理事長エッセイ
先生の熱意と指導力が安松幼稚園の誇り
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卒園児のお母さんからのお手紙
――― これぞ安松幼稚園 ―――
● 心 の つ ぶ や き (年長桃組 石井基子)
ひとりの園児をすべての先生方で見守る幼稚園、
学年の違う先生までが子供の名前を知っており、保護者の顔まで一致するのに驚いて、園に足を運ぶ度に感動の涙をもらい、
園児の一生懸命は先生の一生懸命そのもの(運動会でも子供のビデオを撮っていたつもりが、いつの間にか鼓隊指揮の先生にビデオが向いて・・)、
素晴らしい歌唱指導に絵画指導、
しかも上手いのは一人二人でなく皆上手い、
ひとりひとりの力を最大限まで伸ばしてくださる跳び箱にマラソンのご指導(「今日は10周目走らせてくれた!」と、音を上げるどころか喜んでいるのにも驚き)、
安松幼稚園独特の教育論に感激し、
完璧な給食に食育、
大人が見ていても面白くてうっとりする授業、
誕生会の独唱の堂々たる姿、
おじぎ一つにしても全然違う、
生活発表会の笑い泣きするほどの演技力、
挨拶の声も大きく、
ふと気づくと子供は「あいうえお」
どころか漢字まで読めるようになり、お手紙ごっこに益々書きたい・伝えたい気持ちが育って(ご多忙の中、有難うございました)、
俳句に心の詩、
幼児教育ひとつでこんなに変わるなんて・・。
しかもやらされているのではなく、楽しみながらやっている・・。
ここは本当に幼稚園なのだろうか・・、小学校?! と思う日。
学校の質は先生の質。
きれいな安松カラーに染めていただき、ここでの躾・教育は一生の財産です!
そして素敵なお写真まで沢山残して下さり、
夢のようなお泊まり会の思い出、
卒園後も お楽しみ登山にお彼岸の機会まで、
文章がまとまらないほど 素晴しさが溢れ出して止まらない幼稚園。
最高の喜びは、この幼稚園に出会えたこと。
最高に悲しいのは、そばにいると思うだけで心強かった素敵な先生方とのお別れ・・
(これからそんな素晴らしい先生方のご指導抜きに元気一杯の男の子、私、子育て大丈夫かしら・・笑)。
●安松幼稚園は何事も真っ直ぐで真剣なんだ (年長桜組 井谷恭子)
三年間、本当にお世話になりました。
三年間、色々な体験をさせて頂いて、本当に感謝しております。
2月26日の50m走の記録会の時、安井先生が峻哉を「真っ直ぐ向いて走れ!!」と叱って頂いた時は、はがゆい思いがこちらにも伝わって来ました。
安松幼稚園は適当ではなく、これなんだ。何事も真っ直ぐなんだ。真剣なんだと思いました。
真剣にぶつかるからこそ、はがゆく思うし、適当にやっていたら、はがゆく思うはずもないのです。この真っ直ぐな精神をいつまでも忘れたくないです。
ホールで安井先生のお話を聞く度に、日常での小さい悩みや迷いがなくなり、いつも軌道修正して頂いていました。これからホールでのお話も聞けなくなり、どうやって軌道修正していこうか不安にもなりますが、今は、命の大切さ、今ある命はずっと昔から続いている命で、今は自分の番……そのお話を聞いた時、今ここに自分がいる理由が、わかったような気がしました。
一日一日が与えられているという事。
明日の保証なんてひとかけらもないという事。
だから一生懸命、その日を生きる事が大切だという事。
安松幼稚園の園児達の頑張り
先生方の頑張り と 安井先生のホールでのお話を通して、
命の大切さ、持っている力をすべて出し切る大切さを教えて頂きました。
これからも一日一日無駄にする事なく、昨日よりも今日、今日よりも明日と、子供と一緒に成長していきたいです。
上の子が4年前、卒園する時に、「安松小学校があればいいのにね……」というお話を聞いた事があります。
私も、今、その心境です。
なにとぞ、ご健康にご留意下さり、ますますご活躍いただきますよう、今後の安松幼稚園のご繁栄を心よりお祈り致しております。
ありがとうございました。
安松幼稚園の考える教育の根本
①
教育とは、子どもの周りから困難や障害を取り除くのではなく、それらを乗り越えていく力をつけることである。
②
その為には、子供一人一人の発達段階にあった負荷をかけることが必要である。
③
先生の子供への真剣な関わり そして 先生と子供との心からの触れ合いが
子供の力を引き出す。
留意点
※
教育の神髄は「子どもに教えこむ」のではなく、「子どもから引き出す」ことにある。
※
子供を根気強く見守ることが大切で、周りの大人がすぐに手を出してはいけない。
●昨年(平成24年6月末)のお楽しみ音楽会の後に、年長桜組・高橋さんから頂いたお便りが、上記のことをズバッと指摘されていたので、最後に紹介します。
……少し略……
顔がぐちゃぐちゃになるくらい感動しました。
先生が真剣だから子供達も真剣!
先生が元気いっぱいだから子供達も元気いっぱい!
先生が笑顔だから子供達もニコニコ笑顔!
親と子の関係もそうですよね、改めて気付かされました。