お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:1学期の思い出・授業参観・誕生会

平成28年7月
安松幼稚園の教育方針や先生方の情熱を目の当たりにし
「遠いけど安松幼稚園に決めてよかったな」と夫婦で話し合い
年長桜組 石川華奈子

森下先生 谷口先生へ
 いつもお世話になっております。早くも1学期が終わろうとしています。
昨日のお誕生日会では、予想以上の成長ぶりに感動の一日でした。
年少のお誕生日会では、泣きながらやっとのことで自己紹介をした事を思い返すと、こんなに堂々とした大きな声でソロで歌う姿が立派でした。
 泣きながらバスに乗り、制服も着られずパジャマのままでバスに乗せたあの日、「何でこんなに心が弱いんだろう? 私が育て方を間違えたのかな? 近所の友達と同じ園にすればよかったか?」と、悩んだ時期が懐かしくも、くよくよしていた自分が恥かしい気持ちです。
 急な成長はなくても、子供を信じ受けとめていくことが足らなかったように思います。
必ず個人差はあるけれど、その子なりの成長の時が来ると思えるようになりました。
 子供が頑張っているのに合わせ、親も成長しレベルアップしていかなければと、前向きな気持ちを持つことができるようにもなりました。
それは日々の先生方の言葉かけや真剣に向き合い指導してくれたおかげだと思っております。本当にありがとうございます。
 先日の音楽会では、お母さんコーラスから何故か涙が止まらなくなり、年長児が出演した桃組から感情が高ぶり、嗚咽をこらえるのが大変なくらいでした。
(理事長注:お母さんの持っておられる美的感受性が豊かであるという証ですね!!)
「凛とした姿勢!!」と、よく家でも言っていた愛心の言葉を思い出しました。歌う前の静けさ、子供達の真剣な表情に鳥肌が立ちました。
歌が始まると幼稚園児の歌声とは思えず、ますます鳥肌が立つのと同時に、心地よくていつまでも聞いていたいような気持ちでした。
 私は、娘が年少の時の年長さんの歌声にもとても感動し、自然と涙が出てきました。そんな憧れの年長児になった娘の姿を見て、頼もしいなと。あの年少の頃には、まさか愛心がこんなに立派になるとは思えなかったなあと……。
 自分の子のクラスだけでなく他のクラスの子供達の姿に、たくましくなったなと感動しながら聞かせて頂きました。
 でもやっぱり『COSMOS』最高でした!!
滅多に園行事に来る事のできない主人も一緒に参加させてもらい、夫婦で子供の成長ぶりを共感し合うことができました。
 主人も感心していましたが、安松幼稚園の教育方針や先生方の情熱を目の当たりにし、「遠いけど安松幼稚園に決めてよかったな」と、話していました。
 又、泉の森コンサートも開いて頂けるという事に感謝しています。先生方のご苦労もある中、熱い思いに応えて頂き、子供達 もちろん親も嬉しいです。
 音楽会での年長児全員の歌では、また更に涙・涙・涙でした。来年2月のコンサートでは、またどうなるのか楽しみでしかたがありません。
 あんなに心地よくていつまでも聞いていたい歌声だったのに、いざ終わると、涙で化粧がボロボロになった現実に戻り、一刻も早く帰りたくなりました(笑)

 あと2学期、3学期と、更なる成長を楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。

理事長注:
 愛心さん、年少の入園頃の様子、今の姿からは想像も出来ませんね(笑)
お手紙にあったように、その子それぞれに、成長の軌跡があります。2,3歳頃は、目の前の姿に一喜一憂せずに、お母さん方はドーンと構えることが、とても大切です。
入園前の子育て中のお母さんに参考になると思い、掲載をお願いしました。

