生と子供達の接し方が密なんだなぁと思い嬉しくなりました。
そして最後に、実家の両親もコンサートを観に来てくれました。母は、初めて聴く子供達の歌に、自然と涙していました。終わってからも、何度も何度も、「良かったわー」と涙していました。
父(元教育者)は、「ここまでのものを作り上げるのは、子供達も凄いし、先生達の並々ならぬ努力やな!! 安松の先生は、半端じゃないなぁ!!」と、絶賛していました。
両親に理仁の姿を見てもらえた事もですが、安松幼稚園の先生方と子供達を見てもらえた事が嬉しく、遠い所来てもらって良かったなと思いました。
最高のコンサート、本当にありがとうございました。
終わってしまったのがすごく寂しいです。
また生で聴きたいと思っている保護者は、私だけではないと思います。
卒園まで残りわずかとなりました。一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。
ありがとうございました。