理事長エッセイ
先生の熱意と指導力が安松幼稚園の誇り
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安松幼稚園が考える教育の本道
安松幼稚園は、毎年10名を超える教育実習生を、各大学から預かります。
この6月も三つの大学から6名を預かったのですが、その中の「実習の所感」を紹介しましょう。
その学生は、年少うさぎ組の川口先生の指導を受けました。赤字・赤線は、川口先生の添削です。
実習の所感
私にとって今回の実習は、2回生で初めての実習で、最後の幼稚園実習でした。
(理事長注:1回生の時に、既に幼稚園実習と保育所実習を経験しています)
●実習1日目で子供たちを見て思ったことは、けじめがすごくある子供たちだということです。
・マイクで「止まりましょう」という先生の言葉があれば、
何をしていてもその場に止まって、先生の話を聞く姿勢に入る
・授業を受けている時は、きちっと座って立ち上がる子供がいないなど、
年長だけではなく、年中・年少もできていたのですごく驚きました。
特に年少さんは、入園してまだ2ヶ月しか経っていないのにも関わらず、遊びと授業のけじめがしっかりとあり、先生の言ったことをしっかりと守れていたので、三歳だから出来ないというのではなく、三歳でもきちんとした教育を行えば出来るようになるということが分かりました。
そして出来るようになるためには、先生の指導が本当に大切だということがわかりました。
●他に子供たちを見て思ったことは、喧嘩や揉め事が少ないということと、年長さんが年少さんのことを、すごく可愛がっているということです。
年長さんが、「○○さん、遊ぼう」と言い、年少さんの手を取って仲良く遊ぶ様子を毎日のように目にしました。
それを見て、安松幼稚園の子どもは優しく,思いやりがあると思いました。
●私が今回の実習で学べたことは、
・歌唱指導のある時期において、ストップモーションを入れることの大切さ
・子供は、真似をする天才だということ等です。
先生方の反省会(互いに思っていることを包みかくさずはっきりと言う)に参加させて頂いたこともとても勉強になりました。
●これからの私への課題は、
・初日から笑顔で、大きな声で、元気よく
・子供たちをもっと褒めること
・そして実習に対して積極的になることです。
次に実習に行くときは、安松幼稚園で学べたことを最大限に活かし、実習に積極的になり多くのことを経験したいと思います。
二週間、実習させて頂き、ありがとうございました。
以上が、ある実習生の所感と、指導教官である川口先生のコメントでした。
保育所、幼稚園含めて、三つ目の実習だったとのことですが、安松幼稚園の特徴を捉えていましたので、ここに紹介しました。