平成28年7月
お母さん 今日は泣かんと頑張れたよ
音楽会も楽しかった!! また歌いたい
年少りす組 新田真里

新居先生へ
 いつも娘がお世話になってます。
先日の授業参観日での音楽発表会、娘が泣く事なく最後まで歌う事が出来て、本当に驚きました。
 初めての参観日の時みたいに、私の姿を見つけて大泣きするのではないか……
娘が大泣きして、せっかくの音楽会を台無しにしてしまったらどうしよう……
朝からそんな不安ばかり、頭をよぎっていました。
(理事長注:平常はしっかりと幼稚園生活を楽しんでいるのに、参観日などでお母さんの顔を見ると、泣き出してしまう子供もいます。何も心配ないですよ!!)
 でも幕が開いて歌が始まると、そこには一生懸命歌う娘の姿、にっこり笑って歌う姿に、主人と共々驚いていました。
こうしてお友達と一緒に楽しそうに歌えるんだ。私を見つけても泣く事なく、先生をちゃんと見てしっかり歌える様になったんだ。と思うと、涙が止まりませんでした。
 この2ヶ月で、娘自身も凄く成長したんだなぁと、嬉しく思いました。
りす組さんの発表が終わった後、居島先生が「百恵さん、大丈夫でしたね」と私に声を掛けて下さり、本当に嬉しかったです。
 そして音楽会が終わり娘を迎えに行くと、「今日は頑張りました!! いろんな先生に沢山褒めてもらいましたよ」と、新居先生がおっしゃって下さって、担任の先生だけじゃなく、沢山の先生が娘を気にかけてくれて応援してくれていたんだなと感じました。
本当に感謝しかありません。ありがとうございました。
 家に帰ったら娘が、「お母さん、今日は泣かんと頑張れたよ。音楽会楽しかった!! また歌いたい」と、口にしていました。
まさか娘からそんな言葉が聞けるとは思ってもみなかったので、本当にビックリしました!! 苦手な事を乗り越えた後に、娘自身が“楽しかった”と感じてくれた事をとても嬉しく思います。
 これから先も沢山ご迷惑をお掛けすると思いますが、引き続きご指導の程、よろしくお願い致します。

理事長注:
 前項の最後に記しましたように、その子それぞれに、成長の軌跡があります。2,3歳頃は目の前の姿に一喜一憂せずに、お母さん方はドーンと構えることが、とても大切です。
百恵さん、一つの山を越しましたね。
入園前の子育て中のお母さんの参考になると思い、掲載をお願いしました。

平成28年7月
涙が出るほど嬉しかったし その時から私は
娘の事を子ども扱いするのをやめました。
年中ばら組 寺田友希

鵜瀬先生 藤本先生へ
 以前は私から「お手伝いして」だったのが、最近、娘の方から「お手伝いしたい!!」と、言ってきてくれるようになりました。
 娘が一人で遊んでいる間に洗濯物を干していると、私の所へ来て「ゆづもやる!!」と言ってくれたので、お手伝いさせました。
「助かったわ!! さすがお姉さん!!」とほめると、「これからは ゆづに任せて、ママはゆっくり休んでいいよ」と、頼もしい言葉を言ってくれました。
そのあと、「ママはいつもみんなのお洗濯してくれているんやな!! いつもありがとう!!」
 涙が出るほど嬉しかったし、その時から私は、娘の事を子ども扱いするのをやめました。
 娘は、たまに私の話を聞いていないので叱ります。
すねて落ち込んでしまいますが、お手伝いをさせる事で、私との仲直りのきっかけになっています。
 夏休みになるので、目覚まし時計を買って、自分で起きる練習をしています。
時間も少し読めるようになってきました。
 夏休みはお手伝いもですが、自分で出来る事を増やしてやりたいです。
そして今、娘は「プールにたくさん入って、もぐる練習をしたい」とやる気マンマンです。
先生、2学期も、娘をやる気マンマンにさせてやって下さいね。

理事長注:
 とてもいい子育てをなさっていますね。
教育者の師父と言われている森信三先生が、「とにかく自分でやることを増やしていく。朝起きる事も、何かを工夫して、一人で起きるようにもっていく」と、おっしゃっています。2学期、ますますやる気マンマンになる行事がそろっていますよ。
どうぞお楽しみに!!

平成28年7月
子供が幼稚園が大好きなのが よりわかった日
年少うさぎ組 宮本裕子

川口先生 阪口先生
 いつもお世話になっております。
先日の授業参観とホールでのお歌の発表、旬のまた大きく成長した姿を見ることが出来ました。
 5月から歌の練習が始まったと思いますが、家に帰ってからもずっと口ずさむぐらいたくさん練習していました。時には布団に入って小声で練習している日も。
あのホールの舞台に立って歌うには度胸もすごくいったと思います。先生の顔をしっかり見て体を使って口を大きく開けて歌う姿には感動を覚え、又、先生に対する旬の信頼と安心感を見たように思います。こんなにも早く、息子を頼もしくみることができるとは思いませんでした。
 クラスに戻ってからも、1ヶ月前の授業参観とは違い、私が近くにいてもしっかり先生のお話を聞いて集中している姿は、私にとっては驚きでした。こんなにお兄ちゃんになったんだなと。
私も一緒に七夕竹の俳句を楽しんだ程です。
(理事長注:授業では、 「女の子 七夕竹を うちかつぎ」 という俳句の導入でした)

