お母さんからのお便り

安松幼稚園の雰囲気が
よくおわかりいただけると思います

記事カテゴリ:これぞ安松幼稚園

平成28年12月1日
目力がつきました これぞ安松っ子
――安松幼稚園では普通の事が
外では それが稀で不思議で素晴らしい事――
年長梅組 山本理恵

松浪先生へ
 いつもお世話になっています。
文化発表会、お疲れ様でした。そして大きな感動をありがとうございました。
 演目のマイケルジャクソンファミリーの一員として、指先まで集中し、真っ直ぐ伸ばし、全員がそろい、カッコよかったと同時に、よく成し遂げたと、ほめたたえました。
 私が出演したのではないのですが、正直疲れました。
家に帰って、ソファーになだれこみました。(理事長注:それだけ精魂込めて参観頂いたのでしょう)このような事は、先生方・全園児に失礼ですね……。全演目に出演した気分になりました。
 一つ一つの演目に緊張し、ワクワクし、引き込まれ、大笑いし、知ってるお友達がいたら我が子のように、ガンバレよくやった! と応援し、晴太郎を見つけたら、一緒にリズムをとり、脚あげて、リズムにのってと心で叫びました。
  年少の時、初めて観た発表会では、必死に我が子だけ探して観てた気持ちとは違って、年長では余裕を持てると思っていましたが、全く私には余裕はありませんでした。
親がこんな状態なのに、子供は元気が有り余り、大舞台が終わったのに、舞台から見たお客様や私達を見つけた時の話をしていました。
 脱帽です。立派になりました。
この余裕は、毎日の練習の積み重ね・体に染み込むまで覚え、ふとした時に思い出し、乗り移ったかのように急に踊り出し、歌い始めたり、ここまでの成長過程が見え、舞台慣れし積極性が出て、自分を表現出来るまでとなり、嬉しく思っております。
 年長の歌になって、空気が変わりました。
場内の息遣いが止まったかのように、全ての人が松浪先生に集中し、歌が始まり、私はぞくぞくしました。全員が先生を目で追って離さず、力強く歌い、圧巻でした。

 晴太郎が、春休みに肺炎で入院した時、診察後、先生に言われた事がありました。
「僕は小児科で仕事をして30年近くになり、何百人と診察しましたが、聴診器を当てている最中に、僕から視線をそらさない子は初めてです。
職業がら子供の目を見て様子を診るので、僕から視線をはずした事がなく、必ず子供の方が下を向いていましたが、初めて負けました。しんどいはずの子供が、これだけの目力で見続けるのは難しい事です。何をされてるんですか?」と聞かれ、
「安松幼稚園に通っているだけです」と応えると、「それだけ!?」と、疑われ驚かれた事を思い出しました。
――安松幼稚園では普通の事が、外では、それが稀で不思議で素晴らしい事――
ある教室で体験が終わり、入会申込書を提出すると、先生に「やはり安松幼稚園でしたか。」と、態度・取り組み・挨拶などほめられた事。
 幼稚園生活で、普通に先生から指導してもらい身に付けた事が、本人にとって当たり前の事が、一歩幼稚園から出ると当たり前ではなく、ほめられ、すごい事だと感じ、晴太郎自身の誇りになり自信にもなって、心の宝となって成長している。
 この文化発表会では、小柄なりにも、自信いっぱい胸を張り、大きく大きく見え成長し、少年へ近づいているのだと実感も出来る充実した時間となりました。
 選曲も最高です。感動する曲で終わると予想してました。
こうきたかっ!!って、思っちゃいました。
これが音楽!! その通り!!
 今年も完成度の高いモノを作られた先生方の力、ご苦労、情熱、子供達を通じて感じとる事が出来ました。本当にありがとうございました。

理事長注:
 後半部分については、多くのお医者さんから、次のような話を、よくお聞きします。
「診察していて、安松幼稚園の子供とすぐに分る事が多い。まずは泣かない。自分の為にしてくれているという事を理解し、痛くても我慢する力がある。そして終わったら、自然にお礼を言ってくれる。目に力がある……等々」
お手紙を含めて、とても嬉しい事です。

卒園して12年
安松幼稚園に入れて良かったなと改めて思い
卒園して12年 日根野谷まりあ さんのお母さん 日根野谷あずさ

安松幼稚園 園長先生はじめ諸先生方
 早いもので、園を卒園して12年が過ぎました。
娘は、卒園してから今まで通っていたピアノ教室を、この度一つの区切りとして辞める事になりました。
 園に通っている頃は何度もお礼のお手紙を書いていましたが、12年たった今、感謝の気持ちをお伝えしたく、私の気持ちが先生方に伝わる事を願いつつ。このお手紙を書きました。
 娘も、高1になる息子も、素直で真っ直ぐ成長しました。
もちろん幼稚園に通わせていた頃も日々成長でしたが、娘が高3に、息子が高1になった今、改めて、安松幼稚園に入れて良かったなと実感しています。
 挨拶が身に付くように教えて頂き、思春期真っ只中の今も、知っている人に会えば、きちんと挨拶しています。この事は、幼稚園の時のお母さんから「いつもきちっと挨拶してくれるのよ」と、教えてもらって、とても嬉しく思っています。
 行事で教わった集中力
夏休みの宿題や課題などのおかげで、コツコツと、何事もやり遂げる力が付きました。
小学校に入ってからも、家に帰るとまず宿題をしてから遊ぶという習慣がつきました。
中学でも、園で養われた集中力のおかげで、授業中集中していたので、塾に通うことなく、高校へ進学することが出来ました。
本当に、この「やる時はやるという精神」を教えて頂いたお陰です。
 音楽会・運動会・発表会と、先生方の熱心なご指導のおかげで、根気・やる気が、身に付きました。
うちの子供達は、習い事など自分に与えられた事は、一度も途中でやめると言ったことはなく、自分の目標を立てて達成するまで努力したのです。
 私は、そういう子供達を、とても尊敬しています。(理事長注:素晴らしいですね。私も敬意を払います!!)
そういう頑張る力を付けて下さった安松幼稚園の先生方には、とても感謝しています。
ピアノ教室も、目標とするところまで、続ける事が出来ました。
幼稚園時代から今まで、本当にお世話になりました。
感謝の気持ちを込めて……。