阪口先生が本物の竹ざおを担いで、体いっぱい使って園児たちに教える様子は、大人の私が見ても羨ましいと思う程で、帰宅後はパパの前で、旬と一緒に披露しました。
旬が幼稚園が大好きなのがよりわかった日でもありました。
先生方の日々の旬や他の園児たちへの愛情があっての成長だと思います。
多忙な中、本当に一生懸命指導して下さりありがとうございます。
夏休み、学んだ事を継続できるように頑張りたいと思います。

P.S. 6/29に目のチャンピオンという事で、はじめて出席ノートに花丸をもらえて、すごく喜んでいました。先生方が旬のやる気を引き出すため、いろいろ工夫し褒めて下さっている事に感謝です。ますます旬が成長できることを願います。

平成28年7月
私は子供に失礼なことを言っていたと気づきました
あのお誕生日会から私も変わりました
年少うさぎ組 阪口三菜美

川口先生
 いつもお世話になり、ありがとうございます。
今回も、家族が笑顔になる写真をありがとうございます。
 お誕生日会、懇談会、参観日のお礼と感想を早くお伝えしたかったのですが、遅くなってしまいました。
 どの日も、本っっっ当に楽しかったです。
お誕生日会、私は当日バスに乗せるまで
「今日は、お誕生日会できる?」「いっちゃん大丈夫?」
「大きい声出る?」と、聞いて質問攻めにしていました。
お誕生日会で一心が「はい!」返事した時、ツバメの歌を聞いた時、私は一心に失礼なことを言っていたんだと思いました。
こんなに頑張っているのに、それも楽しんでいるのに、できる? できる? と、聞き過ぎていました。
 あのお誕生日会から、私も変わりました。
いつか朝、また行きたくないと泣き出すんじゃないか?
毎日、何とか行かさなくては!
と思っていたのは、私だけだったんだと気付きました。
 入園からもうすぐ3ヶ月
一心は、毎朝、幼稚園に行くのを楽しみにしています。
 私と一心が成長することが出来たのも、先生方のご指導のお陰です。
ありがとうございました。
 お誕生日会での一心の自己紹介、一生忘れられないです。

理事長注:
 どのお母さんも、初めての子育てでは、不安・心配な点が多くあるものです。
が、子供はお母さんが心配するより、頑張っているし、楽しんでいるものです。
前にも記しましたように、その子それぞれに、成長の軌跡があります。2,3歳頃は目の前の姿に一喜一憂せずに、お母さん方はドーンと構えることが、とても大切です。
その事に気付き、「あのお誕生日会から、私も変わりました」とあったのは、すごく素敵な事でしたよ。
特に初めての子育てのお母さんの参考になると思い、掲載をお願いしました。

平成28年7月
幼稚園に入園してから ぐんぐんとお姉さんになって
心もとても優しく 相手の立場で物事を考えられるようになって
年少うさぎ組 年少うさぎ組 北浦絢子

川口先生
 いつもお世話になり、ありがとうございます。
嬉しいことがあったのでペンを執りました。先日、私が体調を崩してしまい、寝込んでしまいました。その際に、杏縫に、「とうもろこしと枝豆作ってくれる?」とお願いすると、遊んでいた途中にもかかわらず、「いいよー」と言って、作ってくれました。
 「お母さんがしんどいから、杏縫が助けてあげるんだー」とも言ってくれて、私が体調が悪くて主人に背中をさすってもらっている時も横で座って「お母さんが辛いのが悲しいの」と言って、ポロポロ涙を流していました。
 幼稚園に入園してから、ぐんぐんとお姉さんになって、心もとても優しく、相手の立場で物事を考えられるようになってきています。
これも先生のおかげです。
ありがとうございます。

理事長注:
 とても嬉しいお便りでした。
今までの家庭での育ちが下地となって、入園後のお友達との集団生活における先生のたくさんの語り掛けが、杏縫さんをして、「幼稚園に入園してから、ぐんぐんとお姉さんになって、心もとても優しく、相手の立場で物事を考えられるようになってきています。」というお母さんのお手紙につながったのでしょう。
 お母さんの体調も回復されたとのこと、よかったですね。

平成28年7月
入園してたった2ヶ月で こんなにも成長するんだな
― しっかりと誉めてもらって
子供なりに達成感を味わうことで楽しいと思えるようになり
次のやる気につながってるんだなと ―
年少きりん組 福井可菜

川上先生 中野先生
 授業参観、ありがとうございました。
入園式、5月の授業参観より、ますますたくましく成長した姿が見られて、とても感動しました。
 いつも「今日は幼稚園ある?」「ママ…すぐ帰る?」と、登園前に泣きそうになり、人前ではモジモジ内気な大翔が、あんなにも堂々とニコニコ楽しそうに歌っていて驚きでした。嬉しかったです。
 今では家でも、台に乗っては1人音楽会をしたり、テレビから流れてくる歌に合わせて自分で振りつけながら歌ったりしています。音楽会を通して、歌うことが楽しくて仕方ないようです!!
 大翔が、「川上先生に花マルもらった」と話していたのですが、しっかりと誉めてもらって、子供なりに達成感を味わうことで楽しいと思えるようになり、次のやる気につながってるんだなと改めて感じました。
 音楽会あたりから朝グズルことも減ってきて、自分から進んで用意をしたり、弟たちに「すぐ帰ってくるからね?」と言うようになりました。
先生やお友達の話も日に日に多くなりたった2ヶ月でこんなにも成長するんだなと、ご指導下さっている先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
 本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

理事長注:
 とても嬉しいお便りでした。
お子さんの初めての集団生活、お母さんもいろいろと不安があったことでしょうが、大翔さん、お友達や先生との生活の中に、新たな楽しみを見つけたようです。
 お母さんが書かれているように、まさに、しっかりと誉めてもらって、子供なりに達成感を味わうことで楽しいと思えるようになり、次のやる気につながってきたのでしょう。
やる気とともに、弟さんへの語り掛けが出来るようになり、先生や友達の話も日々多くなる、これこそ社会性の芽生えです。
これからが楽しみですね!!

平成28年7月
不安と心配ばかりだった4月の私に
安松幼稚園なら大丈夫! と 今の私から言ってやりたい
年少りす組 芝野陽子

新居先生へ
 いつも怜菜がお世話になり、ありがとうございます。
先日の参観、音楽会、どれも忘れられない大切な思い出になりました。
 入園するまでの芽生え教室でも泣いていたり、入園式でも私のそばを離れず、これで大丈夫だろうか…と、不安で不安でたまりませんでした。2日間号泣しながら登園し、3日目の朝も覚悟しながら送り出しましたが、なんと泣かずに行けました。
 先生からは、「必ず慣れますから ドーン! と構えて任せて下さい」と、あれだけ言われていたのに、心配でオロオロしていたので、泣かずに行けた事に感激でした。
 その裏では新居先生が、どんな時も笑顔で明るく楽しく迎えてくれたお陰です。私自身も、お迎えの時の新居先生のひまわりのような笑顔で、日中泣いてないかな…と不安に思っていた気持ちが吹っ飛びました。怜菜にとっても私にとっても入園という大きなハードルを越えられたのは、新居先生のおかげです。本当にありがとうございます。
 言葉も遅くて心配していましたが、入園してから一気にお話が上手になりました。私や夫の両親も、驚いています。
参観では、自分の名前が漢字で書かれているカードを見て「ハイ!」と返事をする場面があり、言葉もままならない娘には無理だろう…とあきらめていましたが、自分のカードが出てきた時はジーと見て、「ハイ!」と元気よく返事ができました。もうこれには驚きました。(理事長注:子供の実態・発達段階に基づけば、子供にとっては、平仮名より、字の形に特徴があり意味のある漢字の方が、はるかに易しいのです。)
 家ではふとした時、幼稚園で学んできた句「葉をむけば  汗かいており  柏餅」と、ぶつぶつ言っている!  入園前は、チューリップしか歌えなかったのに、他の歌もたくさん歌っている!  どれももしかするとみんな当たり前に出来る事かもしれないけれど、怜菜は出来ないかもしれない…と、私が勝手に思っていました。
 3月末生まれだから…とか、人よりゆっくりだから…とか、そんな事は大きな問題ではなく、先生方が個人個人に向き合って、その子に応じた接し方をしてくれる事で、ここまで成長するのかと驚いています。
 不安と心配ばかりだった4月の私に、安松幼稚園なら大丈夫! と、今の私から言ってやりたいです。
 音楽会でも、歌を覚えて先生の動きもまねて、本当に本当に楽しそうにしている姿が見られて、感動しました。
ここまで出来るなんて、想像もしていませんでした。
 新居先生、怜菜に関わって頂いた先生方、怜菜を信じて根気よく指導して頂きありがとうございました。まだまだ手がかかる事も多いと思いますが、今後ともよろしくお願い致します。

理事長注:
 怜菜さん、何の問題もありません。
入園後2日ほどは泣いての登園でしたが、3日目からは泣きやんでの登園。初めての集団生活に一人で入るのですから、この程度はごく当たり前。お母さんも、もうすっかり安心なされた事でしょう。集団生活に送り出す際に悩まれるお母さんが多いので、掲載をお願いしました。
子育ては、とにかくドーンと構える事です。特に幼児期にはそうでしょう。

安松幼稚園の先生方の熱意溢れるご指導を受け止め
それに応えられる子供に育てたい育ってほしいと切に願って
年少りす組 上久保加奈子

先日は楽しい音楽会を見せて頂き、ありがとうございました。
小さな身体を目いっぱい使って歌う子供達の姿は、とても可愛かったです。けれども、先生の事を一生懸命見つめる瞳には、ハッとするほどの力がありました。
 数か月前まで、何をするにも「ママと一緒がいい!!」と言って私から離れなかった我が子のことを思うと、何と逞しくなったものかと感心するばかりです。
 幼稚園に通わせて頂くようになり私からは離れたものの、今度は「お兄ちゃんと一緒がいい!!」を連発するようになりました。いつも兄の後を追いかけて、遊びもお絵かきもまねっこばかりしていました。
 そんな瑛拓が、最近お友達の話をしてくれるようになってきております。家にいる時も兄と違う遊びをしていることがあり、瑛拓も少しずつ自分の意志で行動できるようになってきたのかと、私は嬉しく思っております。
 音楽会の日も、家に帰るとおもむろに紙に色を塗り、何やら折ったり貼ったりして一心に何かを作っていました。そして出来上がった物を私に差し出して、「これ、ママが歌う時につけるお花やねん、ママにあげる。」と言いました。どうやら、お母さんコーラスの時に肩につけていたコサージュを作ってくれたようなんです。あの子なりに、音楽会の一日を特別な日と感じ、自分で考えたご褒美を私にくれたのだと思います。
 瑛拓の幼稚園生活はまだ始まったばかりです。この環境で、これから瑛拓が何を学び、どのように成長して行くのかが、とても楽しみです。
 どうか安松幼稚園の先生方の熱意溢れるご指導を、今後ともよろしくお願い申し上げます。その熱意を受け止め、それに応えられる子供に育てたい、育ってほしいと切に願っています。

理事長注:
 お子さんの発達過程がわかり、とても味わいのあるお便りでした。
安松幼稚園の先生方の熱意溢れる触れ合い・指導を、今後とも楽しみになさって下さいね。

平成28年7月
誕生会でのお祝いさんの姿勢
これは先生方の人としての在り方について
愛情深く厳しく本気の指導があってこそ
年長梅組 山内浩子

松浪先生 上木原先生へ
 いつもお世話になっております。
沢山の行事で多忙な中、素晴らしい誕生会をありがとうございました。
 最初から最後まで、誕生会さんの歌や発表の成長ぶりはもちろん、お祝いさん達の凛とした姿勢や静けさは、幼稚園ということを忘れるぐらいで、「あ?、安松幼稚園の年長さんになったんだなぁ~!」と、誇らしく思いました。
 これは家庭のしつけだけでは残念ながら出来る事ではなく、お友達との集団生活の中で、先生方の人としての在り方について、愛情深く厳しく本気の指導があってこそだと思いました。
そしてそれは親と同じか、それ以上の「想い」で、育んで頂いているおかげだと思います。

 それと、足腰が悪くて来られない祖母が、ビデオを見て涙を流しながら感激していました。そして先生方によろしくお伝えください とのことでした。
感謝いたします。
これからも、ご指導宜しくお願い致します。

理事長注:
 私も、お祝いされる園児の歌や発表に感激すると共に、お祝いする子供達の姿勢に感激しました。静かに聞いている時は静かに、拍手をしたり合いの手の発言をする時は明確にお祝いの気持ちを伝える。本当に立派だったなぁ!!
 これは平生の指導において、単に「静かにしなさい」というような形式的な指導ではなく、誕生会の意味生まれてくる命の尊さ子供を思うご家族の気持ち、そしてここまで大きく成長できたことへの感謝の気持ち そういう誕生会の本質そのものを、先生方は、子供に伝えているからこそでしょう。
そういうことを理解でき、ごく普通に振る舞うことのできる子供達、そしてそういう感謝の気持ちを子供に育んでくれた先生方に感謝します。
 最後になりましたが、お祖母さんの足腰、少しでも良くなることを念じています。

平成28年7月
我が子は「安松幼稚園に育てられた」と 声を大にして言いたい
―「ああ~、やっぱり“一生懸命”は裏切らないなぁ」
この「一生懸命」を教えて下さったのは「安松幼稚園」
幼少期に培われ身についた精神は 決して環境の変化に
流されてしまうものではないんだなと―
卒園生 吉木公美子

何年ぶりかのお手紙になります。(^o^)
安松幼稚園でお世話になった長女・美月も、もう中学1年になります。
松浪先生、諸先生方へ、中学の制服を着て進級のご挨拶に伺いたいと思いながら、長女は「陸上部」に所属し、朝は7時過ぎから『朝練』へ、放課後は19時過ぎまで練習に励み、充実した日々を過ごしておる状態で、なかなかに時間をとれず伺えない状態です。
 そんな中、今回久しぶりにお手紙させて頂きましたのは、美月が所属しています「陸上部」でとても嬉しいお話があり、是非聞いて頂きたい! という思いからです。

 田尻中学校で一番練習が厳しいと言われているのが「陸上部」です。
決して幼少期から運動が得意な方ではなかった美月は、もちろん今もそうです(笑)。
そんな中、「陸上部」に入部を決める際、「はたして自分は3年間続けられるか?」と、しばし悩んでいましたが、私はあえてここは口出しせず本人の決断を待つことにしていました。何個かの部活を体験し、陸上部を体験したその日に、入部の意志を顧問の先生に伝えてきたとの事後報告でした。
 決して運動が得意ではないのに、何で陸上部に決めたの? と聞くと、「先輩が温かかった事」そして部活を何個か体験したけど、どの部活も決して『楽』な部活はなかったと。それならどうせ『しんどい』思いをするなら『最上級を!』と思ったらしいのです。
ちなみに田尻中学校1年生で「安松幼稚園卒園生」は3人で、3人とも陸上部です(笑)。
 こうして決意をもって入部した美月は、『勉学』と『部活』の両立にとても一生懸命励んでいます。
その一生懸命故に少し故障して……少し略……大会にエントリーできない状態でした。そんな中、今週末『都市大会』があり、この大会はそんなに大きな大会ではないようですが、美月もエントリーしてもらえたようでした。そのエントリーメンバーに入れてもらえたのは、3年生の先輩方の温かい言葉があっての事だったようで、脚を痛めていてもいつもできる範囲でコツコツと休まずに練習しているから「今回は最後になってもいいから、美月をエントリーさせてあげてほしい」と、言ってもらえたようです。
 私はこの話を美月から聞いた時、「あ~、やっぱり“一生懸命”は裏切らないなぁ」と。
“一生懸命”は目に見えるもので、ちゃんと見る人は見てくれるものなんだと。
 この「一生懸命」を教えて下さったのは、「安松幼稚園」で、楽な方へ流されるのではなく、「険しくとも自分のプラスになる道を選ぶ力」を身に付けて下さったのも「安松幼稚園」だと。
 幼稚園に在園中は、「今こうして素晴らしい教育を受けていても素晴らしい環境にいるから真っ直ぐに育っているのであって、卒園して環境が変わると忘れてしまうのでは?」という思いもありましたが、やはり幼少期に培われ身についた精神は、決して環境の変化に流されてしまうものではないんだなと……。
我が子は「安松幼稚園に育てられた」と、声を大にして言いたいです。
 中学生にもなると『自己主張』もきつくなり、たまに衝突する事もありますが、子も親も「安松幼稚園に育てられています」ので、真っ直ぐに向き合えそうです。
 長々となりましたが、これからも変わらぬ先生方の「熱意ある教育」を、たくさんの子供達に伝えていって下さい。
P.S. 幼少時代に“ぽちゃぽちゃ”だった美月も、陸上部に入部して2か月ほどですが、腹筋割れてきています(笑)。
今週末の大会結果は、改めてご報告させて頂きます。

理事長注:
 とても懐かしく、6,7年前を思い出しながら、お手紙を拝見しました。
お母さんが書かれているように、幼少期に培われ身についた精神は、年月が経過してもなくなる事はありません。
温かい先輩、厳しい練習、楽の方に流されずに自分にプラスとなるものを選択する 等々、とても素敵なお便りでした。健闘を祈ります。